〜It is Bath like a Heavenly〜
〜それはまるで、天国のようなお風呂〜
※番外の番外ということで、今回は普段のスタイルで行きます。
がらっと愛がドアを開けると、そこは絶景というほかに形容できないほどの絶景だった。
空は高く、雲一つない蒼天。眼前に広がるのは広い露天の岩風呂と、その向こうには海まで見える。
さざなみの音は近く、遠く。耳に心地良いリズムは、それだけで人の心を癒していく。
愛「うわぁ……すっごいねぇ……」
リ「ホント、綺麗な景色……っていうか、この空間はいったいどうなってんだろ……?」
愛「作者が作ったご都合世界。で、あたし達が望めばある程度のものはそろう世界だって。ほら、リディアちゃんがぶった切った取説に書いてあるよ」
リ「悪かったね、切っちゃって……。でも、いくら都合がいいからって、こんなの作って大丈夫なのかな……」
愛「心配性だねぇ。せっかくだから、楽しまなきゃ損だよ?」
愛の言うとおりである、細かいことは気にしてはいけない。番外編という、ある意味『ナンデモアリ』の空間において、疑問を生じてはいけないのだ。
リ「うん……それもそっか!」
タオルで見えないように身体を隠した2人は納得して、ゆっくりと温泉へ足を差し入れていく。
透けるような白い肌はどちらも変わらず。しかし、白人という絶対的な色素の差で、リディアの肌はそれこそ雪のような純白だった。
しかしそれでも、彼女は騎士である。日焼けこそ少ないが、必要なところにはしっかりと戦士としての筋肉が備わっている。
だが決して無骨さはない。均整の取れた筋肉は美しく、彼女をより映えさせる。
愛「リディアちゃんって、脚長いねぇ……さすがガイジンさんだね」
リ「そ、そうかな? 考えたことなかったけど……」
愛「ジーンズとか、補正無しではけるんじゃない?」
リ「う〜ん……そういえば、切ってもらったことないかな……」
愛「本物の脚線美だねっ」
リ「でも、メグミだって脚長い方じゃない? それに、その……す、スタイルいいし」
細身の身体に似合わない大きなバストと、程よく締まったウエストとヒップ。とても高校生とは思えないスタイルである。
年齢3歳でこうも違うものだろうか、とリディアはひそかに溜息をついた。
愛「どしたの? なんか暗いよ?」
リ「いや、その……正直、羨ましいなぁって思って。歳が離れてるのは分かってるけどさ、これだけ差を見ると……落ち込むよぉ。リシェルなんか1つしか違わないのに、
メグミと大差ないもん」
愛「それは……ホラ、あたしとリシェルちゃんじゃ人種違うし。ガイジンさんのほうがスタイルいいのは当たり前って言うか」
リ「あたしとリシェル、人種はおんなじなんだけどね……」
愛「あぅ……で、でも、リディアちゃんには裏設定の17歳バージョンがあるじゃん!」
リ「……それでも、落ち込む物は落ち込むんだよ……」
思春期の悩みは意外と根が深いのか、ぶくぶくとみっともなくお湯を泡立たせるリディア。
だが、彼女にも。もちろん愛にも。それぞれ良い所はある。
今回はどうせなので、それを一挙公開していきたいと思う。
まず我らが主人公、リディア・ハーケン嬢だ。
まだまだ発育途上の14歳。しかし忘れないで欲しいのは、彼女は14歳になってから一月も経過していない(2話現在)。
つまり、彼女の肉体は13歳の少女にほんの少し毛が生えた程度の女の子である。いや、毛なら既にh(自主規制)が。
とにかく、まだまだこれからという段階である。そして身長も152cmではあるが、コレは14歳にしては若干大きいともいえる。身長もこれからまだまだ成長するだろう。
だが、14歳になりたての少女の方が良いというごく一部の方々には、彼女ほどの素材はないと言える。
スラリと伸びた脚線、締まったヒップとウエスト。膨らみ始めたバスト。未開の雪原のような純白の肌と、端正な顔立ち。しかし時折見せるあどけない笑顔。
外見だけで人を判断するのはどうかとは思うが、その筋の方々には、辛抱たまらん逸材であろう。
次に、我らがヒロイン、秋月愛嬢。
ほぼ成熟しているとはいえ、彼女もまだ17歳。成長の余地は充分にあるが、それを差し引いても彼女の容姿は同世代の中で群を抜いている。
それはひとえに恋人たる森川総志がその一因を担っていると言えなくもない。
だがそれでも、その魅力を持っている時点で、それは彼女のものである。
女性にしては高い167cmという身長と、均整の取れたプロポーション。あと3cm高ければ、それこそそこらへんのモデルと並べてもなんら見劣りしない。
というか、むしろ他のモデルの方が引き立て役になるだろう。
本編でも述べているが、愛ははっきり言って巨乳である。高校生でEカップなど、言語道断だ。他の生徒の、特に色々と妄想膨らませがちな昨今の高校男子には、
はっきり言って目の毒でしかない。色々と大変なことになるのは目に見えている。
愛「リディアちゃぁん、そんな落ち込まないの♪」
いじけているリディアの背中に、愛はがばっ! と抱きつく。
その際に彼女の胸の膨らみが思いっ切りリディアの背中に押し当てられ、同性にも関らず、リディアは赤面しながら、じたばたと小動物のように手足をバタつかせた。
リ「ちょ、ちょ、メグミ!? 何、いきなり!?」
愛「落ち込んでるから、元気づけようと思って♪」
