熱中症 高温障害

厚生労働省 職場における熱中症予防対策マニュアルhttp://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/0906-1.html
環境省 熱中症予防情報サイトhttp://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/
より抜粋
 
熱中症とは何か
 高温環境下っで、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。高温障害とも呼びます。

熱中症はどのようにして起こるのか
 気温が高い・湿度が高い・風が弱い・日差しが強いといった環境要因(工事現場・運動場・体育館・風呂場・気密性の高い建物)と、激しい労働や運動・暑い環境に体が対応できていないといった人間側の要因(脱水・高齢・肥満・厚着・普段の運動不足・病気・体調不良)があります。

熱中症の症状は
 めまい・失神・筋肉痛・こむら返り・大量の発汗(I度)、頭痛・気分不快・吐き気・嘔吐・だるさ・脱力感(II度)、意識障害・痙攣・手足の運動障害・高体温(III度)などが挙げられます。

応急処置
 日陰やクーラーの効いている室内に避難しましょう(避難させましょう)。脱衣と冷却が必要です。(服を脱ぐ・皮膚に水をかけてうちわや扇風機で風を送る・氷で首や脇や股を冷やす)。冷たい塩水(1リットルに食塩1-2 g)を飲みましょう。II度で水や塩をとれないときやIII度の場合はすぐに救急車を呼びましょう。冷たい塩水を飲んでも症状が回復しない場合は病院に行きましょう。
 水道水とかお茶とかビールには塩分が少ないので、冷たい塩水(1リットルに食塩1-2 g)(=経口補水液やスポーツドリンク)が望ましいです。
2009年7月更新



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