ホールドスタイル

きむらクラフトのハンドランチグライダーはフィンガーバー
スタイルの機体が多いのですが、最近の機体のバーは
左の画像のように傾いて付いている物が多くなっています。

これは機体を保持する時の持ち方が変わったためなのです。
機体をしっかり保持して効率の良いランチにつなげるために
機体の持ち方を考えてみましょう。


まず、きむらクラフトが基本としているのはテイクバック時に機体が進行方向を向いている
と言う事です。 これをふまえて二通りの持ち方をしてみました。

この持ち方はきむらクラフトがフィンガーバーを傾けて取り付ける以前にしていた持ち方です。
この持ち方は機体を保持しているのが親指と薬指、小指の腹だけです。
ポッドがゆがまない程丈夫なら問題は無いのですが、軽量FRPポッドの場合では
風であおられたり全力で走った時にはポッドがゆがんだりして機体が傾いてしまいます。
また、汗等で滑ったり下手をするとポッドを壊したりしかねません。



これは現在のきむらクラフトの持ち方です。 ポッドを包み込むように持っているので
がっちりホールドする事が出来ます。

ただ、この方法も完璧ではありません。 
私の様に関節や筋が固い場合、この状態でテイクバックをすると機体が進行方向を
向いてくれません。
無理に向かせようとすると腕が痛くなったり、バーにかかる指が人差し指だけ曲がった
状態になってしまいます。
おわかりでしょうか?
これを解消するためにフィンガーバーが曲がって取り付けられているのです。

ちなみに、バーの位置は現物合わせです。 
重心位置はあまり気にせずに持ちやすい場所、角度に取り付けるようにしています。


こちらはフィンガーホールタイプの場合です。 人差し指、中指の二通りをやってみました。

これは一般的な人差し指タイプです。力が入りやすそうにも思えますが、
人差し指をよほど柔軟にしないと指先まで一体となったランチが難しく思えます。
またテイクバックで機体が進行方向に向かせ辛くなります。
保持も指先だけになっていますね。
野球的フォームを好まれる方はこちらの方が楽かも知れません。



こちらはきむらクラフトがやっている中指タイプです。
ホールドの感じはバータイプの物と同じ感じになっています。
こちらの持ち方ですとオーバースロー風のランチになります。

悲しいかな私がこスタイルを取ると関節の堅さから手が返りきれず
機体を水平に保持するのがちょっと辛いです。


後は自分の体や機体にあったスタイルを探してみてください
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