7月27、28日に静岡市で開かれた「自治体学校in静岡」に市議団5人で参加しました。
全体会は、岡田知弘理事長(京都橘大教授)が、「憲法と自治のチカラが地域の未来を切りひらく」というテーマで記念講演をおこないました。岡田先生は「AIでは公務労働は代替できない。住民一人ひとりの基本的人権と福祉の向上をめざし、憲法に基づき、国民主権=住民自治を前提に政府と対等の自治の確立を行財政面で保障する」という地方自治体の役割の大切さについて講演されした。
分科会は、「幼児教育・保育の無償化と公的保育制度の行方」(中山徹 奈良女子大教授)に参加しました。
中山先生は、幼児教育の無償化についての問題点として、@無償化の財源が消費税であり、あらたな増税につながること、A保育料の応分負担がなくなる、B認可外保育施設の固定化など保育の質の低下につながる、C公立保育園、幼稚園の統廃合や民営化につながると指摘。保育の無償化を手放し喜ぶのではなく、すべての子どもに等しく、良質な保育を保障することが大切だということを強調されました。
今後、こうしたさまざまな問題点を保育関係者や保護者に伝えながら、保育の格差解消や公的保育の確保や向上に向けて取り組んでいくことが必要です。初めての参加でしたが、とても充実した2日間でした。
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6月14〜7月3日まで6月定例会。
<一般質問の日程>
17日2番目 澤村純子:高校卒業まで医療費無料化を。学童クラブの改善
4番目 山本邦夫:平和施策。防災対策の強化。欽明台地域の開発
18日2番目 亀田優子:男山地域の再生。水道事業。学校背説の整備。
20日2番目 巌 博:消費税増税中止。地域経済活性化。国保料の値下げ
3番目 中村正公:橋本駅周辺整備。太陽光発電計画。介護保険の充実 <常任委員会>
27日:総務委員会、28日:文教厚生委員会
7月1日:都市環境委員会