No.111
手打蕎麦篠宮(00/1/9)
ジャンル 日本蕎麦
最寄り駅 JR南武線稲城駅
電話番号 042-377-3350
住所 東京都稲城市大丸140−39
場所の目安 大丸の三叉路より川崎街道を川崎方面に進む。オートバックスを過ぎ、しばらく先の左側
営業時間 11:00〜20:00
休み 水曜日
予約
駐車場 8台
お品 冷たいもの せいろ450円、のりせいろ550円、おろしそば580円、ひやしたぬき580円、山かけ650円、とろろ650円、天せいろ1100円、上天せいろ1600円、笹切りうどん800円、上笹切りうどん1400円、お子さま500円
温かいもの かけ450円、たぬき500円、わかめ600円、山菜600円、カレー600円、若どり750円、天ぷら1100円、上天ぷら1600円、釜揚げうどん550円、天付釜揚げうどん1200円、けんちんうどん700円、
御飯物 天重1300円、お子さま天重850円 他
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コメント

 稲城団地の近くにあるお店。私が初めて行ったのは、結婚した頃だから、もう12年も前の事だろうか。それ以来、変わらぬ蕎麦と、うどんを出している。
 瓦葺きで和風の店構え。駐車場も広く、車での便もいい。ガラス張りの大きな窓が店内を明るくしている。
 
 暖簾をくぐると、右側に、蕎麦打ちの為の部屋がある。部屋中に飛んだ粉が、日々使われている場所であることを示している。テーブルと座敷で40人は入るかと言う店だが、休日の昼には、店の内、外に行列を作ることもある。

 行ったのは、昼の1時半過ぎ。昼の混雑も一段落した頃。それでも席の半分くらいは埋まっていた。

 うどん、蕎麦共に手打ち。うどんには、笹を混ぜ込んで打った笹切りと言う、緑色のうどんもある。今回はお蕎麦の感想にしておきます。せいろを食べました。
 頼んでから、出てくるまで時間がかかったのは、たぶんお湯を換えていたのだと思う。

蕎麦
 甘皮の入らない、白い蕎麦。二八と言うところか。表面には艶があり、一定の範囲で太さにばらつきがあるのは、手切りの証拠。しっかりした腰があり、表面のツルッとした食感もこの手の標準的な蕎麦として、いい方。香りは残念ながら弱かった。適度な甘みのある味もいい。

つゆ
 鰹ダシの効いた東京らしいもの。本返しを使ったもので、醤油のツンと来る物は弱い。味の濃さも標準的な所である。多少の雑味があるものの、きちんとした手順を踏んで作ったことがわかるいいものであった。

 わさびは練りわさび。まあ仕方ない。

 まず評価すべきは、値段である。しっかりした手打ち蕎麦をこの値段で出しているのは、これだけで、十分に評価できる。量もちゃんとある。大盛りは+100円である。
 
 洗練されたものではないが、地元でいつでも行ける美味しいそば屋として、十分に価値のあるお店である。
 今回は食べていないので味の評価はしないが、うどんもなかなかのもの。また、笹切りうどんは香りがよく、これも楽しい。

 せいろと天ぷらと言う楽しみももちろんあるが、ここでのお勧めは、冷やしたぬき蕎麦。千切りにしたナルト、キュウリ。ワカメ、揚げ玉、白ネギがたっぷり乗って580円。安くてボリュームがあって大満足の一品なのである。
 

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