マイホーム計画
設計&設備の考察(私がこだわったポイント)
マイホームとは住む人が自己満足できればよろしいのではないでしょうか。
設計編
住宅構造と住宅メーカー (騒音 断熱)
線路に面し、電車の騒音が気になる立地条件を考え、防音優先で、住宅メーカーを決定。
こだわったポイント | |
・防音、断熱 | |
・デザイン | |
・木造 or 鉄骨 | |
・価格 | |
・信頼性 | |
・設計の自由度 |
感想と考察
・最終的に防音を中心に考え、デザインが気に入ったメーカーがヘ−べ○ハウスであった。
外壁のヘーベル板(気泡構造)と窓のペアガラスにより、室内の遮音、断熱効果を実現。
建て替えでなかったので木造建築と比較はできなかったが、窓を閉めた状態の1階で音はそんなに気にならなかった。
2階では、線路に面した部屋で音は気になるが、我慢できる範囲であった。
当初2重サッシを部分的に考えていたが、予算と扱いが面倒なことから断念したが、騒音対策で問題はなかった。
・外壁のヘーベル板は見た目も重厚で、性能(防音、断熱効果)も気にいったが、塗装が唯一のネックと思われる。
雨、風、日光等から外壁を守る為、当然塗装が必要であるが、15年に一度の再塗装(推奨)では、足場の設置等で、出費がかかる。タイル等他の比較的メンテナンスが少ない外壁に比べてメンテナンスで不利?
・木造も気に入っていたのだが、立地条件等から、軽量鉄骨を選択した。部屋の造りは思った以上に頑丈。軽量鉄骨では、建物の加重が木造に比べ重い為、地盤によっては木造建築で対象とならなかった地盤強化が必要な場合がある。また、価格は割高。私の家は地盤強化で思わぬ出費となってしまった。(ちなみに地盤調査費は無料であったので地盤に問題があれば、他の木造建築メーカーに乗り換えることも可能)
・信頼性については定期点検作業もあり、不備があれば即改修してくれ、大手住宅メーカーとして、十分信頼できる対応であった。
・自由設計が可能なので、自分で設計した納得の家を建てることができた。
一覧
写真1 写真2 写真3 写真4 写真5 写真6 写真7 写真8
設備編
設備の感想と考察
家庭内配線(ホームLAN) | |
太陽光発電 照明 シャッター カーテン 窓 浴室テレビ ウッドデッキ |
入居後の重大トラブル
2001.8
@車庫の段差用に設置した物(5m位につなげた)が、集中豪雨で道路が川のようになり、30m程流されてしまった。帰宅後気がつかなかったが、前の家の人が(端によせて)教えてくれた。こんなに大掛かりに設置したものが、流されるとは考えもしなかった。知らない間に交通の妨げとなり、事故でも起きたらと思うとぞっとした。
考察 コンクリートでない軽いタイプ(強化プラスチック)であり、水に浮く性質に問題があった。 それぞれはボルトで接続されているので、3点を固定することを考えた。車の乗り入れに耐えられるには丈夫な素材であること。また、固定設置でなくある程度緩み(力の分散)を考えた設置方法を検討した。その結果、 対策 車庫の道路よりの場所にドリルで穴を開け、そこにコンクリート用のネジとアンカを入れ、強度のあるステンレスワイヤー(30cm位の長さで緩み設計)で3点それぞれを固定(圧着)した。 感想 取り付けの為に安いドリルを購入(後で何かの役に立てばと思う)し、コンクリート用の刃で穴あけを試みるが、なかなか穴があかない。穴をあけるのに大変苦労した。 ワイヤー取り付け後、こまめなチェックが必要となったが、その後の危機を幾度か乗り切ることができ、ほっとしている。 |
2001.10
Aエアコンが効かなくなった。
住宅メーカー関連工事で既存のエアコン(3年使用)を取り外して簡易清掃後、新居に取り付けてもらった。しかし、冷房を使用すると、フィルターが凍り始め、水が漏れるようになった。TVに水が...。しかも冷えなくなった。夏場は少し効いたので何とか乗り切れたが秋になってまったく冷えなくなった。暖房も効かなかった。
感想
