0歳教育関係へ
あんよの前までの才能教育
<6〜7ヵ月から1歳まで>
<スセディック方法とあわせていきましょう>
[ 1 足裏刺激、ハイハイ、指遊びで脳を活性化させます ]
[ 2 漢字カード、名前カードを増やしていきます ]
[ 3 絵本の繰り返し読みが、若い脳を成長させます ]
[ 4 赤ちゃんにハサミやクレヨンを持たせる ]
[ 5 童謡も赤ちゃんの才能教育に最適の教材 ]
[ 6 散歩は絶好の学習チャンス、戸外でカード遊びを! ]
[ 7 指先は「第二の脳」です、どんどん使わせましょう ]
[ 8 テレビを教材にするなら、お母さんと二人で ]
[ 1 足裏刺激、ハイハイ、指遊びで脳を活性化させます ]
☆急激に知恵づきがよくなってくる時期です
お母さんからもらった免疫力も少しずつ衰えはじめ、かぜをひいたり病気
になったりするのも、この時期です。そんな時には、ゆったりと休んで、カ
ード遊びも才能教育も無理にはやらない。いろいろなことをどんどん吸収す
る時期ですから、積極的にチャレンジしてみましょう。
☆足の裏への刺激は脳の神経を刺激します。
☆ハイハイは、たくさんの酸素を脳へ送り込みます。
ハイハイの時期は赤ちゃんの脳の発育にとって、とても大切な時期です。
グレン・ドーマン博士のところでは、障害児はこのハイハイを毎日かなら
ずやらされます。立てるようになってもハイハイは日課に入れてあります。
肺を強くし、呼吸を深くし、脳にたくさんの酸素を送りこむようにするため
です。
歩行器はやめましょう。ハイハイの時は、靴下ははかせません。
「よく走れたわね」
「とてもじょうずなハイハイね」
ほめてあげること。
☆指遊びは、お母さんがやりやすい知能訓練
子どもの目の前に指を出して動かしてみせます。掴めるようになると、今
度は自分の口にもっていって、しゃぶりはじめます。
この時「ゆび」「ゆび」とゆっくり教えます。「指」と書いた漢字カード
と、指の絵を絵がいたカードを交互に見せます。漢字カードの裏に指の絵を
描いておくのもよいでしょう。
こうして赤ちゃんの体の各部分の漢字カードを見せて、赤ちゃんの体、お
母さんの体を使って教えていきます。
[ 2 漢字カード、名前カードを増やしていきます ]
☆幼い頭脳には「木」よりも「椿」のほうが覚えやすい
バターン認識による(井深 大「0歳」その他に多く解説されている)
☆「冷蔵庫」「洗濯機」「壁」などに名前カードを貼りましょう
[ 3 絵本の繰り返し読みが、若い脳を成長させます ]
☆赤ちゃんのお気に入りの絵本を繰り返し読んであげましょう
6ヵ月になったら、絵本の読み聞かせをしてください。
赤ちゃんも6ヵ月になると、直ぐ目をそらしてしまう本と、じいーっと見
ているお気に入りの本が出てきます。文字カード遊びなどを続けているお母
さんなら、赤ちゃんの微妙な心の動きを感じとることができるはずです。
最初はお気に入りの本を繰り返し読んであげます。お昼寝のとき、夜、ネ
ンネのときなどがよいでしょう。お母さんの優しい声と大好きなお話は、赤
ちゃんの心にグングンしみとおっていき、安定した情緒を作ると共に、脳に
はとてもよい成長の源となります。
同じ本を繰り返し読むことは、赤ちゃんの集中力を養う土台となります。
そして『快』という感覚は、赤ちゃんにとっては何ものにも代えがたいもの
です。
☆赤ちゃんにとって、おもしろい本とは?
