胴体の製作

ここが一番加工箇所の多い所になります。
主翼の縮小に合わせて、テールモーメントも縮小しなくてはならないので、
胴体の主翼から後ろを50ミリほど詰めます。主翼の長さに対して50ミリ?
と思われるかも知れませんが、主翼の巾が変わっていないため、
思った以上に水平尾翼の容積を必要とするためなのです。
まず胴体側板を後ろから50ミリの所で切り離します。
さらに胴体のスリム化のためのカットを行います。
機首部分は使用する電池やメカに合わせてスリム化をして下さい。
110mAhのニッカドを使用する場合はほとんどスリム化は出来ませんが、
50mAhのニッカドやCR2のストレート組を使用するのであれば
機首部分をそれに合わせて細くする事ができます。


スリム化した側板に合わせて胴枠のサイズを変更します。ベニヤ製の胴枠は
上下に分割して、側板に合わせて接着し直します。
バルサ製の胴枠はカットしてサイズを合わせます。

胴枠を真ん中あたり(適当で可)で切断します。

上下長を合わせて接着します。
それ以外はキット通りに組み立てて下さい。
私の機体はほとんどフィンガーバータイプなのですが、
今回はフィンガーホールで作りました。



テールヘビー対策として、こんな事をしてみました。
ストレート組にされたCR2はノーズコーンまで入り込めます。
リュータでちまちまと削りました。
(ここまでやらなくても大丈夫です。)

完成した胴体です。
気が済むまでサンディングして角を丸めてください。



私の場合、この時点でリンケージ糸の出口にプラパイプ
を埋め込んでいます。バルサ胴の場合、リンケージ糸が
胴体に食い込むのを防止するためです。
それにしてもバルサの角胴はねじれ強いですね。
プルプルした感じのカーボンロッド胴体とは大違いです。

生地完成状態です。 この状態で86グラムでした。
もう少しノーズが短い方がかっこいいかな...


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