No.11

醍醐(97/10/31)
ジャンル: ラーメン
最寄り駅: 小田急線 向ヶ丘遊園駅
電話番号:
住所: 神奈川県川崎市多摩区登戸2662-2
場所の目安 ダイエイ向ヶ丘店から小田急登戸駅に向かう道の途中。道が小田急線と平行になるあたり(踏切がある)の左側
営業時間 12時〜25時
休み 無休
予約 不要
駐車場 なし。
お品 ラーメン600円、チャーシュー麺850円
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コメント

 この店の前をよく通る。店の前に学生の人だかりがあるので、気になっていた。
 食べに行ってみると、店の前にたむろしている連中は、お店の順番待ちをしているわけではなかった。ちょうど人の溜まる所らしい。

 お店も混んでました。12席がほとんど満杯。
 このお店のラーメンの特徴は、なんと言ってもスープ。凄く不思議なんです。
 薄いポタージュスープくらい、どろっとしてます。牛骨です。ともだれは醤油。味は、うま味はたっぷりそして甘い。もちろん砂糖の甘みじゃないですよ。
 しいて言えば、万豚記に似た味。お店の人が、でっかいしゃもじで渾身の力を込めて、、スープの鍋をかき混ぜていました。スープの底の方は、どろっとした物が固まっているみたいです。
 店の中には、ラーメンの麺を食べ終わった後、ご飯をスープの中におじや風にして食べると美味しいとかいてある。誘惑に駆られたが、食べ過ぎになるので今回は辞退。

 麺の方は、普通でした。可もなく不可もない。
 チャーシューは味薄目で柔らかい。

 とにかくスープのインパクトが強くって、後のものの印象が薄れてしまった。正当派とは別の道を行く、変わったラーメンでした。店の正式名称は、創作ラーメン醍醐。
 具が変わった店と言うのは良くあるが、スープが創作の店でした。

99/7/21
 是政のだんだんにふられ、地元の一家にふられ、久々に行った醍醐。
 店の看板の真ん中には、「本店」の文字。そう、醍醐はこの春に表参道にお店を出しました。

 なぜだか、醍醐ラーメンだけ、50円安くなっていた。

 醍醐の感想。昔のままだったので、最近のパターンに合わせて書いておきます。
 味の方は安定していますね。

スープ
 牛骨がベースで白濁した粘性の高い物。鶏や豚も入っているのではないかと言う話もあるが、私の感覚では牛と後は野菜の様な気がします。

 牛の甘みが良く出ていて、美味しいです。豚と違って匂いの方も弱いので、スープとしての個性が強い割には、万人受けするのではないでしょうか。
 元だれは、醤油ベースです。濃厚な牛骨に醤油のアクセントは良くマッチしていると思います。

 食べて行くと、麺とスープが同じ量で減って行く。いいスープの証拠の様な気がする。

 化調も少な目。


 平打ちの物。ちょっと太めくらいかな。
 茹で加減は、ちょっと柔らかめですが、粘性の強いスープと良く合っています。
 味もそれなりしっかりしている。


 ほうれん草、チャーシュー、海苔、ネギ

 チャーシューは、煮豚と言うより、茹で豚。あっさりしていて、豚本来の味だけの様なもの。今日のはちょっとパサついていました。でも、そんなに悪くない。

 ほうれん草も薬臭いような感じがなくいい。海苔はもうちょっといい物を使ってもらいたい。

 そんな訳で、安定した、いいお味でした。

 ラーメンは、麺の茹でも含めて、おねーちゃんがやっていた。
 でも、この人なかなか好感が持てた。麺の茹で加減のチェックもしっかりやっていたし、湯きりもいい。具を乗せる手際もよかった。

 客への気配りもよかったよ。オプションで付けたたまごと勘違いして、ライスを私に出そうとして、間違いに気づいて、その後何度も謝っていた。

 あの、独特のスープ。次回は友人の誰かを連れていって、感動させてやろう。 

 後一つ。
 今日は調布の花火大会だった。醍醐からは、花火がちょっとだけ見えます。
 尺玉100連発の音が響いている中で、花火を鑑賞しながらラーメン食べられるのは醍醐くらいかもしれませんね。
 と、言っても、窓側に座って、後ろを振り向かないと見えないけど。

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