接合編
接合1 完全に硬化した後(簡易ブースで24時間徹底的に硬化させました)、メス型の両端を持って ねじるようにすると”ぱしっ”とか”ぺきっ”と言った感じでメス型から製品が分離します。 はみ出たクロスを曲面ばさみなどを使って切り取り、定盤の上にサンドペーパーを敷いた上で 前後に動かして”面だし”を行って下さい。 軽量バージョンで製作した場合はかなり柔らかいので力の加え方に充分注意して下さい。 接合2 面出しがきっちり終わったら、左右の接合をします。面出しがいい加減ですと、接合したときに ゆがんだり、波打ったりしてしまいます。 まず、主翼取り付け部の不要箇所を切り取ります。強度と相談した上で、出来る限り大きく 切り取ってください。後の作業が楽になります。 左右の位置を良く合わせて、瞬間接着剤で数カ所、点付けで仮止めをします。 気の短い私は硬化促進剤も併用しました。 ガラスクロスを20ミリ幅のテープ状に切った物か市販のグラステープを内部に入れ、裏側から ポリエステル樹脂を塗ります。この時に筆の先を90゜に曲げた物を使うと楽に出来ます。 接合面全周に行います。これが硬化してしまえば、FRPポッドは完成です。 表面は結構きれいに出来ていると思いますが、さらに美化を望まれるのなら表面を1500番 程度の耐水ペーパーで水研ぎをした後アクリルなどのクリアースプレーを吹いてあげると さらに透明度が増します。クリアーブルーなど吹くとi−MACの様なスケルトン風になります。 エポキシ樹脂を使用した場合はクリアーを吹くことによって べとつき防止や耐水性の向上になります。 後はブーム、尾翼の接着、メカの搭載をすれば完成です。 |