0歳教育関係へ

2歳から童話が読める

すべてのことは、親をまねて育つことが基本です。
スタインバーグの本を手がかりに、子育てしましょう。


[2歳から童話が読める]その内容

1 文字に親しむ 第一段階 
 [第一段階遊び例1・基本] 指さしゲーム:29p
 [第一段階遊び例2・基本] カードつけゲーム1:31p
 [第一段階遊び例3・基本] カードつけゲーム2:33p
 [第一段階遊び例4・基本] カード取りゲーム:35p
 [第一段階遊び例5・基本] 文字比べゲーム1:37p
 [第一段階遊び例6・基本] 文字比べゲーム2:39p
 [第一段階遊び例7・基本] 文字比べゲーム3:41p
 [第一段階遊び例8・基本] 文字比べゲーム4:43p
 [第一段階遊び例9・応用] 絵と文字の比べゲーム:45p
 [第一段階遊び例10・応用] 絵サイコロゲーム:47p
 [第一段階遊び例11・応用] 顔パスルゲーム:49p
 [第一段階遊び例12・応用] 言葉釣りゲーム:51p
 [第一段階遊び例13・応用] 絵本の修正:53p
 [第一段階遊び例14・応用] 手作り絵本1:55p
 [第一段階遊び例15・応用] 手作り絵本2:57p
 [第一段階遊び例16・応用] 本読みゲーム1:59p
 [第一段階遊び例17・応用] 本読みゲーム2:61p
 [第一段階遊び例18・応用] 本読みゲーム3:63p
 [第一段階遊び例19・応用] テストゲーム:65p
2 文字を読む 第二段階 
 [第二段階遊び例1・基本] 言葉探しゲーム:81p
 [第二段階遊び例2・基本] カードつけゲーム:83p
 [第二段階遊び例3・応用] 絵サイコロゲーム:85p
 [第二段階遊び例4・応用] ひっくり返しゲーム:87p
 [第二段階遊び例5・応用] 顔パスルゲーム:89p
 [第二段階遊び例6・応用] 言葉釣りゲーム:91p
 [第二段階遊び例7・応用] 買い物ゲーム:93p
 [第二段階遊び例8・基本] お部屋文字合わせゲーム:95p
 [第二段階遊び例9・基本] お好みカード作り:97p
 [第二段階遊び例10・基本] 動詞、形容詞のカード作り:99p
 [第二段階遊び例11・応用] 絵本ゲーム:101p
 [第二段階遊び例12・応用] 文字カルタゲーム:103p
 [第二段階遊び例13・応用] ボーリング、ビンゴゲーム:105p
 [第二段階遊び例14・応用] テストゲーム1:107p
 [第二段階遊び例15・応用] テストゲーム2:109p
3 文章を読む 第三段階 
 [第三段階遊び例1・基本] 文カード作り:121p
 [第三段階遊び例2・基本] 文字合わせゲーム:123p
 [第三段階遊び例3・基本] つけ・はずしゲーム:125p
 [第三段階遊び例4・基本] 読みのゲーム:127p
 [第三段階遊び例5・基本] カード選びゲーム1:129p
 [第三段階遊び例6・応用] カード選びゲーム2:131p
 [第三段階遊び例7・応用] アクションゲーム:133p
 [第三段階遊び例8・基本] 本でするゲーム1:135p
 [第三段階遊び例9・応用] 本でするゲーム2:137p
4 本を読む 第四段階 
 [第四段階遊び例1・基本] 手作り絵本:148p
 [第四段階遊び例2・基本] 本読みゲーム:149p
 [第四段階遊び例3・基本] 文章指さしゲーム:151p
 [第四段階遊び例4・応用] カードバラバラゲーム:153p
 [第四段階遊び例5・基本] お話カード探しゲーム:155p
 [第四段階遊び例6・応用] 子どもが読むゲーム:157p
 [第四段階遊び例7・応用] 黙読の練習:159p

