WORLD PEACE NOW
転載は紙面が多すぎるので資料として掲載した


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       "WORLD PEACE NOW" ニュース Vol.24  2004/3/19
       最新情報・解除->> http://www.worldpeacenow.jp/
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【目次】
[1] "WORLD PEACE"は、ひとりひとりから。いよいよ明日3.20
[2] 3.20ダイジェスト
[3] Q&A
[4] 関連ニュースの数々
[5] オススメ情報
[6] 募集!当日ボランティア
[7] 友達誘って映画を観てからWORLD PEACE NOWに行こう
[8] 編集人の独り言
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■"WORLD PEACE"は、ひとりひとりから。いよいよ明日3.20!

こんにちは。
「非戦」・「非暴力」・「イラク占領認めない」・「自衛隊の派兵認めない」"WORLD PEACE NOW"メルマガチームです。

いよいよ明日は3.20。

3.20のピースアクションは3.18現在、イラクを含む世界中51カ国以上、国内でも130箇所以上で一斉に行われます。どこでも主役は歩いたり声を上げる一人一人です。

スペインではテロの後、全国で1100万人がパレードに繰り出しマドリッドでは、「テレビ=情報操作」 「あんたたちが始めた戦争で、私たちが死ぬのだ」などを横断幕にかかげ、ついに政権を変えてしまいました。

日比谷の WORLD PEACE NOW はhttp://www.worldpeacenow.jp/芝公園から合流する人々、日比谷公園中に集まる人々と共に日比谷野外大音楽堂を中心に集まり、コンサートやスピーチの後、デモに出発、 銀座〜東京駅前〜常盤台公園までを歩きます。

政府に対して 訴えながら、街の人に問いかけながら、平和とは、派兵とは、生きるとは 暮らしとは を考えながらひとりひとりがそれぞれの歩き方でそして世界の人々と共に、歩きます。

なんかおかしいイラク派兵って思う人はみんな誘って集まり、歩きましょう。あなたが来れば、あなたが誘えば10万人!玄関出たらピースウォーク。明日、同じ星の上、世界中のひとりひとりと一緒に一歩一歩から歩きましょう。ひとりひとりの歩みから変えていきましょう。(ご参考:世界は変えられる/英国奴隷解放史 http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/281)

では明日。

"WORLD PEACE"は、ひとりひとりから。http://www.worldpeacenow.jp/

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■3.20 ダイジェスト情報

・WORLD PEACE NOW 3.20 〜世界の人々とともに〜
 終わらせようイラク占領! 撤退させよう自衛隊!
 トップページ:http://www.worldpeacenow.jp/
 当日情報:http://give-peace-a-chance.jp/118/32004.html

・呼びかけ文
 http://give-peace-a-chance.jp/118/yobikake320.html

・3.20賛同メッセージ(大募集中です!)
 坂本龍一さんほか多くの方、メッセージありがとうございます。
 http://give-peace-a-chance.jp/118/sando320.html

・各地の3.20情報 3.18現在 130ヶ所以上
 (もっとあったら教えてください!なかったらあなたが始めてください!)
 http://give-peace-a-chance.jp/118/alljapan320.html
 http://www.jca.apc.org/~asano/peaceact/320act.html

・世界の3.20情報 3.18現在 51ヶ国以上
 http://give-peace-a-chance.jp/118/world320.html

・WORLD PEACE NOW 1.25 映像
 http://www1.jca.apc.org/videoact/actv/index.htm

・オマケ 非戦情報 
 ミスチル桜井の新曲と「戦争しなくてすむ方法」
 http://www.tbs.co.jp/radio/np/eye/030920.html

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■Q&A

自衛隊イラク派遣、何が問題?Q&A 

 「人道支援なのに何で反対するの?」「サマワの人達が歓迎しているじゃん」など、WPN実行委員会によく来る質問にQ&A形式でお答えします。

Q1:自衛隊は人道支援のためにイラクに行っているのに何で反対するの?

