カーボンパイプ色々


ハンドランチグライダーのポッド&ブーム胴体でおなじみのカーボンパイプ。
実に色々な種類のパイプが存在するんですよ。 
きむらクラフトの在庫のパイプについて色々と調べてみました。
購入の際の参考にしてみて下さい。


きむらクラフト在庫のカーボンパイプ。
基本的には全てハンドランチグライダーの胴体のブーム用です。
上からの一本がK&Sのカーボンプッシュロッドの名前で売られているストレートパイプで
二本目がソリッドパイプ、その下の四本はスポーツカイト用のテーパーパイプです。

上の画像にはテーパーとストレートという違いの他に3種類のカーボンパイプが写って
います。 一番上の物、2番目の物、それと3番目から下の4本です。
一番の違いは縞模様ですね。


縞模様は製造の時に外側に巻き付けられた外型により付く物らしいのです。 上の図の
用に外側に金属の帯を巻き付け釜にて加圧加熱して作られます。
一番上のパイプはこの跡を削り取った物、2番目のパイプはソリッドと呼ばれ、この製法を
取らずに引き抜きにより作られた物です。



カーボンパイプの堅さを調べてみました。
柔らか過ぎるパイプでは飛行に変な癖が出てしまいますので、重要な要素です。
下の図の様な実験装置を作って調べてみました。


パイプはいずれも830o程度の長さがありますが、テーパーパイプは太い方を固定して実験
したために、柔らかめの実験結果が出てしまっています。 ご了承下さい。
また、検体パイプのデータも記してあります。
検体1 K&Sカーボンプッシュロッド

外径 8.0o
内径 6.9o
全長 850o
重量 17g

このパイプはきむらクラフトで色々な機体に使っているパイプです。
群馬の模型店でも購入出来るところが嬉しいです。
ただし、100%カーボンではなく、内側に1層マイクログラスが貼られています。
検体2 ソリッドパイプ

外径 6.0o
内径 3.5o
全長 850o
重量 21g

胴体用ブームには不向きと言わざるを得ないパイプです。
堅さはありますが、太さの割に重たいです。
カンザシのアウターなんかにいかがでしょう。
検体3 カイト用パイプ1

in
外径 9.0o
内径 7.8o
out
外径 7.0o
内径 5.5o

重量 18g
全長 845o

カイト用の太めのパイプです。
堅さが凄いです。細い方から材料取りしても充分持つでしょうね。
検体4 カイト用パイプ2

in
外径 8.5o
内径 7.5o
out
外径 6.0o
内径 5.5o

重量 12g
全長 820o

上のパイプの軽量版の物です。
柔らかめではありますが、太い側を使えば問題無さそうです。
軽量機に持ってこいでしょう。
検体5 カイト用パイプ3

in
外径 6.8o
内径 5.5o
out
外径 5.3o
内径 3.5o

重量 13g
全長 825o

細いながら堅いパイプです。
表面に”5”の金文字の刻印があります。

検体6 カイト用パイプ4

in
外径 7.0o
内径 5.0o
out
外径 5.5o
内径 4.5o

重量 8g
全長 825o

実験で折れるかと思いました....
しかしながら、8グラムという重量は特筆物です。
超軽量機にいかがでしょう。
検体の1は模型店で購入、2は東京は武蔵村山のワールドモデルス、
検体3〜6のカイト用パイプはスポーツカイトをなさっている方のご厚意で
分けていただいた物ですが、スポーツカイトを扱うショップやサイトで
購入可能な物です。
都市部にお住まいでしたら、東急ハンズなどでも取り扱っているみたいです。
ちなみに検体1は1800円、2は600円でした。

カーボンパイプはとても丈夫ではありますが、限界以上の力が掛かった場合、
あっさりと折れてしまいます。 また、捻れに対しても比較的簡単にヒビが入ったり
しますので、取り扱いには充分注意してください。

接着はエポキシ接着剤よりも瞬間接着剤の方が馴染みが良く、強固に接着されます。


今回は素材のみのレポートですが、今後実際に胴体を作ってのレポートをしていきたいと
考えておりますので、お楽しみに。

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