くだもの栽培(食いしん坊ばんざい)


沢山の果実収穫を夢みた果樹を中心にした裏庭づくりです。

手間の少ない果樹の選定と考察

カキ
日本の自然風土にマッチする果物。害虫も比較的少なく、多収穫が可能なので、外せない。おいしいと評判の太秋という品種を通販で購入。他に次郎カキを植えつける。
3年で実をつけた太秋の味はサクサクとした食感と甘さがあり、絶品だった。
ミカン

常緑樹。3年でミカンの木は大きくなったが実をつけない。木の成長が落ち着いた頃、実をつけてほしいものだ。アゲハ蝶の幼虫以外は害虫はいなかった。温州みかんと寒い地方で作れるスイートスプリングを植えつける。
アーモンド
物珍しさで植えつけてみた。日本の気候風土にマッチして丈夫。花がきれい。
害虫(毛虫)も今のところ少ない。異品種で受粉するため、桃やスモモを植えつける事で結実。実は硬い殻がある為、中身の収穫は面倒であった。
スモモ 異品種で受粉すると実がつきやすい為、2品種必要(品種により自家受粉可)。サンタローザと大石早生を植えつける。2年で実をつけたが、本格的な収穫はこれからのようだ。害虫(毛虫)も今のところいない。
ブルーベリー
酸性土壌でよく育つ為、植え付けにはピートモスが必須。暖地でも育て易いラビットアイ系、冷涼地向きのハイブッシュ系があり、系統毎に異品種で受粉する。今のところ病害虫は皆無。根が浅く、乾燥に弱いとの事。
地植えでラビットアイ系2品種、鉢植えでハイブッシュ系2品種を栽培中。2年で結実した。
ブラックベリー

今のところ病害虫は皆無。成長力には驚かされる。挿し木で簡単に増やせた。実はこれから期待。
手間要らず。
ジューンベリー
春のきれいな白花、初夏のみごとな新緑と赤く房なりに実った果実の収穫、秋の紅葉という事で、シンボルツリーにするべく、玄関先に株立ちに仕立てた。今のところ病害虫は皆無。庭木としてもおすすめの一品。
サクランボ
栽培が容易で暖地でも育つ暖地桜桃を植えつけた。この品種は、自家受粉できるので、一本でも実をつけることができたが、実は小粒だった。収穫時に鳥に食べられてしまったが残念。木の成長が早いので、選定が必須。実を沢山つけるには、垂直な枝を横に誘引し、木に負荷を与えた方が良いようだ。
味の良い佐藤錦等は、手間がかかるので、家庭では鉢植えの方が、管理が容易で実がつき易いようだ。そこで、鉢植えで、佐藤錦とナポレオンをツイストにして植えつけた。鉢植えだと移動が楽なので、収穫時に雨があたり、実が落下するのを避ける事ができる。
サクランボを暖地で栽培すると、木の成長が凄く、実がつきにくいので、根を抑え、枝木を抑える(ツイストさせる)鉢栽培をする事で、実がつき易くなるようだ。害虫(毛虫)は、見つけ次第捕殺している。
個人的好みで植えつけたが、手間は少なくなかった。
ビワ
常緑樹。茂木と田中を植えつけた。実は摘果して大きく育てたい。3年で茂木が実をつけたが、収穫が早かったせいか、酸っぱかった。今のところ病害虫は皆無。食べた種をまいてみたが、簡単に発芽した。種からの苗は気長に見守りたい。実を付けるには、10年以上かかりそうだ。
種から育った木の一部は接木する予定。
イチジク
地植えと鉢植えそれぞれ植えつけた。コンパクトに仕立てる方法として、鉢植えでは地面に平行に枝を誘引する一文字仕立てを、地植えでは十文字に仕立てている。鉢植えは夏場の水切れに注意が必要。一品種で実がなる。鉢植えでは2年でそこそこ実をつける事ができた。
フェイジョア


トロピカルフルーツなのに、寒さに強い。たまたま売っていたのが自家受粉しない品種であった。植えつけてみたが、このままでは実を付けそうにない。(後でもう1品種。)しかし、常緑樹で花がきれいだという事で、庭木としてもおすすめできそうだ。今のところ病害虫は皆無。
クリ
実をつけるには、2品種必要。丹沢と筑波を植えつけて、2年目で実をつけた。成長は早い。家庭で木を低く育てるには、大胆な選定が必要なようだ。
ヤマモモ

常緑樹。実をつけるにはオス・メス木必要。今のところ病害虫は皆無。
ブドウ
棚を作る余裕がなかったので、鉢植えであんどんに仕立てて栽培中。一年目に枝を伸ばし、2年目に実をつけ始めた。栽培品種は巨峰。一品種で実がなる。
キウイ

実をつけるには、オス・メス木必要。種から育てたので、どれがオス・メス木か分からない。花が咲くまで観察してみようと思う。
パイナップル
食べたパイナップルを挿し木にして、簡単に根がついた。観葉植物として気長に栽培中。
冬場は室内にとりこんでいるが、実は当分付きそうにない。
月桂樹
常緑樹。庭木として植えつけた。
アロエ
観葉植物としてアロエベラを育成中。

その他の果樹(モモやナシは好物だが)は、病害虫を考慮して栽培を見合わせている。
鉢栽培でコンパクトに管理すれば可能だと思うが、少量の収穫でこれ以上手間をかけたくなかった。


鉢栽培の工夫

@鉢栽培では水やりが大変なので、なるべく大きく、風の影響を受けにくい安定した形の鉢に植えつけている。

木の大きさに見合った鉢のサイズでないと、根腐れする可能性がある。しかし、過湿に弱い果樹以外であれば、水はけを良くすれば、大きな鉢の方が水やりの手間が少ない。観葉植物でこれをやると、すぐ根腐れしてしまうので、人には薦められないのだが。

A鉢栽培では水の蒸発を減らす為、根元にウッドチップや、枯れ葉等でマルチングしている。水はね防止にもなる。

B一部ではあるが、安く大きな鉢を手に入れる為、100円ショップで丈夫で大きなゴミ箱を手に入れ、底にドリルで穴を開けて鉢として利用している。しかし、以前あった、ゴミ箱が、最近入手出来なくなってしまった。

      
 100円ショップの鉢    

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