A1:人道支援という観点から自衛隊派遣の問題を観ると、

(1)軍隊が介入することで人道支援の鉄則である中立性が損なわれる
(2)費用対効果からみて、極めて非効率で莫大な税金のムダ

 という問題があります。

(1)ですが、紛争地で支援活動する国際NGOの間では「軍隊が人道支援を行うべきではない」というコンセンサンスがあります。これは、軍隊が介入することにより、支援の鉄則である中立性が損なわれ、結果としてNGOや国連関係の援助機関の活動も軍隊の活動と混同され、攻撃にさらされる危険がでてくるからです。

 実際、昨年03年の8月には国連のバグダッド事務所が自爆攻撃を受け大きな被害が出てしまいましたが、これも現地で支援活動を行っている人々の間では、米英主導のイラク占領の下で、国連がイニシアチブをとれず、反米組織から「国連も敵」とみなされたことが大きいのではと言われています。

 また、2月にイラクを訪問した日本国際ボランティアセンター(JVC)の熊岡路也代表理事は朝日新聞のインタビューの中で、イラクで活動する100あまりの団体で構成されるNGO調整委員会"NCCI"のの代表世話人から自衛隊派遣に関して懸念を表明されたと話しています。

(2)ですが、自衛隊は軍事作戦を行うことに特化した組織(=軍隊)であり、人道支援のプロフェッショナルではありません。この分野の活動ではNGOや国連関係の援助機関の方が、はるかに経験も豊かであり、コストも低く抑えられます。

 例えば、現在発表されている陸上自衛隊の最も大きな仕事は給水活動だとされていますが、サマワで活動するフランスのNGO、"ACTED"は約6000〜7000万円あれば、10万人の人々に一年間、安全な水を配給できるとしています。これに対し、自衛隊派遣費用は総額でおよそ377億円だといわれ、費用対効果で言えば、とんでもない税金のムダ使いだといえます。

 さらに、国会答弁などで石破防衛庁長官が認めているように自衛隊は基本的にその活動を外部の助けを借りず、全て自衛隊員が行う自己完結的な組織であり、サマワ他、イラクで深刻な失業問題に対して充分な貢献ができていません。これに対して、NGOや国連の援助機関は、現地の人々を事務局スタッフや通訳、コーディネーター、警備員、技術者等として雇用しています。

  Q2:サマワの人々は自衛隊を歓迎しているじゃん。

 フセイン政権時代には抑圧されていたシーア派が多いサマワでは、米軍やオランダ軍も、最初は歓迎されました。しかし、住民の7割が職がない中で、雇用で貢献できなかったため、職を求める人々のデモ隊とオランダ軍が衝突し死傷者が出る事態すら起きています。A1でも述べたように自衛隊が失業問題で貢献することは難しいことでしょう。ですから、今は歓迎ムードでも、時間が経つ中で住民の心は変わっていく可能性は高いのです。今年2月下旬にサマワを訪れたフリージャーナリストの志葉玲さんによれば、既に失業中の住民から「自衛隊が来て一カ月経つが、全然姿を見かけない。我々の生活もちっとも変わらない」と苛立つ声が出始めているそうです。

 また、バグダッドなど、世界の報道にアクセスできる都市部の人々は、ブッシュ政権にひたすら追従する小泉政権のこともよく知っており、自衛隊派遣に関しても冷ややかな見方が多いようです。

 さらに、「テロリスト掃討」の名目での、米軍による住民への弾圧が激しい地域では、イラク戦争を支持し、米英主導の占領に対して何ら批判をしてない日本政府に対する見方は大変厳しくなっており、自衛隊派遣も占領支援だと観られています。ですから、仮にサマワで住民全員が自衛隊を歓迎していても、他の地域から、自衛隊員やその他の日本人を攻撃しようとする勢力が来ることは大いにあり得ることで、場合によってはサマワの住民もそうした攻撃の巻き添えになることすらあるかも知れないのです。 

Q3:イラクは危険!自衛隊しか人道支援ができないのでは?

