今回のプロジェクトの発端になったスピーチシンセサイザーです。
購入したのは2004年頃でアナログリズムマシンを作るために日本橋へ買出しに行った時、共立電子で偶然見つけて衝動買いしたものです。
すでにディスコンになっていて在庫品限りだったのですが、使用用途が無いためかしばらく売れ残ったままでした。
まだPCMが一般的ではなくメモリ容量も限られていた時代に音声を圧縮する技術として考案された線形予測符号というものが使われているそうで、
AL2タイプには英語の発音のために必要なフレーズが収められています。
いわゆるロボットボイスを出すことができるのですが、残念ながら声の高さを変化させることができません。
また、フレーズの発声が終わるまで次のデータを取り込んでくれない仕様なので、MIDIの速度にあわせる良い案が浮かばず引き出しにしまったままになっていました。
上にSP0256のデータシート上では3.12MHzのクロックが必要となっていますが、入手できないのでEXO3 12.8MHzを4分周して3.20MHzで動かします。
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秋月で売っている言わずと知れたSSG音源で、2006年に東京へ出張に行った時に4個衝動買いしてしまいました。
この頃にもSP0256と同時に動かす計画でプロトタイプの基板まで作ったのですが、
音が出ているだけで音階計算をどうやって行うか考えているうちに挫折してしまい、結局引き出しの中に入ったままになってしまいました。
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2011年の夏、会社の廃棄PC置き場にPC-9801DAが捨てられていました。
昔を懐かしみつつマザーボードを見てみるとなんとYAMAHAの文字が!もしやと思いググってみると、やはりFM音源でした。
ただし86音源ではなく26K音源の方でしたが、86音源のOPNAはICのピンピッチが狭く自作には向いてなさそうなのである意味安心しました。
上にあるYM3014Bは専用のDACです。
自宅に持ち帰りはんだ吸い取り機ではんだを除去しつつ摘出した一品ですが、
実はブレッドボード上で回路の検討をしている途中にどこかのピンがショートして壊れてしまったため、後日PC-9801-26Kを中古で買う羽目になったのです。
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取り立てて珍しい石でもないのですが、YMZ294と同時に購入したオペアンプです。
オペアンプを使った回路を設計したことがなかったため、数年前にプロトタイプ基板を作って失敗した原因の一つがこちら。
今回はトラ技SPECIALを購入して一から勉強しなおしました。
いつもの奴です。流行りのAVRは開発・書き込み環境がない・言語を一から覚えないといけないため従来どおり眼中にはありませんでした。