Alan−DLG ver1.1の製作



きむらクラフト製ラダーSAL機のAlan−DLG Ver1.1の製作です。
初期の物と比べ、テール回りの剛性UPと垂直尾翼の小型化、新補強
ポッドの採用が大きな変更点です。 主翼は使い回し、メカもプレート
ごと移送しましたので、そちらの製作は「Alan−DLG」の製作を御覧下さい。


これが今回使ったポッドです。 胴体側部のカーボンクロス補強の面積を
増やし、その周辺のカーボンロービングの量を増やしています。 その反面
クロスを20g/m2+100g/m2の2プライから48g/m2の2プライに変
更して全体の重量は前作と同等に抑える事に成功しています。


この画像はポッドへ電源スイッチの穴開けを行っている物ですが、
ポッドの補強が良く解ります。 斜めに貼られたカーボンクロスとポッド
底部のカーボンロービング補強です。

今回の大きな変更点である水平尾翼の取り付け方法です。 Radina−
DLGと同じく、バルサブロックから削りだした台座に水平尾翼を固定しま
す。 ただし、尾翼はネジ止めではなく、1ミリカーボンロッドで水平尾翼と
台座、カーボンパイプを串刺しにしてあります。


生地完状態の水平、垂直尾翼です。
構造はほぼ一緒ですが、垂直尾翼の固定翼部分は前後方向に短く
なっています。 また、水平尾翼の動翼の後縁にはアサミで購入した
カーボンリブキャップを溝を掘って接着して補強しました。 後縁を薄く
削る為の手助けにしています。
バルサは全て2ミリで、堅い部位と柔らかい部位を組み合わせて剛性
と軽量化に勤めています。 組み立てはほぞを作ってはめ込んでいます。

台座はバルサブロックよりの削り出しで、側面にマイクログラスを瞬間
接着剤で貼って割れ防止としています。



尾翼回りのUPです。
被覆は固定翼部分がミラクルフイルム、動翼部分がオラライト
です。 接着は1ミリカーボンロッドのピンを除き瞬間接着剤で
行っています。 ピンは5分エポキシ接着剤です。

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