しかし言葉とは裏腹に、愛の手は妖しく動きながら、リディアのタオルを奪い取った。白濁湯でなければリディアのいろんなところがさらけ出されて、
大変なことになっているところだ。全く、実に惜しい。
リ「だ、だからって、タオルを取る理由にひゃぅ!?」
愛「あ、また変な声だね。リディアちゃんって敏感なんだ♪」
リ「び、びんかんとかじゃ、なく、てゃあぅ!」
あまりにイイ反応をするリディアに、愛の中の嗜虐心が刺激される。常日頃……というほど頻繁ではないが、恋人である総志にあらゆる意味で色々されている為、
どこをどうすれば感じるのかというツボを、愛は一通り心得ている。
それをリディアで実践してみたところ、面白いくらいにイイ反応が返ってくるではないか。これはもう、逆に弄らない方が失礼ってモノだろう。
愛「リディアちゃん、緊張してる? 硬くなってるよ〜?」
リ「だ、だって……メグミが、ヘンなこと、するか、ら……ぁぅっ」
極めて珍しい、気弱で消え入りそうなリディアの声。こんな弱気な彼女を、誰が想像できるだろうか否おそらく誰もいまい。
愛「ヘンなことって、どんなこと? た・と・え・ばぁ……ちゅっ」
リ「んやぅっ!?」
耳たぶにキスし、すぐさま甘噛み。その一方で、手はリディアのウエストから……一方は上へ、もう一方は下へと侵略範囲を広げている。その手つきは、さすがに熟練の手つき。
男性経験などあろうハズのないリディアには、それだけで首筋まで真っ赤になっていた。
愛「やぁん、リディアちゃんってば真っ赤だね〜」
リ「だ、だって……メグミが」
愛「あたしが、なぁに?」
這い上がってきた手が首筋を撫でて濡らし、そこにふぅっ、と吐息を吹き付ける。
甘い吐息はそれだけで扇情的であり、吹き付ける息の生温かさと冷たさに、リディアの身体がぴくんと震えた。
リ「〜〜〜〜っっ!」
愛「ねぇリディアちゃん、こっち向いて?」
くいっ、とアゴを押してリディアの顔の角度を変える愛。
わずかに潤んだ青い瞳と、上気した頬。そして、またしても珍しく荒い息。
リ「メ、グミ……もうやだぁ……やめて……」
熱に浮かれたような、苦しげな声。しかしその吐息はどこか甘く、紛れもなく愛が総志に懇願するときと同種の温度がある。
全く、誰が想像できるだろうか。天真爛漫、どこまでも明るく、強く、優しいあのリディア・ハーケンがこんな姿を曝すとは。意外すぎるほど意外であり、
また可愛らしくて色っぽい。幼児体系と莫迦にしてはいるが、リディアはちゃんと女の子だ。
この姿に、面白半分でやっていた愛もドキンと来た。
この可愛らしさは想定外だった。どうしよう。このまま最後までやっちゃうか? でもそれだと危ない道にはまっちゃうかも知れない。いやいや、既に充分危ないか。
でもリディアちゃんみたいに可愛い子に『お姉さま』とか呼ばれるのもいいかも知んない。
あ、ヤバ、よだれ出そう。
いや待て、落ち着けあたし。あたしには総志くんがいる。リディアちゃんだって、レオン君とイイ感じになれるかもしれない。
でも3(自主規制)とか、スw(自主規制)とか、色々出来るかも。
ダメダメ、桃色思考禁止! クールになれ、秋月愛!!
愛「あ、えー、ごほんっ!! げほっ、んんっ」
わざとした咳払いにむせながらも、愛は平静を取り繕ってから。
愛「ゴメンゴメン、ちょっと悪ふざけが行き過ぎちゃったね」
リ「…………ぅん」
はあぁ〜、とお互い深〜い溜息。愛は零れ落ちそうなリディアの涙をちゅっと唇で吸い取り、彼女の髪を優しく梳いた。
しかし愛はしばらくリディアを抱っこしたままの体勢で、柔らかくて張りのある脚をぺたぺた撫でており。
リディアもリディアで、愛の巨乳を枕にして、温泉を堪能していた。
風呂上がり、愛がどこからか取り出した浴衣に着替えた2人は、コタツでみかんを食べながら、またしてもどこからともなく出てきたテレビを見ながら、コタツに入ったまま眠ってしまった。
コレが引き金となり不思議空間は消滅し、彼女たちはそれぞれの居場所へと帰った。
――――――――の、だが。
リ「女性同士の同性愛について……なるほど、お姉さま、かぁ(じー)」
リシェ「……何か、嫌な視線を感じるのだけれど」
愛「…………妹、かぁ……」
総志「?」
どうやらそれぞれ、弊害を残したらしいというのは別のお話。しばらく放って置いたら鎮静化したとかしないとか。
終わり。
あとがき。
エロ過ぎます。なんなんすか、コレは。
普段は受けに回る立場である愛が攻めで、どちらかというと攻めっぽいリディアが受け。
専門用語でネコとかタチとか言うらしいですが、イチイチ調べたくないです。
書き下ろしなのでやや短め。ていうか、番外本編より長かったら不味いでしょう。
じっくりねっとり18禁レベルで書くのはさすがに疲れるので、いつぞやと同じく、比較的ライトに。15禁くらいのつもりです。
さぁて、あとは本編を進めねば。
管理人の感想
え〜、読者の皆様に説明を致しますと。
二人の甘い甘い(?)入浴シーン。
このお話の原案は元々鷹さん的はお蔵入りになったものらしいのですが、私が是非にとお願いして書き下ろして貰いました(爆)
うん、二人とも大変宜しいですね(←馬鹿)。愛の桃色妄想がいい味出てました。
う〜ん、もう何も言うことはありません。10万ヒットのかなり良い記念になりました(笑)
鷹さん、本当にありがとうございました〜^^