受信機いろいろ
ここの所、きむらクラフトは受信機ラッシュです。
ハンドランチグライダーや小型電動飛行機に使えそうな受信機
を何種類か購入してみました。 新着受信機を紹介いたします。
尚、受信機は全てノーマルサイズのクリスタルで使える物です。
まずはFUTABAのR114Fです。 この受信機はクリスタル込み11g(木村実測)とそこそこ軽量なのですが、 特筆すべきはしっかりしたケースを持っている事です。 このケース、とても安心感があります。 更にケースが必要ない機体の場合は 外してしまえば良く、その場合は更に2gほどの軽量化になります。 残念なのはアンテナ線が700ミリと若干長めな事です。 ハンドランチグライダーなどではこの長さは邪魔です。 ノイズや到達距離に関しては気になる事はありませんでした。 寸法は21.8*31.7*13.5ミリです。 値段が定価で7500円はちょっと高すぎますね。 国内メーカーという安心感はありますが、それにしても高いです。 定価4000円台なら競争になるのですが.... |
これはシュルツのalpha−840Wです。 マイクロコンピューター内蔵の高機能受信機で、このサイズで8CHです。 電波の状態を監視して、最適な受信状態を自分で作るのだそうです。 受信機の真ん中へんの黒い丸にLEDが仕込まれていて、電波が切れると このLEDが点滅して知らせてくれます。 切れた回数まで大まかに判ります。 ただ、この機能、送信機の調子や機体の構造によって電波が受けにくい.. 等は判りますが必要か...と言われれば?な機能です。 アンテナ線は1000ミリもありますが、400ミリまで詰めても大丈夫だそうです。 寸法は49*13*21ミリで重さはクリスタル無しで14gです。 電動飛行機やピュアグライダー、モーターグライダーなんかに良さそうです。 お値段は7650円、QRPで購入しました。 |
ACTヨーロッパのMICRO−6lightです。 この受信機はケースを自分で組み立てるようになっています。 ABS樹脂のバキューム製法で作られた受信機ケースを切り離し、穴開け等の 加工をして仕上げます。 このケースを使わずシュリンクチューブで 被覆してあげても良いですね。 サランラップぐるぐる巻きでもOKです。 上の写真のケースを組み立てて、装着するとこんな感じになります。 アンテナ線は450ミリですが、カタログによると電波到達距離は800メートルも あるそうです。 800メートルも離れたら機体が見えなくなってしまいますねー。 そんなには必要ありませんが、安心感にはつながります。 サイズは42*19*10ミリでケースとクリスタル無しで8.5gで、 ケース、クリスタル込みで10.5g(木村実測)です。 HLGには良いサイズ ですね。移動させて重心位置を合わせる木村には重宝します。 お値段は4900円、アルバモデルで購入しました。 |
受信機を並べてみました。 左からFUTABA R114F、シュルツのalpha−840W、「HLGを始めよう」で 紹介しているYETYのREX5、ACTヨーロッパのMICRO−6lightです。 こうやってみると大きさの違いが良く解りますね。 |
3つ程の小型受信機を紹介しました。 外国製の二つに比べると、国内メーカーの受信機がチャンネル数、価格とも 見劣りがしてしまいます。 サーボにしてもそうですが、需要の問題か、 はたまたどこぞからの圧力かは知りませんが、私みたいにハンドランチグライダー や小型電動飛行機をやる者にとっては悲しい事実です。 国内メーカー産、ノーマルクリスタル+6CH+重量クリスタル込み10g以下 +アンテナ線500ミリ未満で5000以下の受信機なんてのを欲してやみません。 |