0歳教育関係へ

一日のカリキュラム
<スセディックの胎内教育法>
<日々の計画の部分ですから大変重要な準備事項>


[ 1 言葉がけ(話して教えるもの) ]
[ 2 躾(話したり行動で教えるもの) ]
[ 3 日本語関係のもの(見せて教えるもの) ]
[ 4 英語関係のもの(見せて教えるもの) ]
[ 5 数学関係のもの(見せて教えるもの) ]
[ 6 音楽関係のもの(聞いたり歌ったりするもの) ]
[ 7 一緒に読み聞かせるもの ]
[ 8 一緒にお遊びするもの ]
[ 9 一緒に運動してあげるもの ]
[ 10 自然関係のもの(話したり見せたりするもの) ]
[ 11 歴史文化関係のもの(話したり見せたりするもの) ]
[ 12 散歩に出たときの作詩(話したり見せたりするもの) ]
[ 13 線書き(練習するもの)(えんぴつ、クレヨンなど) ]
[ 14 一日のカリキュラム(計画し実践するもの) ]

[ 1 言葉がけ(話して教えるもの) ]

  生活のすべて(一人前の人として対処する=すべて真似る)

  a.挨拶(・おはようございます・こんにちは・こんばんは・さようなら
      ・おやすみなさい・その他)
  b.食事(・いただきます・いただきました・その他)
  c.洗面での説明    d.食事での説明    e.用便での説明
  f.運動での説明    g.お遊びでの説明   h.掃除での説明
  i.家の中での説明   j.絵本での説明    k用事での説明
  l.仕事での説明    m.音楽での説明    n.戸外での説明
  o.自然の説明     p.植物での説明    q.動物での説明
  r.文化面の説明    s.おとぎ話      t.ものまね遊び
  u.ちえ遊び      v.お歌を一緒に    w.お遊び一緒に
  w.その他
※この言葉がけは、子どもの才能教育のなかで、一番大事になることです。
 ここで気をつけたいことを、次にあげます。
 @ 自分の価値判断を押しつけず、事実のみを与えること。
 A いつも明るく、たのしく言葉がけをすること。
 B 子どもの主張を、積極的に受けとめること。
※ お母さんは、つねに子どもにとって宇宙です。マトリックスです。
※ 子どもの主張を、積極的に受けとめるやり方の例

 トモちゃんがお友達のオモチャをとったので、その友達が泣いています。
 母親はそれを見て、トモちゃんのそばへ行き、静かに話しかけました。
 「トモちゃんオモチャで遊びたいのね」(ウン」
 「オモチャをとったのね」(ウン)
 「オモチャで遊びたいんだ」(ウン)
 「ホラ、あの子が悲しがって泣いてるよ」(ウン)
 「あの子が悲しがって泣いてるよ」(ウン)
 「自分でもっていって、返してごらん」(ウン)
 トモちゃんは、オモチャを返してやりました。そこで母親は、
 「返してやったのね」(ウン)
 「返してあげたのね」(ウン)
 「あの子、嬉しそうだね」(ウン)
 「トモちゃん、この石ころで遊ぼうよ」(ウン)

 トモちゃんと母親は、どの石ころがいいか探して、遊びはじめました。
   (この最後の母親の言葉がけと、子どもの返事を味わうとき、胸にジ
    ーンとくるものがあります)
  この例にあるように、子どもの言葉や行動は、その子の切なる主張であ
  り、親が自分の判断だけで良い悪いを判断して、それを子どもへ躾だか
  らといって押しつけるのは、子どもの主張を踏みにじり、子どもがやが
  て自立する意欲を摘みとってしまうことになるのです。そうではなく、
  この例のように、子どもの主張は、そっくりそのまま受けとめることが
  とくかく大事なことで、子どもはこの受けとめによって、自分の主張が
  わかってもらえたという、きわめて大事な経験をつんでいくのです。
  子どもの行動や言葉などによる主張に対しては、その子が考えているこ
  とを全面的に受けとめてやることが肝心なことであります。一辺受けと
  めてやると、子どもは次の考え方や行動に移ることができます。子ども
  の主張を受容しないと、いつまでも主張を続けます。子どもの主張を受
  容してやることは、大事な愛です。自主性を育てていく大きな育児法の
  一つであります。 
  これに反し、子どもの主張に耳をかさず、躾だからといって、大人が正
  しいと思う方向へ無理にすすめても、子どもは自己主張を否定されて、
  親のいうままにはなりません。まして、子どもの主張の中身をとらえ、
  取り引きをしたり脅かしたり、責任追及をしたりする方法をとるのは、
  子どもをかえって悪くしていくやり方であります。

[ 2 躾(話したり行動で教えるもの) ]

