指揮者紹介

玉置勝彦 Katsuhiko Tamaki, conductor laureate

玉置勝彦
 コンセール21管弦楽団 桂冠名誉指揮者。1960年東京芸術大学を卒業、東京交響楽団に入団。1962年芸大専攻科修了。同大学講師となる。その後読売日本交響楽団に入団、芸大講師を辞職。 独奏、室内楽の分野でも、リサイタル、放送等で活躍。1966年渡独、ニュルンベルグ交響楽団第一主席ヴィオラ奏者となり、その後ニュルンベルグ市立歌劇場メンバーとなる。 ヴィオラをG.シュミット氏に、ヴァイオリンをW.シュタフォンハーゲン氏に師事。1970年東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者となる。1973年同交響楽団を退団。
 指揮法を故渡邉暁雄氏に師事し、東京エラート室内管弦楽団、コンソートフィルハーモニックアンサンブル、コンセール21管弦楽団指揮者をつとめる。また、日本フィルハーモニー交響楽団、 東京都交響楽団、東京交響楽団、東京メトロポリタン室内アンサンブル等に客演指揮。この他、東京アマデウス管弦楽団の指導を30年にわたり行った。
 一方、ヴァイオリン、ヴィオラの教師として数多くの職業演奏家およびアマチュア演奏家の育成に努力している。そのほか、東京大学音楽部管弦楽団の指導を18年にわたって行った。 1992年ウィーン楽友協会主催による東京アマデウス管弦楽団公演をウィーン・ムジークフェラインザールにおいて指揮。
 1995年、ミュンヘン・ゲルストナープラッツ歌劇場第一コンサートマスター、アルフレッド・ショッパー氏、カルルスルーエ歌劇場主席チェリスト、デトマール・テツラフ氏、 東京芸大ピアノ科教授、小林仁氏らと室内楽グループ「ニュールンベルグ・ムジーク・コレーゲン」を結成。指揮活動と平行し、ヴィオラ奏者としての演奏活動に復帰、国内演奏旅行で各地にて公演。 この後もドイツ・オーストリアに於ける同グループによる演奏旅行や、お茶の水のカザルスホールでの演奏会と続けて好評を博している。
 1991年9月よりコンセール21管弦楽団音楽監督に就任。かねてより病気療養中のところ、2014年7月20日第47回定期演奏会にて、アンコールでブラームス交響曲第4番3楽章を指揮。同年9月21日永眠。
(注:当該経歴はWikipediaに引用された。)

藤崎 凡 Bon Fujisaki, conductor

藤崎凡
 コンセール21管弦楽団 指揮者。慶應義塾大学文学部卒業後、桐朋学園大学オーケストラ研究生(指揮専攻)修了。指揮を秋山和慶、小澤征爾、尾高忠明、高階正光、J・フルネの各氏に、ピアノを池田素子氏にそれぞれ師事。
 1989年、アメリカのタングルウッド・ミュージックセンターでL・バーンスタイン、K・マズア、G・マイヤーのクラスで研鑽を積んだ。帰国後は全国のオーケストラ、吹奏楽団、コーラスと数多くのコンサートを行う一方、洗足学園音楽大学(オーケストラ、吹奏楽、オペラ)エリザベト音楽大学(オーケストラ、指揮法)の講師として教育の分野でも活躍。小学校、中学校、高等学校の合奏指導も多数行っている。
 2012年4月から2019年3月まで、45名の吹奏楽団と15名のカラーガードから成る警視庁音楽隊第8代隊長として、定期演奏会や日比谷公園で春秋に毎週行われる水曜コンサート、都内の学校でのスクールコンサート、インドネシア・シンガポール・ベトナム・ミャンマー・タイでの国際交流演奏など、年間130回に及ぶ同隊のコンサートのほとんどを指揮した。
 コンセール21管弦楽団の指揮者として1992年2月の第3回定期演奏会から長年に渡って合計20回以上の定期演奏会を指揮している。
 日本吹奏楽指導者協会、日本指揮者協会会員。

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