0歳教育関係へ

280日の胎教
赤ちゃんはその生命が始まったときから、神秘的な不思議な細胞
の力によって、35億年の進化の過程を10ヶ月で完了します。



・妊娠している夫婦は、この本を一度通して読み、その後、毎月該当するところを読み直して、自分たちの理解を確かめてください。  
・気のつくことがありましたら「胎児教育計画」の中へ、自分たちのアイデアを書き込んでください。
・「胎児教育計画」は月別にして、読んだり聞いたり考えたりした情報すべてを、書き入れてください。
・『具体的胎児教育』と並行して、毎晩、時間を決めて翌日の『具体的胎児教育』の内容を話し合ってください。
・朝、顔を洗ったあと、必ず神棚に手を合わせるようにしてください。そのときに「きょうは、あなたのために楽しい何々をしてあげますね」と自分に誓ってください。

 知りたいことはいつでも、本から情報を読み取ること(情報処理時代)

第一章 新しい生命の誕生[赤ちゃんは自分で生まれてくる]

 ○ 妊娠についての科学的認識の資料提供をしている。
 ◎ 胎児にとって一番大切な環境、母親のマトリックスの重要性を説明している。

第2章 胎教は受胎前から[第1日め〜11週(妊娠初期)の胎教]

[1日目の胎教][子育ては受胎前から始まる](28p)
 ○ X線検査は排卵日(最後の月経が始まった日から数えて14日前後)以前に。
 ○ 煙草の煙はよくない。(38p)
[1ヵ月目の胎教][気づかなくても“分化”は始まっている](42p)
 ◎ 胎児のようす(42p)
 ○ 胎芽期(着床後10週ころまで=妊娠3ヵ月目)に、身体の各器官が形成され
   る。それ以降は大きさを増すだけ、だから大事。(48p)
 ○ 睡眠薬(サリドマイド)は、肢体分化を停止させる。(49p)
 ○ 風疹も、33〜58%の効率で障害が発生する。(50p)
 ◎ 精神的ストレスも、正常な発育や発達を妨害する。(51p)
[2ヵ月目の胎教][つわりは「ここにいるよ」のメッセージ](52p)
 ◎ 胎児のようす(52p)
 ○ 尿検査(ゴナドトロピンの検出)で妊娠が判明する。(53p)
 ○ 定期検診時のチェック項目(54P)

一般の検査

    妊娠初期      妊娠中期        妊娠後期

    内診        外診          外診
    血液検査(血液型) 尿検査(タンパク、糖) 尿検査(タンパク、糖)
    尿検査(タンパク、糖)           貧血、HB抗原、
              血液検査(貧血)    血液検査(貧血)
    (風疹抗体)    子宮底長・胸囲・体重・ 子宮底長・胸囲・体重・
   血圧の測定     血圧の測定
    梅毒        胎児心音        胎児心音
                          内診察(37週以降)
    超音波検査     超音波検査       超音波検査   
    トキソプラスマ抗体 内診          内診
    基礎体温                  骨盤外計測
                          骨盤X線撮影(10ヵ月)
                          胎児胎盤機能検査
 ◎ つわりは“胎教”のおねがい
   つわりは、胎盤の絨毛組織でつくられるホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
   への反応ではないかと考えられています。胎盤が完成する4〜5ヵ月には、自
   然によくなります。(55p)
 ○ 妊娠がはっきりしたら、役場へ妊娠届を提出します。
   氏名・年齢、住所、出産予定日などを記入し、押印します。「母子健康手帳」
   が交付されます。満6歳までの予防接種、健康状態の記録用です。定期検診に
   も必要です。(58P)
 ◎ つわり中の食べ物には、気を使わなくてよい。栄養不良にはならない。(58p)
 ○ カフェインの取り過ぎはよくない。
 ○ つわりの乗り切り方例(60〜61p)
[3ヵ月目の胎教][妊娠宣言をして、環境を整える](62p)
 ◎ 胎児のようす(62p)
 ◎ 小さな心臓が必死にピクピク動いている。(62p)
 ○ 妊娠を皆に知らせる。
 ◎ 胎児の養育・教育、将来像を話し合って決める。
 ○ 万一の流産には、悩み過ぎない。
 ○ 超音波断層装置によれば、もう歩く準備を始めている。(72p)
 ◎ 優しい心がそのまま赤ちゃんに伝えられる。(74p)
 ○ アルコールは、あかちゃんに影響する。

第3章 快適な暮らしが成長を支える[12〜27週(妊娠中期)の胎教]

[4ヵ月目の胎教][母と子が強く結ばれる](82p)
 ◎ 胎児のようす(82p)
 ◎ 食事は、「量より質」を考え、栄養素をまんべんなく摂る。(84〜85p)
   特に血、肉、骨格をつくるタンパク質、カルシウム、鉄分、ビタミン類
 ◎ 避けたい飲食物
   清涼飲料、缶入りジュース、インスタント食品、砂糖類、塩分、
 ◎ 胎盤と臍帯(86〜87p)
   胎盤は、専門機関である。

   ●臍帯は、すべてのインプット経路である。
       母子のESPの経路である。
       テレパシー(想念伝達)の経路である。
   ●胎盤と臍帯は、胎児にとっての、すべてのマトリックスである。
       胎児は、そこで『自己世界の構築』を始めている。