1 文字に親しむ  第一段階 《“ER式名札づけ”で子どもに文字への関心が育つ》

 ☆ER法で教える時間は、こま切れでも1日合計、15分でよい。
  ERとは Early Readingの略で、早期読書教育のことです。
 ☆子どもに本を読ませるには、四つのステップを踏んでいく。
  第一段階 文字の形に親しむ
  第二段階 単語を読む
  第三段階 句や文章を読む
  第四段階 本を読む
 ☆ER法第一段階の目的は、文字を子どもに慣れ親しませること
 ☆子どもができるだけ多くの言葉に触れられるような“環境作り”“機会作り”を
  する。
  子どもは家の中で「テーブル」「椅子」「冷蔵庫」など自分の生活に密接な関係
  のあるものに囲まれて暮らしています。これらのものに、それぞれ文字カードを
  取りつけて、折りに触れて文字をさしながら読み上げてやるのです。
 ☆親の温かい目が、子どもの知的成長を早める。
  家庭と保育園での実験
  1日15分、まったく同じカリキュラムで指導した2年間の結果
  家庭で両親に教えてもらった子どものほうが、保育園でER法を受けた子どもた
  ちより、はるかに良い成績をあげた。
 ☆始める前の夜に、部屋の中にあるもの15個くらいに「名札」をつける。
  ・貼り直し自由のサクラクレパス販売の「タック・スティック」がよい
  ・目の高さ、同じ物には同じ名札を取りつけるとよい。
 ☆文字カードの大きさ
         18■
                   6■


  ・マジックで書く
  ・色はグレーとかベージュがよい。白でもよい。(ビデオの場合、色が鮮明)
 ☆カード遊びは、楽しく。
  ・カードを破損しても叱らず、予備カードを使う。
  ・ニコニコ子どもに接し、叱らず
  ・答えを要求せず
  ・出来たら思いっきり褒める。
  ・おだて けなし はよくない。
[第一段階遊び例1・基本] 指さしゲーム:29p
              あせらず、くらべず、くりかえす
              しからず、ためさず、みとめてやる
              そうそう そのとおりよ できたわねぇ
              テレビ
[第一段階遊び例2・基本] カードつけゲーム1:31p
              ちがったわね(明るく)  楽しく
              そのとおりよ(明るく)  焦らず比べず繰り返す
              できたわね (明るく)
              こたつ
[第一段階遊び例3・基本] カードつけゲーム2:33p
              さあ、もとのところはどこかな
[第一段階遊び例4・基本] カード取りゲーム:35p
              ママに本のカードを持ってきてちょうだい
              今度はもとに戻しましょうね
[第一段階遊び例5・基本] 文字比べゲーム1:37p
              同じ、ね
              違う、ね
[第一段階遊び例6・基本] 文字比べゲーム2:39p
              さあ、これをテレビのところへ持っていってごらん
              同じ
              違う
[第一段階遊び例7・基本] 文字比べゲーム3:41p
              どっち
              そう、同じ、だね、襖、襖
[第一段階遊び例8・基本] 文字比べゲーム4:43p
              パパがやったように、やってごらん
[第一段階遊び例9・応用] 絵と文字の比べゲーム:45p
              同じね、電話、電話
[第一段階遊び例10・応用] 絵サイコロゲーム:47p
               さあ、何が出るかな・・・猫だ!
               どのカードかな これは違うね
               これは? 同じだね、猫、猫
[第一段階遊び例11・応用] 顔パスルゲーム:49p
               さあこれは何かな、目
[第一段階遊び例12・応用] 言葉釣りゲーム:51p
               単語は絵の裏に書いておくとよいでしょう
               りんごを釣ってちょうだい
               釣れた、同じだね、りんご、りんご
[第一段階遊び例13・応用] 絵本の修正:53p
               文字の修正
[第一段階遊び例14・応用] 手作り絵本1:55p
               写真の本
[第一段階遊び例15・応用] 手作り絵本2:57p
               切抜き、手書き、ストーリー性をもたせる
[第一段階遊び例16・応用] 本読みゲーム1:59p
               指差し遊び、親子リピート
[第一段階遊び例17・応用] 本読みゲーム2:61p
               カードと合わせる
[第一段階遊び例18・応用] 本読みゲーム3:63p
               2枚のカードを用意し、合わせる
[第一段階遊び例19・応用] テストゲーム:65p
               テレビはどっち?
 ☆第一段階に要する時間
  *子どもによって異なる。
  *1週間の子もあるし、8週間の子もある。
   『焦らず、比べず、繰り返す』
   正しいものに出会い、子どもはすべて吸収しながら、知的構造を構築する。
  *「子どもは集中力に欠ける」という考え方は正しくない。
   「子どもは集中する時間が短い」という考え方が正しい。
   それは、子どもは「瞬時のパターン認識」が特徴であり、
   ER法に入る年齢までの『マトリックス構造』の差異が、第一段階に要する時
   間の差異となって現れていると考えることが正しい。
2 文字を読む 第二段階《“ER式サイコロゲーム”などで自然に文字を覚える》