A3:繰り返し触れたように、現在の米英による占領下のイラクへ派遣される自衛隊を含む外国の軍隊は、この占領政策に荷担するものと見なされます。危険だから自衛隊を出さざるを得ないのではなく、自衛隊という軍隊だからこそ危険にさらされるのです。

 必然的に武装勢力に狙われる自衛隊員は、我が身を守るために引き金を引く決断を余儀なくされる事態に直面することも予測され、それを心配しています。私たちは、狙われることが明白な自衛隊という組織を、人道支援という名目で派遣する決断をした日本政府にその責を問います。

 他方、イラクでは日本の様々なNGOや個人がイラク戦争開戦前から、現地で活動しています。確かに最近は、ソフトターゲットなどと言われるように民間人や民間の施設を狙った攻撃も増えてきましたが、現在、多くのNGOが、「○×地区で××××というナンバーの車が不審な動きをしていた」など、かなり具体的な情報を定期的に交換しあっています。また基地や宿営地などに篭る軍隊と違い、NGOは地域に溶け込み、住民の信頼と協力を得ることで、安全を確保しています。

 自衛隊がイラクに派遣されたことによって、恩恵を受ける人々がいることも事実です。しかし、その支援をするのが自衛隊でなくNGOであれば、桁違いに費用対効果をあげることもできますし、誤って現地の人を殺傷することもなくなるのです。また、狙われない組織を派遣すれば、より援助を必要とする土地を選べるということになります。サマワは、自衛隊にとって安全という観点で選ばれただけで、本当に援助を必要とする地域は他に数多くあるのですから。

Q4:自衛隊が派遣されてしまった以上、応援するしかないのでは?

A4:イラク戦争に参戦した米軍の兵士たちも最初は「アメリカを守るため」「イラクに自由をもたらすため」と信じ、誇りを持って戦地に赴きました。しかし、今は連日の襲撃や爆発に怯え、大量破壊兵器が見つからず、解放するはずだったイラク人を殺したり、拘束して虐待している等、戦争の大義名分が崩壊した中で、多くの米軍兵士たちは何故自分はイラクに来てしまったのか、自問自答しています。ストレスや恐怖のあまり、中には自殺を試みる兵士までいるのです。イラク戦争の一番の犠牲者はイラク人ですが、米軍やその他の占領軍の兵士達もまた犠牲者なのです。

 米英主導のイラク占領に抗う武装組織が日本の自衛隊をも敵視していることは明らかで、近い将来、自衛隊員も米軍他現在イラクに駐留する各国の軍隊の兵士たちと同じような苦しみを味わうことになるでしょう。アメリカでは、米軍兵士の遺体が入った棺おけが次々と本国に戻ってきてから、米軍をイラクから撤退させようという運動が盛り上がりはじめましたが、これまでのイラクでどんなことがあったか既に見てきている日本が、自衛隊員が犠牲になるまで、ただ待っている理由はありません。自衛隊が派遣されてしまった今だからこそ、一刻も早い撤退を求めていく必要があるのではないでしょうか。

Q5:とにかく日本は国際貢献をしなくてはいけないのでは?

A5:確かに日本が持つ経済力や技術力は国際社会に役立てられるべきです。また憲法9条にみられる 平和主義も、私達が思っている以上に多くの国々で高く評価されています。

 しかし、イラク戦争においては、世界の国々がアメリカの独善的な先制攻撃を批難する中で、日本は真っ先に支持を表明し、この間、日本が買った数十兆円という莫大な額の米国債も、アメリカ政府の資金源となり、ブッシュ政権の好戦的な政策を支えたのです。こうした現実を振り返らず、「国際貢献」などとを日本人が言うのは、おこがましいことなのではないでしょうか。

 以上を踏まえた上で、もし日本ができる貢献があるとすれば、外交によってイラクの再建を支援していくことです。もともとは中東の大国だったイラクには人材も技術もあります。ただし、現在は復興計画を進めていく政府がないために、復興は思うように進んでいません。また、アメリカの肝いりで設立されたイラク統治評議会は、当のイラク人からはほとんど支持されていません。

 ですから一刻も早く、イラク人が支持する新政府が築かれる必要があるのですが、日本は国際社会に働きかけ、米英主導のイラク占領から、イラク人と国連を中心とした国づくりにシフトしていく流れを作っていくべきでしょう。米軍他占領軍も撤退すべきですが、パワーバランスに空白が生まれることによる、宗教間・民族間の争いが表面化するかもしれません。そこで、今なお欧米諸国に比べればイラク人から好印象を持たれている日本に求められているのが、予防外交です。各勢力の実力者の間に立ち、(時にはイラクへの支援と債権いうアメと鞭を使いながら)話し合いによって紛争を未然に防ぐ機会をつくることが重要なのです。

Q6:ぶっちゃけた話、不景気なんだし、奇麗事いってるよりも、アメリカを
    中心とした流れに乗らないと日本はまずいんじゃないの?

