手間を掛けない庭づくり        

ガーデニングとは一般的に手間暇掛けるのが楽しみですが、面倒くさい事が苦手な私には向いていないようです。
早く庭が欲しい私の自己流庭づくりの記録です。

現状 元が駐車場であった為、石だらけで粘土質。出来る限り石を取り除くがきりがない。

2001.8 簡易な庭づくりの着工 

@家の外観からイメージし、庭のデザインを決定

芝とコニファーを中心とした洋風ガーデンに決定。将来の可能性(駐車スペース)を残した設計を考えた。
A取りあえず通路と玄関先に部分的に人工芝を敷き、緑を演出する
草を取り、砂を入れた上に人工芝を敷く。自己流緑の通路が出来上がる。
人工芝の結合に手間取った。


考察
お金がかからない・水はけがよく歩きやすい・草が生えない(粒状除草剤と併用)で手間が少ない・周囲の芝とマッチする 以上の点で、砂利をひかない自己流緑の通路ができあがった。今ではメンテナンスが楽で役立っている。
表の通路(玄関先はレンガ敷き)と裏の通路(人工芝)でバランスは良いと私は思っている。
B花壇の設置

石を出来る限り除きスコップで耕す。 腐葉土と新しい土を入れ耕す。

考察 
苦労した割に石が残ってしまった。既存の土を出来るだけ取り除いた上で、腐葉土と新しい土を入れて耕したほうがよかったようだ。砂利を含んだ土はスコップが入らないので、雨上がりの日に苦労して耕す。
花壇の設置後、猫のふんに悩まされてしまった。

猫のふん対策
市販の猫よけスプレーを使用するが効果なし。猫の行動を観察すると、決まった通り道があるようだ。きれいな土があれば通り道の決まった場所にふんをする。そのため、
@猫の決まった通り道を変えるように工夫した。(ちょっとおどかす&道をふさぐ)
A木酢液と猫よけスプレーの強烈な匂いで猫の行動パターンを一時的に変えるようにした。
B花壇の土をマルチング(腐葉土や枯れ草等で隠す)した。
現在は上記対策の結果、猫のふんに悩まされなくなった。
C花壇のポイントに花と木で植栽する。

イメージにあった種類の植木を間隔を考えて植栽。花は毎年咲く宿根草中心。

考察
常緑樹と落葉樹のバランスや木の成長を考えた。また、日差し(西日)に弱い植木の場所に注意した。
目隠し効果を考えたが、まだ木が小さい為効果なし。気長に数年待つことにする。
木と木の間のスペースに毎年咲く宿根草を植える。ちょっと寂しかったのでひまわりの種を蒔く。
  
最終的に植えた木の種類(2001秋〜2002春)
ハナミズキ、キンモクセイ、シャラ(夏椿)、椿、サザンカ、モクレン(白)、ムクゲサルスベリ、サンシュ、サツキ、ツツジ、ヤマボウシ、カエデ、ドウダンツツジ、レッドロビン、月桂樹、シャクナゲ、モッコウバラ、ツルバラ、クレマチス、コニファー(ゴールドクレスト、スリムゴールド、ヨーロッパゴールド、エレガンテシマ、ラインゴールド、エメラルド等)
どれも小さい(安い)ので手間はかからなかった。しかし、目立たない。メリハリをつける為、玄関先は大きな木を植えたかったのだが・・・。
                 
Dラティスを購入し、目隠しとしてフェンスに飾る。

前の駐車場は出入りが激しい為、庭でくつろげない。また、道路から丸見え。
180×90cmのラティス14枚を設置することにした。購入は通販で手間要らず。送料と合わせても2万円位で安かった。最低5年もってくれれば良しと思い設置した。
ラティスで雰囲気が変わったので、目隠しを兼ね、つる性植物を絡ませることにした。ポイントに、つるバラ、クレマチス、ジャスミン、ノウゼンカズラを植え、これからの成長に期待するが、まだ小さい。手っ取り早く1、2年目はアサガオを絡ませる。アサガオは成長が早く、伸びすぎてしまった。