住宅関連の取り付け部門の人に見てもらうが、水の配管に問題がないとの事。フィルターの裏側にカビ等の目づまりが原因して水が垂れるのではないか。本格清掃で直るかもしれないという説明を受けた。清掃は取り外して分解するので3万円位かかるというが・・・・。そもそも取り付け工事の金額が高かった(数万円)のに、清掃して直らなかったら金の無駄使いではないか。はじめから新品を買ったほうが安く済んだ?説明した故障原因に納得できなかったので結局そのままにした。 住宅関連工事は割高だと思った。
対策1
取りあえず市販でフィルター清掃用品(泡でカビをとる)が格安に売っていたので、エアコンを養生して、清掃する。清掃後の洗浄液は黒く汚れていたので、3年間の汚れはきれいになったようだ。しかし冷えない。
対策2
エアコン本体故障なのか、エアコンのガスが無くなったのか、どちらかと思い、家電メーカーに修理を依頼した。
(本体の故障であれば、修理費を考えて新品エアコンの購入もやむ終えないと考えた。)
修理部門の人は各ポイントにガス圧を測定しながら、切り分けて原因を調査した。
故障原因はエアコン用ポンプ取り付けネジが破損し、その穴から、ガスが少しづつ漏れたのが原因であった。(エアコンの取り付けが原因?)正常なネジで固定し、ガスを注入(5万円)して回復した。 金額は仕方ないと自分に言い聞かせた。
冷たい空気を全身に浴びることができ、一安心。
2001.12
Bオーニングテントが中途半端にねじれて開いたままとなり、格納できなくなった。
住宅メーカーの修理部門の人が修理してくれ、テントの開閉ができるようになった。
初期に調整がしっかりできていなかったのが、原因だった。
2002.1
CホームLAN配線(ISDNダイアルアップルータ使用)にしたのだが、入居時はパソコンが無かった為LANの正常性はチェックできなかった。その後パソコンを購入するとインターネット接続(ISDNルータ接続)ができない。
対策と考察
パソコン(自分で購入)、ルーター(自分で購入)、配線(住宅メーカー関連業者)のいずれかが原因と思われたが、私の設定ミスかもしれなかったので、パソコン → ルーター → 配線 と順番にチェックする事にした。
パソコンの設定を何度も確認するが、原因が見当たらない。取りあえず電話網(モデム接続)で設定してインターネット接続を試みると接続OK。インターネットで情報収集するも解決できず。
電話相談してもなかなかつながらず、つながっても適切な説明はなかった。電話相談とはパソコン初心者対応窓口のように見受けられた(私もパソコン初心者だが)。
ルーターの設定ができなっかったのでルータが原因でないかと疑った。ルータの設定スイッチを初期設定してもダメ。ルーター設定ウイザードはwin98対応(古い)であったので、手動でデータを設定するが、ルーターにアクセスできなっかった。winXPに対応しているのか疑うが不明。電話相談では、はっきりとした答えが得られなかった。
配線の付け線ミスの可能性があったが、ルータ側の付け線が見えなかった(本格的に取り外し、バラさないと見えない)。
10BASEケーブルのストレート配線が、施工時にクロスケーブルに付け線ミスした可能性も考え、パソコンへの接続ケーブルにクロスケーブルを調達して接続する。しかし接続NG。つながらなかった。
最終手段として、パソコンをISDNルータに直接接続して原因を切り分けた。直接接続した結果、インターネット接続OKとなり、配線に問題がある事が判った。
自分で配線パターンを直そうと思ったが、コネクタ圧着式であり、一度外すと再接続できないタイプであったので、施工業者に配線を正規に直してもらった。やっとダイアルアップルーター経由(LAN接続)でインターネット接続が出来るようになった。
感想
・故障切分けの為、一度設置したパソコン(デスクトップ)機器を移動(1Fから2F押入れの情報分電パネル)したのが、大変面倒であった。
・各部屋のすべての配線が同じパターンで間違っていた。間違い方が特殊(微妙にずれていた)だったので、パソコン上の接続ではつなっがっている様に表示され、原因調査に手間取った。
・入居後、パソコン購入(20年後かもしれない)するまで配線ミスが分からないのは大問題だと思った。施工後の正常性確認は必要ではないか。
・購入が別々(パソコン、ルーター、施工)であると修理をトータルで依頼できず、結局購入者に負担がかかってしまう。私は原因調査を自分でしたが、普通の購入者は途方に暮れるのではないかと思った。