 ブッシュ政権は、イラク戦争と占領で莫大な金を使いながら今年11月の大統領選を意識して、富裕層を対象とした大型減税を行ったため、アメリカが抱える財政赤字は過去最大となりその額5000億ドル(およそ5500兆円)。それでもブッシュ政権はこれまた莫大なコストのかかる火星に有人探査機を送る計画を立てていますが、こんな無茶苦茶な財政感覚では、近いうちにアメリカ経済のみならず、世界経済は大変な大混乱に見舞われます。

 アメリカと経済的なつながりの深い日本としては、ブッシュ政権に対して、これ以上無茶苦茶な財政支出を押さえるよう要請するべきですが、小泉政権の下、日本はきちんと言うべきことを言わないばかりか、アメリカの尻拭いをするかのように莫大な税金をつぎ込んでいます。

 それが円高ドル安に対する為替介入です。莫大な財政赤字に加えテロ不安もある米ドルはその価値がどんどん下がり、ドル安になっているのですが、日本企業の輸出を支援すべく日銀はドルを買い続け、昨年度の為替介入額はなんと30兆円にもなりました。しかも、買ったドルを売ると意味がないのでこれらは全て米国債となり、結果としてアメリカが日本に借金をする形で財政支援を受けているのです。つまり、日本はイラク人を苦しめ続けている占領を支え続けているです。しかし、日本経済、特に地方経済は壊滅状態です。商店街が「シャッター通り」と化し、年間の自殺者が3万人を超えていますが、その多くが経済的に追い込まれての心労が原因だと言われています。

 素朴な疑問として、日本の国民の窮状を放置して、なぜ、アメリカに30兆円も(今後さらに米ドルが暴落して不良債権になるかもしれないのに)貸し付けるのか。アメリカに対する最大の債権者であるのにロクに意見もできず、アルカイダのような組織を敵にまわし、自衛隊員や日本に住む人々の命を危険にさらしてまで追従する必要があるのでしょうか?

作成:WPNメルマガチーム 
協力:フリージャーナリスト 志葉 玲 氏

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■ニュース
◎マドリード・テロについて fromスペインあんたたちが始めた戦争で、私たちが死ぬのだ
http://give-peace-a-chance.jp/118/madrid.html
・「ふきだしボイス」と「ケータイ写ログ」で NO WAR! グリーンピース
http://www.greenpeace.or.jp/info/features/nowar/?gv
・イラク:戦争から1年〜深刻な人権侵害が続いている〜アムネスティ
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/2004/0403181.htm
・日本:平和運動家の逮捕拘禁は、表現の自由の侵害 アムネスティ
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/2004/0403180.htm
・イラク支援オンライン募金
http://www.gambanpo.net/esgn/ESGN0310.cfm?ID=245
・陸自活動「非効率」と批判も JVC理事、帰国し語る
http://www2.asahi.com/special/jieitai/TKY200402230166.html
・自衛隊のイラク派兵を差し止める訴訟
http://www.haheisashidome.jp/yobikake.htm
・イラクビジネスは自動車から---トヨタと三菱自、ODAで合計780台納入
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/biz/293045
・関連情報 税金の使われ方 防衛費編
http://www.mirai-city.org/chuo/taxjda.html
・3.13(土)〜 映画「アフガン零年」
http://www.uplink.co.jp/afgan/index.html
・「LAN TO IRAQ」展
「LAN TO IRAQ」展 ※イラクアーティストの作品展示
 3月15日(月)〜4月3日(土) 19:00〜深夜<日曜休>
「LAN TO IRAQ」(同時開催)イラクアーティストの作品展示
 3月15日(月)〜3月27日(土)  12:00から18:00
http://give-peace-a-chance.jp/118/lantoiraq.html
・VIDEO ACT! 上映会『アリラン峠を越えて』ほか
 3月26日(金)
『アリラン峠を越えて』(伊藤孝司/45分/2003年)
 自衛隊の派兵についての反応を韓国で取材した最新の作品も、同時上映。
http://member.nifty.ne.jp/atsukoba/vact/040326.htm
・〜映画『ヒバクシャ』劇場公開がいよいよ明日に迫りました!〜
 このメールの末尾をご覧ください。http://www.g-gendai.co.jp/hibakusha
・大規模養鶏が招く鳥インフルエンザ
http://japana.org/environment/japana/bird_flu_agribusiness.html
・世界は変えられる/英国奴隷解放史
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/281
・私たちにも関係おーありっ。有事法制関連法案提出!
http://www.cafeglobe.com/news/politics/po20040312.html
・有事関連7法案などを閣議決定、弾薬提供など憲法論議へ
http://www.asahi.com/politics/update/0309/003.html
・ハイチの政権転覆クーデタの背景ほか
http://give-peace-a-chance.jp/118/haiti.html

