カット

まず、ベースが動いてしまわないように定盤に固定します。
両面テープなどで止めても良いのですが、
ストッパーになる物に当てて固定するだけで充分でしょう。
さらに、ベースに均一に重しを掛けます。ラジコン技術程度の重さが
ちょうど良いようです。
カットは主翼の前縁上面から行います。
手動で切るときは、スピードを一定にするように細心の注意を払い、
熱線が停止することが無いように心がけて下さい。
若干テンプレートにテンションがかかる程度が良いようです。
極端に熱線がたわむほどスピードを上げると、真ん中がふくらんだ
コアが出来てしまいます。

私は重りによりカッターが移動する半自動カッターを使っています。
この場合も、移動スピードを切れ端などで試し切りをしながら決めて下さい。
私のセットでコード200oを1分程度で移動します。
また、カッターの熱線がテンプレートから離れてしまわないように、
必要に応じてカッターに重りを積みます。
私のカッターは片側に電源コードが出ているために、
コードのない方の腕が軽くなって
テンプレートから離れやすくなってしまっています。
その為に、片側の腕に30グラムほどの重りを乗せています。
準備が整ったらカッターの電源スイッチON。
後はカッター任せです。

ベースが主翼になるコアの部分、上下ネガティブシェルの
3つの部位に分かれますが、ネガティブシェルは今後の作業で
色々と活躍してもらいますので、捨ててしまわないで3つ一緒に保管して下さい。


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