  礼儀作法・行動のすべて(言葉がけを含めて)
 a.いつも明るく、たのしく言葉がけ・行動をする。(お母さんは太陽です)
 b.いつも明るく、たのしく返事をする。     (お母さんは太陽です)
 c.朝、神棚や仏様へ合掌する。    お祈り=その日の自分への約束)
 d.身辺の整理整頓   
 e.楽しい行動(掃除・洗濯・仕事・買い物・お遊び・その他)
 f.下足、上履きを揃えておく   g.人様の和平を考えて話をする
 h.食事作法がすてき       i.挨拶作法がすてき
 j.時間を守る          k.約束を守る 
 l.学習に熱中する        m.生け花、茶法を心得る   
 n.金銭の価値観がすてき (労働と金銭、学習と金銭、生活と金銭など、
人生と金銭の価値観)
 m.すべての価値観の最上位に[和]を位置づけている。
 o.生涯の目的に[自分の宇宙構築]と[和]を願っている。
 p.その他
※ 「有線放送 0歳教育」46頁以下を読んでください。

 人の品性として、「明・清・和」を挙げたり、「強く正しく朗らかに」を
 挙げたり、「愛」とか「恕」、「明清」とか「晴朗」を挙げたりします。
 聖書にいう「豚に真珠」の譬があるけれども、また逆に、「栴檀は双葉よ
 り芳し」と言われるように、人は幼少の頃から知性を磨いてこそ、人様に
 役だつ職業につき活躍できるし、ひいては世界の平和に貢献できるものと
 言えましょう。

[ 3 日本語関係のもの(見せて教えるもの) ]

1 日本語の単語カード(現在作成中のもの)
   単語のフラッシュ・カード作成上の留意点
 @ 「ドーマン・メソッド」に準拠して作成してよいが、単語はかならず
   「言葉がけ」を何回かしたものから選んでください。このことをいつ
    も基本としてください。
 A そのために、お母さんは意図的にも「言葉がけ」していくことが必要
   になります。ですから、1日のプログラム(またはスケジュール)の
   なかに、生活上の「言葉がけ」を計画的に盛り込んでいただきたいと
   思います。例えば、生活上の説明とか、絵本での説明とか、散歩での
   説明とか、「言葉がけ」の場面なら何でもよいのです。
2 日本語のBOIカード(これから作成するもの)
3 日本語の句カード(これから作成するもの)
4 日本語の文章カード(これから作成するもの)
5 日本語のPOI四頁私製本(これから作成するもの)
6 日本語の物語私製本(これから作成するもの)
7 一茶の俳句カード(これから作成するもの)
8 諺カード(これから作成するもの)
9 いろはかるたカード(これから作成するもの)
※ その他

[ 4 英語関係のもの(見せて教えるもの) ]

1 英語の単語カード(これから作成するもの)
2 英語BOIカード(これから作成するもの)
3 英語の句カード(これから作成するもの)
4 英語の慣用文カード(これから作成するもの)
※ その他

[ 5 数学関係のもの(見せて教えるもの) ]

1 ドーマンメソッドによる数学教育「ドッツ」(これから作成するもの)
2 「0歳教育資料集」   41頁 ちえあそび 31項目 参考
              58頁 数を教える 31項目 参考
3 「幼児教育プログラム」 0歳1ヵ月〜3歳12ヵ月まで
              子どもの成長に合わせて利用するとよい。
     「ドッツの効果的教え方」一 参考
     「ドッツの効果的教え方」二 参考
     「天才児を創る」  173頁〜 参考
     「2歳からのラクラク算数」 参考
※ その他
※ ペアレンツアカデミーの研修では「ドッツ・メソッド」に準拠したい。

[ 6 音楽関係のもの(聞いたり歌ったりするもの) ]

1 クラシック音楽
  ・「ママきかせて よいこの名曲 1〜3」 アポロン
  ・「ピアノ名曲選」 ビクター
  ・「0歳から親しむ名曲集 1〜6」 キングレコード
  ・「NHK名曲アルバム 第1巻〜第4巻28枚」 NHK
2 童謡(「研修ユニット・19」参照、及びその他から教材を選択)
  ・「よいこのどうようベスト120」 キングレコード
  ・「あの時 この歌 1〜3」 東芝
  ・「生活の歌 200」 明治図書
  ・「歌遊び 100」 明治図書
  ・「0歳からの歌遊び」 全音楽譜出版社
  ・「日本の童謡唱歌絵本」主婦と生活社
  ・「童謡画集 1〜4」 ひかりのくに
  ・「日本の童謡36曲(講談社のおはなし絵本館23) 」 講談社
  ・「世界の童謡36曲(講談社のおはなし絵本館24) 」 講談社
3 日本の歌(同上)
  ・省略
4 英語の歌(同上)
  ・「Let'sSing Together」 杏文堂
  ・「KiddyCatのマザーグース」 アルク
  ・「マザークース」 ブリックス
  ・「マザークース童謡集」 北星堂
  ・「英語の歌」 NHK
  ・「続英語の歌」 NHK
  ・「英語で歌おう Sing It!」 マグローヒル
※ その他