 ☆第二段階では、書かれた文字が、どのようなモノを表しているかを教える。
  ・第二段階では、50個程度の単語が読めるようになるのを目標とする。
  ・名詞、動詞、形容詞など50個の単語
  ・記録をとっておく。
 ☆第一段階で扱った単語からスタートする。
  ・具体性に書ける「この」「です」という言葉は、第二段階では取りあげない。
  ・子どもが興味をもった言葉は、カード化して読んでやる。
 ☆新しく教える言葉は、身近かな子どものわかるもの、喜ぶものだけに絞る。
 ☆“遊び感覚”の教え方が最適
  ・お遊び感覚で楽しく導入すること
 ☆子どもには無理強いはせず、飽きたら別の遊びを与えることがコツ
[第二段階遊び例1・基本] 言葉探しゲーム:81p
              この部屋のどこかにあるのよね
              もっと、すみっこのほうかな
[第二段階遊び例2・基本] カードつけゲーム:83p
              さて、これは何処のカードかな?
[第二段階遊び例3・応用] 絵サイコロゲーム:85p
              ひっくり返し絵カードを裏にして、子どもの前におく
              さいころを転がさせ、表にでた絵を子どもにいわせる
              絵を意味する文字を、ひっくり返し絵カードから選ば
              せる
              絵と、さいころに出た絵が合えば、新たに転がす
[第二段階遊び例4・応用] ひっくり返しゲーム:87p
              文字カードと絵カードを合わせるゲーム
[第二段階遊び例5・応用] 顔パスルゲーム:89p
              顔の部分と文字カード合わせのゲーム
[第二段階遊び例6・応用] 言葉釣りゲーム:91p
              やり方は90pを参考にする
[第二段階遊び例7・応用] 買い物ゲーム:93p
              文字カードを使ったお店やさんごっこ
[第二段階遊び例8・基本] お部屋文字合わせゲーム:95p
              さてと、テレビはどうれ?
[第二段階遊び例9・基本] お好みカード作り:97p
              カードの内容を豊かにするゲーム
[第二段階遊び例10・基本] 動詞、形容詞のカード作り:99p
               子どもに出来そうな動作をやらせ、動詞カードを作
               り読ませる
               身近なものから形容詞カードを作り、読ませる
[第二段階遊び例11・応用] 絵本ゲーム:101p
               絵本の絵と文字カード合わせのゲーム
[第二段階遊び例12・応用] 文字カルタゲーム:103p
               百人一首ゲームと同じ
[第二段階遊び例13・応用] ボーリング、ビンゴゲーム:105p
               やり方は104pを参考にする
[第二段階遊び例14・応用] テストゲーム1:107p
               これはなに?
[第二段階遊び例15・応用] テストゲーム2:109p
               片言の子どもに
 ☆第二段階終了のめやす
  ・次の50語をマスター(読めるか、見分けられる)
   名詞  30語
   動詞  10語
   形容詞 10語