 ○ “心”を教えてくれる昔の胎教(88p)
 ○ 母親自身がストレスにさらされる場合、自己防衛のためにホルモンの分泌が行
   なわれ、それが子宮収縮の結果をまねき、ひどいときには胎児をケイレン状態
   にもさせてしまう。
 ● (前項とは反対に)母親自身、明るくて優しい心をもち、積極的に胎児との交
   流を進めていく場合、胎児は、ゆうゆうとして母親のマトリックスに身をゆだ
   ね、あらゆるものをインプットしながら「自己世界の構築」をしていきます。
 ○ 夫もお腹のなかの赤ちゃんを育てる。そのメカニズムの説明。(92p)
 ○ 赤ちゃんの歯はもうつくられている。(94p)
   カルシウム食品を多く摂ること。蓬田康弘「0歳からの英才食」「優秀児が生
   まれる本」からも読み取ること。
 ○ 食事はいつも「食べているものが血となり肉となり骨となり、素晴らしい感性
   を作っていく」と、頭に描きながらよく噛むことがよい。
[5ヵ月目の胎教][安定期、落ち着いた生活を送る](98p)
 ◎ 胎児のようす(98p)
 ● これより以降『胎児教育プログラム』をスタートする。<別資料による>
 ○ 母親は、胎動を感ずる。メモしていく。
 ○ 胎動は「元気に育っているから安心してね」というメッセージ。
 ○ お腹に手をあてて、皆で胎動を確認すること。赤ちゃんとの連携。
 ○ 妊娠期間中に、体重は10〜12kg増える。
 ○ 戌の日の帯び締め。(104p)心得・巻き方の解説。
 ○ 夫とのスキンシップも大切に(106p)
[6ヵ月目の胎教][羊水の中で宇宙遊泳をする](110p)
 ◎ 胎児のようす(110p)
 ○ 楽しく運動して健康な赤ちゃんを(111p)
 ○ 赤ちゃんは鉄を食べる。(114p)
   貧血についての説明。
 ○ 赤ちゃんは羊水を飲んで羊水をきれいにしている。(116p)
   羊水の意味と羊水の量、妊娠10週ごろから羊水を飲む。
 ○ 赤ちゃんといっしょの旅(母親の自然からの素敵な刺激)(120p)
[7ヵ月目の胎教][お母さんの声に反応し始める](122p)
 ◎ 胎児のようす(122p)
 ○ お母さんの優しい声が好き(胎児のESP回路はフル回転している)(123p)
   その実例
   血流音の音域は500〜250ヘルツで、母親の声と同じである。
 ○ お母さんの充分な睡眠は、赤ちゃんにも大切。その説明。(126p)
   眠れないときには、“腹まくら”がよい。
 ◎ 腹式呼吸で新鮮な空気を送ってあげよう。(128p)
   腹式呼吸は脳をアルファー波にする。
   腹式呼吸は想念伝達を可能にさせる。
   腹式呼吸は胎児教育の伝達条件である。
   腹式呼吸はお産に役立つ。
 ◎ 昔のお母さんたちは、一針一針手間をかけて、産着を縫いながら生まれてくる
   赤ちゃんを思い、母親としての心を育てていった。
 ◎ 京都に住むA子さんの話(131p)
 ○ 赤ちゃんの部屋を考える。(132p)

第4章 思いやりが赤ちゃんの心を育む[28〜39週(妊娠後期)の胎教](135p)

[8ヵ月目の胎教][赤ちゃんの心を育て始める](135p)
 ◎ 胎児のようす(135p)
 ◎ 赤ちゃんを安心させる音楽
   とんな音楽を選んだらよいか、選び出しましょう。
 ○ 妊娠中毒症のおもな症状は、むくみ、タンパク尿、高血圧です。
 ◎ この時期の食事と睡眠・安静の摂り方(141p)
 ○ ぐうたらママにならないように(143p)
 ◎ 赤ちゃんの五感によるインプットは始まっている。
   (胎教は5ヵ月芽から始まっているからよいが)
   聴覚  腹壁をとおる音なら、音を聞分け反応している。
   視力  明暗に対する反応がある。
   嗅覚  お乳の識別ができると考えられる。
   味覚  味を感じる味蕾は妊娠3ヵ月ころには完成している。
   触覚  妊娠8週の胎児のまえの胎芽のころ、すでに皮膚感覚の反応がある。
 ◎ 妊娠7〜8ヵ月の胎児は、睡眠と目覚めが周期になっている。(149p)
[9ヵ月目の胎教][出産・育児への準備が自信をつける](152p)
 ◎ 胎児のようす(152p)
 ○ お母さんの食事(155p)
 ○ 赤ちゃんの環境準備を(158p)
[10ヵ月目の胎教][子育て本番に向けて](162p)
 ◎ 胎児のようす(162p)
 ○ 母乳の説明と手入れ
 ○ 出産は夫婦二人で
   Mr.Hの例
   立ち会い分娩・ラマーズ法(172p)
   出産のメカニズム(174p)

第5章 産まれてからの母と子のきずな[これからの子育てへ向けて]

[出産後の育児][母と子のきずなが子どもを育てる]
 ◎ 赤ちゃんのようす(180p)
 ◎ 早期接触が情緒を安定させる。(ピアスは徹底的に解明している)
 ○ 産声はメッセージ。
 ○ 必ず応えることが温かい心を育てる。
 ○ 語りかけが言葉を発達させる。
 ○ 人間性は笑顔と温かいまなざしから。
   ブラゼルトンの発表(赤ちゃんの反応)
 ○ 母乳は知識と心のバランスを育てる。
 ○ 幸福な子育てのために。
 ○ お父さんが母と子の関係を支える。

附章 胎児は訴えている[現代周産期医学の問題点](207p)

 ○ 周産期医学の現状
 ○ 人工受精を考える。
 ◎ “産まされる”から“産む”へ。(実は赤ちゃんのGOサインへの協力)
 ○ 監修にあたって。
戻る