[ 7 一緒に読み聞かせるもの ]

1 絵本
  ・「絵本一覧表」(研修ユニット・18の2 参照)
2 詩、短歌、俳句など
  ・「北原白秋童謡集」 弥生書房
  ・島崎藤村詩集
  ・百人一首
  ・一茶句集
※ その他

[ 8 一緒にお遊びするもの ]

1 室内遊び 
  ・「ゆび遊び 146」明治図書出版
  ・「歌遊び 100」 明治図書出版
  ・「KiddyCat」 アルク
  ・その他
2 室内室外遊び
  ・「母と子の遊び」フレーベル館出版 3冊
  ・「動くおもちゃ作り」 カラーブックス
  ・「手づくりおもちゃで孫と遊ぼう」 黎明書房
  ・「幼児は手からかしこくなる」 学習研究社
  ・「あそびの学校ハンドブック 13巻」 一声社
  ・「研修ー教材本」の中から選出
  ・その他
※ その他

[ 9 一緒に運動してあげるもの ]

  体操
  ・手足の運動
  ・はいはい運動
  ・畳、布団の上での運動
  ・器械運動
  ・走る運動
  ・水泳
  ・「あかちゃん通信 6巻」 保健同人社
  ・「研修ー教材本」の中から選出
  ・その他

◎次の二つは、主に散歩にでた時(または絵本、生活の説明の時)

[ 10 自然関係のもの(話したり見せたりするもの) ]

  (言葉がけ、「紙ペン・メソッド」で対処)

1 生物   a.草花 b.木 c.虫の世界 d.魚の世界 e.動物の世界
          f.観察・記録 e.顕微鏡の世界
2 物理化学 a.音の世界 b.光の世界 c.星の世界 d.実験の世界
3 地理   a.郷土の景観 b.地形c.都市、産業、交通 d.政治、経済
        文化 e.都道府県 f.日本と世界
※ その他

[ 11 歴史文化関係のもの(話したり見せたりするもの) ]

  (言葉がけ、「紙ペン・メソッド」で対処)

1 歴史   a.自分の家の歴史 b.親戚 c.地方の歴史 d.日本の歴史
       e.世界の歴史 f.地球の歴史 g.生物の進化
2 建造物  a.公官庁 b.工場 c.図書館 d.美術館 e.商店 f.寺社
       g.鉄道
※ その他

[ 12 散歩に出たときの作詩(話したり見せたりするもの) ]

1 作詩(「有線放送 0歳教育」70頁 参照)
    (研修ユニット・12の4 3頁 参照)
2 作詩の記録 
 ・詩の作法になれてきたら、ゆっくりでいいから一行口ずさみ、もう一回
  繰り返しながら二行目を考え、二行目をゆっくり口ずさみながら、三行
  目を考える、こうして四行詩を作りましょう。
  (詩を作るときの考えて  いる親の顔は、くっきりと子どもの脳裏に
   写っていきますし、それで十  分だといえます)
 ・四行詩ができ終ったら子どもの目をみながら、その感動なり状況なりわ
  かってもらう表情と声ではっきりと口ずさみましょう。楽しく、明るい
  快い、お母さんの声を通して、情景をキャッチして表現する作法が子ど
  もの大脳のネットワークの中へだんだんと組み込まれてまいります。
  下手、上手は問題とせず、子どもの将来に祈りを託して一週間に2〜3
 ・は作ることが大切であります。
 ・作った詩は、記録しておき、自分の証しにしてください。必ず将来にお
  いて、子どもの心の励みになります。(お母さんの姿は、子どもが成人
  してから大きな絆になって残るものです)

[ 13 線書き(練習するもの)(えんぴつ、クレヨンなど) ]

  絵本に出てくるぬり絵、線引きの練習、お母さんと一緒の絵描きなど、
  何でもよいと思います。

[ 14 一日のカリキュラム(計画し実践するもの) ]


1日のカリキュラム( 年 月 日〜 日)
  

時間………………………生 活・行 動………………………才能教育の内容要素
6:00 お祈り
7:00言葉がけ
8:00
9:00単語カード
10:00クラシック
11:00童謡
12:00英語の歌
1:00絵本読み
2:00詩短歌俳句
3:00詩づくり
4:00室内遊び
5:00室外遊び
6:00体操
7:00散歩説明
8:00など
9:00
10:00
両親の話し合い その日の記録と翌日の計画
 ・スセディックさんの「胎児はみんな天才だ」77〜117pを参照して作成し
  て下さい。
 ・「1日のカリキュラム」は一つの生活リズムを作る上で大切であり、毎
  日つくるのは大変ですから、上のような一覧表を作ってプリントしてお
  き、右にある要素を参考にして具体的な行動と胎内教育の内容を工夫し
  ながら作っていってください。

  
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