No.109
味の丸嘉万願寺店(00/1/5)
ジャンル ラーメン
最寄り駅 多摩モノレール 万願寺駅
電話番号 042-587-1718
住所 東京都日野市下田251−1
場所の目安 百草園から、川崎街道を高幡方向に進み、モノレールの下 高幡の交差点を右折。京王線を地下でくぐり、新井橋を渡って、モノレールの駅の駅を過ぎた先、道沿いの左側。
営業時間 11:00〜20:00
休み 月曜日
予約 不可
駐車場 5台
お品 ラーメン500円、コーンラーメン600円、ワカメラーメン600円、ねぎラーメン700円、ねぎチャーシューメン950円、チャーシューメン900円、パイタンラーメン700円、パイタンチャーシューメン950円、ミソラーメン850円、ミソコーンラーメン950円、ミソワカメラーメン950円、ミソバターラーメン950円、ミソねぎラーメン1100円、ミソチャーシューメン1250円、チャーハン600円、カツ丼800円、餃子400円
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コメント

 去年の一月あたりに週刊誌に出て以来気になっていたお店。やっと行って来ました。
 場所は、1月10日に開業となる多摩都市モノレールの万願寺駅すぐそばです。拡張中の道路の脇なので、最近出来た店だとばかり思っていた。昔からあるお店の様です。年輩のご主人がやってました。外観は、赤。二面が道に面していて、明るい感じ。女性でも入りやすそうです。

 内装も古いが、綺麗にしてあった。席数は10程度で、カウンターのみ。行ったのは夜の7時頃で、客数は3。私の後から一人。後から来た人は、カツ丼を頼んでいた。ラーメン中心のメニューのなか、御飯物はチャーハンとカツ丼。このカツ丼。気になりました。なんだか食べてみたい。ゴクゴクスタンダードなカツ丼に見えたのですが、こう言うスタンダードな物こそ食べてみたい。

 メニューの中心は、醤油とミソのラーメン。パイタンラーメンと言うのは、白濁したトンコツに塩だそうです。また、野菜ラーメンと言う、醤油ベースに野菜炒めの乗ってくるものもある。私が頼んだのは普通のラーメン。

 さて、感想です。

スープ
 いやー。東京ラーメン。澄み切ったスープのベースは、トリガラ。これにトンコツや豚足、さらに鰹節などの海産物。表面には、少量の鶏の脂が浮きます。元だれは醤油ベースで多少酸味のあるもの。味醂をつかっているのだと思います。
 香りは弱いのですが、味の方は、海産物とトリガラがしっかりした味を出しています。私が小さい頃食べたラーメンに非常に近い味。私の原点みたいな感じ。スープの温度は高いです。舌を火傷してしまった。淡泊なスープには胡椒は入っていませんが、テーブルの胡椒をひとふりすると、これぞラーメンという感じ。テーブルの胡椒を使うことはほとんどない私ですが、ここでは使いました。
 こう言うラーメンの為に胡椒は存在しているのだ。
 決して複雑な味ではないのですが、まろやかさを出しています。ただ、多少の雑味あり。誉め過ぎかな〜〜〜。でもこういうラーメン好みなんですよ。


 自家製麺の細目の縮れ麺。かん水と小麦粉のみと言う麺の味は淡泊。加水率は標準的なもの。あっさりしたスープに淡泊な麺が合います。腰は標準的。でも最後まで伸びませんでした。
 出前もやっている様ですが、この麺なら可能でしょう。
 手打ちではないのですが、佐野ラーメンの麺を思い出した。


 チャーシュー、メンマ、海苔、白ネギ。
 チャーシューは、表面にしっかりした醤油味のついたもの。臭みはないが、固い。そして小さい。メンマは柔らかかった。歯ごたえは期待できないもの。味付けはスープの味とほとんど同じ濃さで、はっきりした特徴を感じなかった。白ネギは輪切りのもので、水には、さらしていない。スープに混ぜ込むと、スープの味をずいぶん変えました。
 
 
 20年前なら、すごく美味しいラーメン。今の時代にはだた懐かしいラーメンと言う所でしょうか。
 東京ラーメンのノスタルジーにはまるにはいいところかもしれない。

 ここの本店。高幡の駅に近いところにある。百草園から川崎街道を来て、モノレールの下で左に曲がる。高幡の図書館のところで右に入った先。なぜか話題になるのは、支店のこっちのお店。
 本店も試してみようと思う。あと、カツ丼も。 

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