・ありうる不測の事態に備えて〜WPNからの提案
http://give-peace-a-chance.jp/118/ariuru.html
・チラシまきで逮捕は不当。WPN声明
http://give-peace-a-chance.jp/118/futo31.html

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■オススメ情報

・TUP(平和のための翻訳者連合)
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/
・おかしな報道には抗議!いい報道はほめる!メディア連絡リスト
http://give-peace-a-chance.jp/118/48.html#contact

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■募集!

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当日ボランティアご希望の方は、以下ご確認のうえ、当日指定の場所に集合してください。お待ちしております!

■当日作業内容(詳細は当日説明いたします)
  ・プラカード配布
  ・先導カーのデコレーション
  ・野外大音楽堂周辺企画(ペインティングコーナー等)の準備/片付け
  ・ゴミはゴミ箱へと声をかける
  ・パレード中のフライヤーの配布
  ・会場内案内  など

■集合
  3月20日当日、9:20〜9:40の間に受付を済ませるようにしてくだ
  さい。時間厳守 でお願いいたします。
  日比谷公園野外大音楽堂 の舞台裏側の門付近に受付を配置しますので、そ
  こに集合してください。
  アクセス:http://www.tokyo-park.or.jp/hibiya/ongakudo.html

■ほかにも
当日弁護士、当日議員
当日取材、ビデオ・カメラ
(何が起こったか、そして過剰な警察治安対策でもあります。)
プラカード、プラカードメッセージほかにも 救護班など助かります。

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■友達誘って映画を観てから WORLD PEACE NOW に行こう

〜映画『ヒバクシャ』劇場公開がいよいよ明日に迫りました!〜

「私を忘れないで…」
劣化ウラン弾の影響により白血病になったイラクの少女・ラシャは、そう書いた小さな紙切れを鎌仲監督に残して亡くなりました。
この事がきっかけで作られた映画『ヒバクシャ−世界の終わりに』は、今週末3/20(土・祝)より、いよいよ東京・大阪・札幌・仙台で劇場公開初日を迎えます。昨年のイラク攻撃からちょうど1年後のこの日、渋谷ユーロスペースでは、映画の上映に先立ちトークイベントも開催されます。この機会にぜひ皆さんお誘い合わせの上、劇場まで足をお運びください。

●『ヒバクシャ −世界の終わりに』公開初日&トークイベント
★3/20(土・祝)
10:00〜10:30 トークイベント 
広河隆一氏(フォトジャーナリスト/『DAYS JAPAN』編集長) ×鎌仲ひとみ監督
10:30〜12:35 映画『ヒバクシャ −世界の終わりに』上映
   http://www.g-gendai.co.jp/hibakusha
場所:ユーロスペース(JR渋谷駅南口下車2分/JTB前さくら通り上がる)
tel 03-3461-0211 http://www.eurospace.co.jp