何回も繰り返し聞きたい本、あるいは見たい本がいい本です。
絵本は固い製本となっているものを選ぶことが大切です。この時期は破っ
てしまいますから、固くてしっかりしたものがいいです。
☆ひらがな文絵本は、漢字まじり文に作りかえます
「むかし、うさぎとかめが、はしるきょうそうをしました」
↓
「昔、兎と亀が、走る競争をしました」
☆絵本は、原典を逸脱していないものを選ぶ
絵本を買ってきたら、難しい表現と思われる部分を書きかえ、ひらがな部
分は漢字に書きかえます。漢字まじり文は、絵本のひらがな文字部分へ貼り
つけます。
[ 4 赤ちゃんにハサミやクレヨンを持たせる ]
☆“切る”という機能だけにとらわれず、まず持たせます
☆クレヨン遊びのなかでも、漢字カードを活用しましょう
もちろん、この時期はなぐり書きです。大きな紙を与えて、自由に書かせ
ます。今は水性のクレヨンがありますから、床にはみだしてしまっても、直
ぐに消せます。
色を教えるにもいい時期です。漢字カードも併用します。
[ 5 童謡も赤ちゃんの才能教育に最適の教材 ]
☆早期才能教育の面で、多くの要素が含まれています
童謡ほど赤ちゃんの才能教育に最適な教材はありません。
☆漢字まじり文で、オリジナル童謡絵本を作る
片ページに漢字まじりの歌詞を書き(マジックで大きく楷書で)、片ペー
ジに絵本や歌の本から、歌詞に合った絵を切り抜いて貼りつけるだけです。
大きめの厚紙で作るとよいでしょう。(文字は、5×5cm)
☆童謡絵本遊びには、赤ちゃんは確実に反応する
赤ちゃんが喜ぶからといって、やりすぎはよしありません。赤ちゃんが疲
れる前にやめることが大切です。
0歳児で1日やってもらった才能教育は、8歳になって1週間やっても追
いつかないのです。それほど赤ちゃん時代は吸収がよく、10倍以上の効果
がありますので、ぜひ、やってみてください。
[ 6 散歩は絶好の学習チャンス、戸外でカード遊びを! ]
☆赤ちゃんが散歩好きなのは、学習したがっているからです
ずっしりと重くなりますが、赤ちゃんに話しかけれる抱っこスタイルがい
い。野の花、道草、草むらの虫、ちょうちょ、あお虫、とんぼ、なんでもよ
い、あかちゃんに話しかけてください。
☆自然の状況に合わせて、歌を歌ってください。(予定に組んでおくとよい)
☆散歩のとき、かならず1回は4行詩を口ずさんでください。
4行詩を作るには、次のことを知っているといいでしょう。
イ ・ 天候、明暗、寒暖、風の有無、時、距離、空、雲、
・ 山、川、草、木、鳥、虫、花、
・ 色、形、大小、数、量、比較、
・ 形容詞、副詞、感嘆文、疑問文
ロ ・ 目を閉じて感ずること (耳)
・ 目に見えるもの (目)
・ 臭ってくるもの (鼻)
・ 味がわかるもの (舌)
・ 肌で感ずること (皮膚)
お話をするつもりで、見えるもの、聞こえるもの、肌に感ずるものなどで
組み立てて、詩を作ってください。
赤ちゃんの様子によって、4行詩からだんだんと行数を増やしていくとい
い。お母さん自身とともに、赤ちゃんの美的感覚とすてきな表現力をしらず
しらずのうちに育てて参ります。
※ 「有線放送 0歳教育」の70頁参照
☆人見知りは知能が発達した証拠、じょうずに導いてあげましょう
「こんにちは。ほら、八百屋のおばさんよ。いつも○○ちゃんにおいしい
トマトを売ってくれるのよ」
「きれいなお姉さんでしょう。大きくなったら遊んでもらいましょうね」
「おとなりのおじいちゃんですよ」
など、簡単な言葉で構いません。上手に導いてあげましょう。
・ ・ ・
「まあ、この子ったら、人見知りでイヤンなっちゃうわ」
「人の顔を見ると、子の子は泣くんですよ」
など、否定的な言葉は決して言わないことが大切です。赤ちゃんを一人前
として考え、いつも、よいほうに方向づける言葉使いをしてください。
☆散歩には、紙とマジックを持っていって、カード遊びをしましょう
道端や公園で石を拾ったら、「石」とマジックで書いて「いし」と教えま
す。
「砂」「ブランコ」「水道」「蟻」「蝶」「鳩」など、「虫」「木」
「鳥」のように抽象的なものより、そのものズバリの名前の漢字にします。
赤ちゃんの興味を示すものについては、このように「カード」に書いて教え
ていきます。
[ 7 指先は「第二の脳」です、どんどん使わせましょう ]
☆小さなものをつまんで楽しむのは、脳への刺激があるからです。
☆いたずらは、赤ちゃんの知能の発育にとても有効です
赤ちゃん専用の引き出しを用意してあげ、そこには、出して遊べるものを
入れておきましょう。ガラクタでいいのです。スプーン、フィルムのから、
ちいさな鍋のふたなどに赤ちゃんは興味をもつようです。
☆あかちゃんの握っているものを、泣かせないで取りあげる方法
音の出るおもちゃなどを、頭の上でならし、「あーら、何だろう」と声を
かけます。赤ちゃんが興味を移し、上をむいたら、だんだん目の前に下ろし
ます。手を出したときにそれを渡し、もう一方に持っているものを取ります。
[ 8 テレビを教材にするなら、お母さんと二人で ]
☆赤ちゃん一人だけにテレビを見せるのは、よくないことです
8ヵ月ころになると、幼児番組を見てキャッキャツと喜びます。喜ぶとい
うのは、それだけ吸収はしますが、それには対話が必要なんです。お母さん
が話しかけることが、才能教育の土台です。『ひらけ!ポンキッキ』や『お
母さんといっしょ』を見せるのなら、一緒になって歌ったり、話しかけたり
してほしいものです。
ビデオがあれば、幼児番組はビデオにとって、お母さんが暇なときに一緒
に見て、お相手をしてあげることが大切です。
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