相変わらず胃袋の膨れた我々は、次の店「彦江」に向かう。入店予定時刻まで、随分時間があったので、腹ごなしに坂出駅前の「サティ」を見物することにする。本やCDを見ながら1時間ぐらい時間を潰し、それでもまだ時間があったのでバッティングセンターに行く。施設がボロかったので、さっさとそこは退散し、近くのゲームセンターで汗を流す。相棒は調子に乗ってダンスを踊るゲームを3ゲームもやる。
「彦江」は非常に入り組んだ住宅街の中にある。おまけに道が恐ろしく狭い。対向車が来たらアウトだ。しばらく迷ってグルグルしていると、こんな所に入って行って大丈夫なのか?というような所に「彦江」はあ
かけうどん
った。店に入ると、ちょうど我々と同じようにうどん屋巡りをしていると
思われる集団が来ていた。ここでは、「かけうどん(小)」(130円)を頼む。天ぷらがちょうど切れていて残念だった。だしももう少しで終わりそうだった。ここは午後5時で閉店だが、できれば早めに行った方がいいだろう。お店のおばちゃんが冷水でがーっと締めた麺は表面がつやつやで、エッジがビシッと立っている。ひと口食べると、
うっ、うまい!
だしを飲む。
うっ、うまい〜!
うまひ〜!
う・ま・ひ〜!!!
ゴチッとした歯ごたえのあるやや太めの麺が、口のなかでプリプリと踊っている。これまでに食べた中で最高の麺だ。だしはいりこベースのはずだが、塩加減が絶妙でうまい。麺とのバランスもいい。あ〜、これで天ぷらがあったら最高なのに〜!と叫びながら、最後の1滴まで奪い合うように食べる私たちであった。
Y氏のコメント
これまたおそろしく細い道をいったところにこの店はあり、探し出すのに一苦労だった。時間も時間なので汁が残り少なくかろうじて食することができた。麺はコシがしっかりありこれぞ讃岐うどんといった感じ。汁も少々甘めの関東人好み。麺、汁ともに最高レベルの味であった。まいう〜!
住所 | 坂出市横津町3−6−27 |
営業時間 | 8:30〜14:00、15:40〜17:00 (日曜・祝日8:40〜14:00) |
定休日 | 第1、3、5日曜日 |
形態 | 製麺所 |