3 文章を読む 第三段階《“ER式アクションゲーム”などで、子どもの「読む               力」が知らずにアップ》

☆第三段階の目的は、子どもが2語以上の単語からなっている句や文章を、すらす
 ら理解しながら読めるようになることです。
・ここで大事なことは、句や文章のちがいといった“形”のことではなく、その句
 や文章が、子どもが興味を抱くことのできるものであるかどうかということです
・最初の段階で使う句や文章は、必ず今までに習得した50の名詞、動詞、形容詞
 を含んだものに絞ること。
・動詞、形容詞の活用は進めていって構いません。
・句や文章の読みと並行して、単語の語彙を増やす作業は続けます。
・「教材カード」の作成は、なるべく子どもの意見を取り入れて、親子で一緒につ 
 くるようにします。
・すでに読めるようになった句や文章が、だいたい10から15ほど読めるように
 なったら、今度は、まだ子どもの読めない単語を文章や句の中に取り入れてやり
 ます。
 やり方は以下の通りです。
 たとえば「猫」という単語しか読めない子に「猫が飛びついた」という文カード 
 を与えるとします。急にレベルが上がったよように見えますが、じつは、そうむ 
 ずかしいことではありません。「猫」という文字カードに「飛びついた」という 
 文字カードを加えただけのことなのですから。「猫が飛びついた」の文カードを 
 与えると同時に「飛びついた」という文字カードを別に作って与え、このカード 
 を使い、第二段階での単語遊びをやって「飛びついた」をマスターし「猫が飛び 
 ついた」を理解させるわけです。
 この調子で、句や文章に新しい単語が使われるたびに、すぐにその言葉の文字カ 
 ードを追加していきます。さらに進んで、まだ読めない単語を2つ3つと追加し 
 て文章を作っていきます。たとえば、「犬」しか読めない子に「あの男の子が犬 
 にアイスクリームをあげた」という文カードを与えることもできます。この場合 
 は「男の子」「あげた」「アイスクリーム」の3つの文字カードを作り、それぞ 
 れ第二段階の単語遊びでマスターさせ、それを組み合わせるのです。
・新しい句や文を作る場合は、原則として、少なくとも読める単語が最低1つは含 
 まれているものにします。
・「てにをは」などの助詞は、文章の一部として間接的に教える。 
・あかちゃん言葉は使わない。
[第三段階遊び例1・基本] 文カード作り:121p
              まず、ここで使う「文カード」を作ります。子どもと
              話し合いながら、子どもが直接見聞きしたことを、そ
              のまま「文カード」にしていきます。
              たとえば、子どもが読める文字カード「冷蔵庫」を一
              枚渡し、「冷蔵庫の中に何がある?」「ケーキ」「そ
              うね、それじゃ『冷蔵庫の中にケーキがある』と書き
              ましょう」といって、「文カード」を作ります。
[第三段階遊び例2・基本] 文字合わせゲーム:123p
              「文カード」と「文字カード」を合わせます。
              ■「文カード」の下に「文字カード」を順番に並べま
               す。
              ■まず、親がそれぞれの文字カードを指して読みあげ
               ます。
              ■子どもに、■と同じこしをさせます。
              ■カードの順番を並べかえ、指を指しながら読み上げ
               ます。
              ■子どもにも■と同じことをさせます。
              ■「文カード」を指で指しながら読み上げます。
              ■子どもにも■と同じことをさせます。
              親と子どもが、交互に同じように読んでいくのがポイ
              ント
[第三段階遊び例3・基本] つけ・はずしゲーム:125p
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
[第三段階遊び例4・基本] 読みのゲーム:127p
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
[第三段階遊び例5・基本] カード選びゲーム1:129p
              最初は3枚以内の「文カード」から始めた方がいい。
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
[第三段階遊び例6・応用] カード選びゲーム2:131p
              最初は3枚以内の「文カード」から始めた方がいい。
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
              ・初めに親が「文カード」を一通り読む。
              ・次に「えーと、これはなんと書いてあるの?」
[第三段階遊び例7・応用] アクションゲーム:133p
              子どもの動きをカードにする。
[第三段階遊び例8・基本] 本でするゲーム1:135p
              私製本、市販本へ「文カード」を添付して使う。
[第三段階遊び例9・応用] 本でするゲーム2:137p
              区切り読み、自然読み、
              カードによる文構成
 ☆お遊びの後に、復習チェックする。
 ・復習チェック法
  既習カードを何枚か用意して子どもに渡し、こちらの指定する一枚を選ばせる方
  法があるし、
  子どもの持っているカードの中から一枚を抜き取って、それになんと書いてある
  か読ませる方法もある。
 ・親が読みあげるのも、子どもが読みあげるのも、自然なテンポでおこなう。
 ☆第三段階終了のめやす
 ・30位の文や句ができればいい。