  
Eラティスにハンギングで花を飾る。

後々水やりに苦労(一日1回)するが、映えるポイントなので5,6個設置する。
パンジーで6ヶ月(冬、秋、春)、ペチュニアで6ヶ月(春、夏、秋)。植え替えの少ない、花もちの長い種類で飾る。
なるべく手間をかけないように鉢→プランタ→花壇→直植を優先したかったが、映えるポイントなので納得。
植えるスペースがあれば、鉢うえを極力減らし、水遣りを少なくしたかったのだが...。

  
F玄関周辺に芝を張る。

取りあえず見栄えを考え、玄関周辺に芝を張ることにした。玄関周辺は冬でも緑が引き立つ西洋芝に決定。管理できる範囲で部分的に芝を張ることにした。
硬い土は花壇の設置で懲りたので、耕さず、表面に土を入れる(数cm)だけで、芝の種を蒔く。後は水遣り。雨の降る前に蒔いたので水遣りは少しで済んだ。自己流で楽な方法を試みたが、芝は生えてくれた。(通常は20cm位耕す)

感想
西洋芝は生長が早いので、高麗芝に比べ、メンテナンスが大変になってしまった。(幸か不幸か玄関周辺以外に種が流れ、芝が広がってしまった。玄関周辺以外は成長の遅い高麗芝にしたかったのだが...。)

考察
・土質は不良だが、日当たりが抜群の為、手間をかけずに西洋芝が広がったようだ。

・結果的に土質不良が幸いして? 西洋芝の割には芝の成長がある程度抑えられているようだ。

・西洋芝は草のごとく成長するので、神経質に考えなければ刈り込みを草と一緒に刈ったほうがメンテナンスは楽。(草の種類によっては個別に除去が必要だが、西洋芝を草の一種と考えた自己流な刈り込み方法)。
もっとも、芝を立入り禁止にする人には受け入れられない発想だと思うのだが...。

  
Gテラス周辺に木を植える。

当初、土を入れ替えなければ庭は難しいと言われたが、私的には可能だと判断し、あえてそのままにした。
そこで、木を植える場所に根周りの数倍に穴を掘り、堆肥、肥料、新しい土を入れて植栽する。土の購入費用が思ったよりかかったが、植木は順調に生育している。
H果物のなる木を植える

数年後の楽しみの為、まずは植えることにした。害虫の比較的つかない木を選択。
裏の空きスペースは果樹園を計画。

カキ、みかん、さくらんぼ、ビワ、アーモンドを植えつけた。翌2003年に栗、イチジク、プラム、ブルーベリー、ブラックベリー、フェイジョア、鉢でブドウ、サクランボ(ツイスト栽培)を植え付けた。
      


実が成るまで期間があるので、一年でなる野菜としてトマト、エダマメ、スイカ、トウモロコシを手間をなるべくかけないで栽培する事にする。 (2003年栽培予定)

          
I木の成長を待ってつぎのステップへと気長に待つことにする。

庭と花 写真   コマ送り動画

2001/夏〜秋  写真1 写真2 写真3 

2002/春     写真1 写真2 写真3 写真4 写真5 写真6 写真7 写真8 写真9 写真10

2002/夏     写真1 写真2 写真3 写真4 写真5 写真6 写真7 写真8 写真9

2002/冬     写真1 写真2 写真3 写真4 写真5

2003/春     写真1 写真2

2003/夏     写真1 写真2 写真3 写真4 写真5 写真6

2003/秋     写真1

2004/春     写真1

2004/夏     写真1 写真2

庭で撮った写真(壁紙サイズ)

 アゲハ蝶 1024x768            モンシロ蝶1 1024x768         モンシロ蝶2 1024x768
            


 アサガオ 1024x768            ヒマワリ 1024x768            ツバキ 1024x768
            


 クレマチス 1024x768           シャクナゲ 1024x768
       


           くだもの栽培      野菜          




 
  2004.2.7