2002.8
D雷により停電する。今時4時間の長期停電。風呂にも入れず暑さで憔悴(当日の昼38℃)。
感想
夏場の4時間(9時30分〜1時30分)という長期停電は、いつ回復するか見通せず、暑さで眠れない。
おまけに風呂がガス湯沸しにも関わらず、操作パネルが電気配線である為沸かせない。使えるのは水道だけ。
全ての製品(電気以外)が電気に依存しているのを実感した。夏場のクーラーのない生活は厳しかった。
外を眺めると停電はこの一帯だけで離れた所では電気が点灯している。送電線の一部がやられた様だが、情報が何も入らなかった。暑さの為、車で涼んでる人がいたが、時は朝の1時。回復の見通しがない。明日は仕事なのに....。
暑い中の停電で、一番役にたったのは懐中電灯とウチワであった。
2002.12
E床暖房(ガス)、浴室乾燥機(ガス)が突然使用できなくなった。
感想
・入居前に上記の場合の対応説明はなかったので、取扱説明書を読む。そしてガス関連装置を止めて表示パネルを点検するが異常は診あたらなかった。寒い中、屋外設置装置を点検し、電源コンセントのON−OFFを実行するが、回復しなかった。
取扱説明書から推測し、トラブルの原因が、屋外設置装置の暖房水不足と思ったが、水の補給でよいのか専用水なのか、又は補給すると更に状態が悪化してしまわないか不安であった。お風呂(ガス湯沸し)は異常なかったので、焦る事もないと思い修理を依頼した。
原因はやはり暖房水不足であった。水(寒冷地は専用水)の補給で回復した。定期的に補給が必要らしいので、入居前にその辺の説明がほしかった。
・故障対応に3日待たされた。お風呂が使用できなければ、自分で水を入れていたと思う。電話で故障内容を説明し、水を入れてよいか聞いてみたが、技術知識は持ち合わせていなかった。(日程調整だけであった。)
2002.12
F浴室のジェットバスが突然使用できなくなった。
感想
・床暖房が直って2日後に突然動作しなくなった。この年末にこんなに故障するとは・・・・。
直る見込みがなく、修理を依頼するしかなかった。
・物品を取り寄せて、翌年1月に使用できるようになった。部品不良が原因。
2003.11
Gエアコンがまた効かなくなった。
暖房を使用すると、今度は温風が出なくなった。前回のガス漏れ箇所が完全に塞がっていなかった?ようだと判断したが、トラブルの多いエアコンをこの際、買い換える事にした。(7年使用は短すぎるのだが)
感想
新しいエアコンを使用した感想は、温風が旧エアコンに比べ格段に暖かく、部屋の暖まる時間が断然早くなった。(同じ12畳用だが、旧エアコンのボロさを改めて感じた。ガスファンヒータとの併用を考えていたが不要となった。)
7年前と比べ高熱費が約3〜4割省エネになる様なので、この冬の電気代に注目したいと思う。
窓を開けない(外の騒音)生活スタイルである為、空気換気機能があるエアコンを購入した。その他にも、除菌イオン・マイナスイオンで快適な部屋になればと期待したい。
2003.12
HホームLANのルータをADSLに変更した。
ADSL用ルータを購入し、ISDN用ルータから取り替える事にした。
感想
今時、常時接続が当たり前であり、ISDNダイアルアップルータも2年使用したので取替える事にした。
回線をISDNからダイアル接続に戻したので、「電話+インターネット+プロバイダー」のト−タル料金は大体同じぐらいだと思う。(もっとはやく出来たのだが...)
天井近くにある集中配線盤では、取付けられているISDN用ルータがしっかり固定されすぎて、取り外しが困難であった。ADSL用ルータを横に設置して、配線だけ切り替えた。
2004.1
I浴室のジェットバスがまた使用できなくなった。
感想
・物品取替え修理後、1年で故障するとは....。
もろすぎる。 来年の冬も故障するのだろうか? 半ばあきれてしまった。
・前回と同じ故障で、物品を取り寄せて使用できるようになった。
新築後、多少の修理はつきもののようだ。(上記以外、壁紙の一部はがれ、窓の調整、フローリングの一部取替え等、細かな補修が数多くあった。)
しかし、住宅メーカーのトラブル対応は素早く、丁寧であった。トラブルも対応の良さで、我慢することができた。
昨日
今日
2004.2.7