アンテナ線の張り方について


ラジコンは言うまでもなく、電波によって模型を操縦します。
模型が電波を受信して始めてコントロールが出来る訳ですね。
模型は電波を受信する為のアンテナを装備しますが、アンテナ
の設置の仕方で受信の感度などが大きく変わって来る事があります。
...皆さんご存じ、「これがラジコンだ!」なんですが...
2003年7月にロールアウトしたRadina2号機では、アンテナの設置
方法で大変苦労しました。 電波が上手く受けられずに距離テストで
サーボがガチャガチャと誤動作。 飛ばせた物ではありませんでした。
 HLGメーリングリストで皆さんのお知恵を拝借し、なんとか解決して快調に
フライトしております。 この機に、調べて解った事をまとめてみました。

これらの事例は送信機と受信機の組み合わせや周波数、電源などに
よって、変わる場合がありますので、参考程度に御覧下さい。


動力機では、この様なアンテナ線の配置が多いですね。 いわばこれが理想形である
わけであります。 アンテナ線は受信機の直近から胴体外部に出て、胴体から離れた
所に設置してあります。 

バルサ胴体のHLG(スカイウォークやロッキーなど)はこれに近いアンテナ線の取り回し
をします。 垂直尾翼に止めなくても、絶縁体の胴体に沿わせるように外部に出しています。

昔から採られている方法ですが、一番確実なアンテナ線の取り回しです。

それに対して、ポッド&ブーム構造のHLGの胴体の場合、上の図のよう胴体からアン
テナ線を出し、にカーボン製のパイプに沿うように止めるのが一般的です。
HLGなどのグライダーでは、アンテナ線の抵抗も無視出来ません。
木村のHLGもポッド&ブーム構造の機体はほとんどこの方式でアンテナ線を設置して
います。


ですがこの方法は上の図の様にアンテナ線をパイプの中に通してしまうのと受信機の
入力は大して変わらない....(出ていた方が若干は良い)と言う計測結果を見せて
いただきました。 この計測実験はF3B等のカーボンで出来た胴体を対象としています
が、カーボンで出来たブームでも同じ様な事が言えると思います。


上の測定で解決案として提示されていたのが、テールより200ミリほどアンテナ線を
垂らす....と言う物でした。  この方法で、アンテナ線を全部中に入れてしまった
場合の5倍の入力が得られるとの事です。
アンテナ線が短い場合は2倍の長さにすれば良いわけです。
パイプにアンテナ線を止める方法でも、少し垂らせば同じ効果があるかもしれません。

問題なのは、導体の直ぐ近くにアンテナ線がある...と言う事らしいです。

電動ヘリ関係のサイトからは、ノイズ対策として上の図のような情報を得る事ができ
ました。 マイナス側をアースに落とすと言う物です。

Radina2号機はパイプに沿わせると誤動作を起こしていました。 色々と試してみましたが
一向に改善せず、パイプとは離す方向(主翼に内装する)事で解決しました。


同じアンテナ線の設置方法でも問題の出ていない方もたくさんいらっしゃいます。
(この点、ベストセラー機は良いですね)私の機体固有の問題らしいですが、私の機体固有
と言えば、テールパイプと垂直尾翼の補強用カーボンキュアシートが接触して導通がある
と言う所です。 これが誤動作の原因かは....ナゾのままです。
メーリングリストで寄せられたコメントです。


一般的に、FM受信機は受信電波が無くなると(テレビの砂嵐同様)ノイズが出ます
が、ラジコン用では、こんなとき誤動作しないよう感度を高すぎない設定にしてありま
す。 しかし、電源電圧が高いと感度が上がり、ノイズが増えサーボのガチャつきが
起こります。


実は私もHighlight SALの製作中にまったく同じ症状でした。
主翼のエルロンのすき間に入れたり、ポッドから直接下にぶら下げるとOKでした。
しかしカーボンのテールパイプにテープで留めるとまったく同じ症状でした。
そこで受信機をSmartRX6(72Mhz)からGWS6ch(72Mhz)に交換したら症状は出なくな
りました。


あるメーカさんのサービスの人と話したときカーボンがT型に入っているとかなりノイズ
が入りやすいと聞いたことがあります


見当違いかも知れませんが、アンテナについて。
アンテナが有れば受信出来るのではなく、アンテナからアースへ流れる高周波電流が
受信機への入力になります。通常、アースは地球につなぎますが、RC機では空間に
有るためつなげません、受信機とサーボ、電池のアース側が空間を通じてつながること
になり、アースとしてある程度の長さ(表面積)が要ります。


みなさん、ありがとうございました。

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