ゲストのフォトジャーナリスト・広河隆一氏はこれまでイラク、アフガニスタン、パレスチナ、チェルノブイリなどを取材し、その被害者の姿を訴えてきました。彼が編集長を務めるフォトジャーナリズム月刊誌『DAYS JAPAN』も3/20に創刊されます。映画上映終了後の午後、鎌仲監督は観客へ参加を呼びかけ『WORLD PEACE NOW』へ合流。ヒバクの現状と劣化ウラン廃絶を訴えるため日比谷野音の舞台に立ちます。

●渋谷ユーロスペースでのトークイベントの予定
各日10:00〜 
3/20(土・祝)広河隆一氏(フォトジャーナリスト)×鎌仲監督 
3/27(土)川田悦子氏(元衆議院議員)×鎌仲監督 
4/17(土)池田香代子氏(『世界がもし100人の村だったら』再話者)×鎌仲監督
(注)尚、トークイベント開催日は混雑が予想されますので、お早めにご来場下さい。

●『ヒバクシャ−世界の終わりに』
監督:鎌仲ひとみ/制作・配給:グループ現代
2003年/日本/カラー/116分
世界中の核汚染の実態を、イラクやアメリカ、日本のヒバクシャたちの肉声でつづったドキュメンタリー。劣化ウラン弾が使用されたイラクで白血病に苦しむ子供たち、広島で被爆しヒバクシャ治療に従事する日本人医師らの日常生活を通して、核の時代に生きる意味を問いかける。
詳細:http://www.g-gendai.co.jp/hibakusha

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■編集人の独り言

・地下鉄サリン事件から9年目でもある3.20

 9年前、オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こし、多くの方が今でも苦しんでいらっしゃいます。松本被告には死刑判決が出ました。(死刑ということ自体はどうかと思いますが。)しかし、あの事件に至る要因として、このわたしたち自身が構成し、選択しているこの社会にも責任はあると考えてみることも必要・有益ではないでしょうか。

 たとえば9.11など、テロと呼ばれる事件の原因には世界の貧困構造があり、それには私たち自身の経済・暮らしがそれを産み続ける背景があります。テロをテロリストのせいにするのは簡単ですが、そこで、立ち止まりそのことと自分の関係を考え、自分のこととして考えてみると、そこには新しい気づきが現れるかもしれません。(たとえば自然エネルギー投資やマイ箸を使うかもしれない)

 オウムのあの事件でわたしたちは何か学んだのだろうか。何か変えただろうか。排除すること忘れること以外に。悪者を作ることは、〜のせいを作るのは、簡単ですが思考停止の危険があります。そして、監視や排除、抑圧、分断、無視がさらに社会を住みにくくさせていく仕組みを生んでしまいます。

 この間違ったループから抜けるには、一瞬止まってみること。イラク戦争(アメリカ戦争)、自衛隊派兵(海外出兵)、この過程でも、独裁者、テロリスト(レジスタンス)、復興(占領)、人道支援・・さまざまなイメージが生み出され、そのこと自体が恐怖を生み、それが暴力や制裁を生んでしまったり。それに流されず、考えてみること、自分のこととして考えてみること。

 そのとき違和感や直感、直観、気づきに出会うかもしれない。
 それはチャンスかもしれない。危機の裏は機会だから。
 ピースとは常に創り続けるものなのかもしれない。

 明日のパレードはもしかしたらそんな機会かもしれない。
 そんな気づきを体で表すことかもしれない。
 なんとなくだけどとにかく行ってみる中で気づくのかもしれない。
 いろんな出会いの中に何かあるのかもしれない。
 何が起こるかわからない。チャンスはある。
 あなたの未来の可能性を大きく変えるかもしれない。
 その責任があるかもしれない。
 それは未知に踏み出す一歩かもしれない。
 踏み出すから未知が拓けるのかもしれない。

 では明日、
 あなたにとって、あなたの生きる・創る「ここ」にとってすばらしいピースパレードであるように。

 "WORLD PEACE"は、ひとりひとりから。

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ご連絡いただいた方にお送りしています。
ご不要な方は、同ページにてご解除ください。
Vol.24 編集&文責:うちやま
お問い合わせ:worldpeace@give-peace-a-chance.jp
バックナンバー:http://writer.gozans.com/writer/1005/
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