4 本を読む 第四段階《“ER式手づくり絵本”で、子どもは本に夢中になる》

☆第四段階目的は、子どもの能力レベルに合った物語を自分一人で読める力をつけ
 ることにある。
・この段階でも、本読みと並行して、個々の単語や文章の学習はある程度続けたほ 
 うがよいでしょう。
 既習の語句や文章も、折りにふれて復習します。
・個々の文章ではなく、二つ以上の文が意味的につながるところに本読みの一番の 
 特徴があります。
・本読みに先立って
 本の中の語句や文章のカードで遊ぶことから始めたい。ある程度、本を読むこと
 に慣れてきたら、こうしたカードを使う必要はありませんが、最初の段階では、
 本の文章をカード化して、カード文による学習を先行させておくとよいでしょう
・本読みの学習に使う本は、市販本でも私製本でも結構です。
 本を選ぶ場合は、子どもが今いちばん興味を持っている内容を扱い、かつ語彙や 
 文章は子どもが聞いて理解できるもの、子どもが読めるもの、であることが大切 
 です。
[第四段階遊び例1・基本] 手作り絵本:148p
              子どもの体験を、オリジナル絵本に
              たとえば
              「お話写真集」「手書きの絵本」
              『○○ちゃんのお食事』
              『○○ちゃんの一日』
              『○○ちゃんの川遊び』
              『○○ちゃんの散歩』
              『○○ちゃんの□□見学』など
[第四段階遊び例2・基本] 本読みゲーム:149p
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
[第四段階遊び例3・基本] 文章指さしゲーム:151p
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
[第四段階遊び例4・応用] カードバラバラゲーム:153p
              「お話カード」を作ると、絵なしでも子どもは読める
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
[第四段階遊び例5・基本] お話カード探しゲーム:155p
              「お話カード」のかるたとり
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
[第四段階遊び例6・応用] 子どもが読むゲーム:157p
              「お母さんに本を読んでくれる?」 一人読み
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
[第四段階遊び例7・応用] 黙読の練習:159p
              やり方、<教え方のポイント>を参照する。
              ・短時間でも毎日練習すると黙読できるようになる。
              ・「指をささないでね」の黙読も可能になる。
              このとき、両手で本を持つようにさせるのも一方法
☆文字を書くことは強いず、書かせるなら身近にあることから。たとえば、日記を
 つけること、買い物リスト、メモなどから始めるのがよいでしょう。

5 本好きな子は、頭もよくなる…ER法をよりよく知るために

☆第5章を読んでの感想
・ER法実践の経緯が紹介されており、とてもよい参考となる。
・「ER法を始めるのは、生後24ヵ月ごろが最適」(198p)とあるが、これ 
 は一般的な考え方といえるし、それはそれでもよい。
・しかし、「ER法を始めるには、ある程度、子どもに理解力がついてくるまで待 
 つ必要があるといえます」とあるが、この考えが実は問題であるといえる。
 このために、ジツコ・スセディックやグレン・ドーマン、或いは、ジョセフ・チ 
 ルトン・ピアスの考え方を注意深く読み取る必要がある。
・ER法が基本的にだいじにしている“身近な言葉を遊びの中で身につけていく” 
 という考えは、素晴らしい考え方である。
 特に、それらを具体的に
    [第○段階遊び例○○・基本(応用)] 
 として紹介している内容は、子育ての絶好の資料でもある。
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