結核

 http://www.stoptb.jp/index.htmlより抜粋編集
 結核(TB)は過去の病気ではありません。結核は治療可能な病気ですが、依然として日本最大の感染症であり、世界3大感染症の一つとされています。実に1日あたり5000人が死亡しています。
 結核は世界最大級の感染症です。世界総人口の3分の1(20億人)が結核菌の感染者といわれています。結核患者の8割は隣国のアジア地域に集中しています。またアフリカでは2005年から緊急事態宣言が発令され、注意が呼びかけられています。
 国内でも年間約3万人近くの人が新たに結核を発症し(ちなみに、HIV/エイズは1358人で、結核は、新規患者数ではエイズの約20倍。)、毎年2000人以上の方が亡くなっています(2006年統計。同年のエイズによる死亡者は、604人。)。亡国病といわれた時代から脱しましたが、他の先進国からは遅れをとっており、WHOは今日も日本を、中程度の蔓延国に分類していています。

 Q3:結核は空気感染するとありますが、実際にはどのように「うつる」のですか?
 A:痰の中に結核菌が出るようになった患者さんが、咳やくしゃみをするとしぶきが飛び散ります。 実際に、このしぶきの中の結核菌を吸い込むことで感染します。 しかし結核菌を吸い込んでも、鼻やのど気管支で結核菌が止まれば感染しません。 肺胞に入って増殖してしまうと「感染」した状況になります。

 Q4:結核に「うつる」と必ず、すぐに病気になるのですか?
 A:結核菌の感染を受けたからといって必ず発病するわけではありません。 生涯を通じて感染を受けた人の1割から2割が発病するといわれています。

 Q5:どんな場合、もしくはどんな人が病気になりやすいのでしょうか?
 A:多量の菌を吸い込んだり、十分な免疫が働かなかったり、 免疫が低下した(栄養状態が悪い)場合などです。 かかりやすい人、ということに関して言えば、 糖尿病・透析を受けている人・ステロイドホルモン剤を長期に服用している人などが発病しやすいと言われています。 また、抵抗力のない乳幼児が多量の結核菌を吸い込むと、あっという間に重症化することがあるので、 特に注意しなくてはなりません。 結核は感染後、2、3か月〜数十年にわたり発病しますが、 患者の70%〜80%は2年以内に発病するといわれています。

 Q6:具体的な症状について教えていただけませんか?
 A:代表的なものでは、以下の症状が挙げられます。@長びくせき A痰(たん) B発熱(微熱を含む) C胸痛 D血痰(血のついたたん) E倦怠感(身体のだるさ) F体重の減少 G寝汗
   2週間以上セキやタンが続けば結核の検査を受けるよう奨励されています。

 結核を患ったことのある有名人は、以下の方々です。久米宏(ニュース・キャスター)、森光子(女優)、宮本輝(作家)、北方謙三(作家)、三浦雄一郎(プロスキーヤー)、石崎隆之(騎手)、ツタンカーメン、正岡子規(作家)、樋口一葉(作家)、石川啄木(作家)、沖田総司、二葉亭四迷(作家)、阿久悠(作詞家)、渥美清(俳優)、マルコ・ポーロ、ショパン、日野原重明(医師)、宮沢賢治(作家)、アーベル(数学者)、丸山真男(政治学者)、杜甫、夏目漱石(作家)、藤沢周平(作家)、赤い靴の女の子(童謡)
2009年7月更新



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