Copenのトランクライトの設置

執筆 2005年5月22日
初代Copenのトランク内部にライトをつける企画です。トランクの開閉状態に応じて自動的にライトが点灯/消灯するのでとても便利です。

Copen キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

2004年12月半ばに車を買いました。初のマイカーにして衝動買いです。 ゴールデンウイークにルーフを開けながら走っていたのですが、顔がすっかり日焼けしてしまいました。
さて、こんなCopenですが、乗用車によくあるトランク内のライトがありません。 夜の海などでは意外と不自由で、中に何が入っているのか全く分かりません。 ノーマルで乗ろうと思っていたのですが、さすがに不便なので手を加えることにしました。

しかしこのフロントのデザイン... いつ見ても (゚∀゚) に似てる(w

回路について

今回使用した光源は、超高輝度の白色LEDです。発売当初は1個ン千円とした素子ですが、量産が進むにつれてぐんぐん値段が下がってきました。 今回は4個のLEDを使用します。日中は結構暗く見えるLEDですが、夜になると結構明るく灯ります。

車の改造をするにあたって一番驚いたのが、待機電流の微小さとその割に改造の手法が雑なことです。ともかく、回路の概要を説明しておきます。

まずLED周りですが、抵抗で電流制限をすると電圧が下って光量が一定ではなくなってしまうのでCRDを使いました。 白色LEDの一般的な動作電圧は3.6Vなので、直列にして7.2Vで駆動させてあります。あとはCRD一発で15mAに制限するだけです。

プッシュスイッチはトランクオープン検出スイッチで、トランクを開けた側に付いている硬いスイッチです。 電源はアクティブトップECUの中から取ります。ECU内部はアクティブローでオープン検出をしています。

電源・信号の取り方

信号を取るためにアクティブトップのECUを利用します。ECUはトランクの中にある板を外してパンク修理キットの右にある発泡スチロールを取り去ると見えます。 コードから分岐させると途中で外れてトランクが開かなくなったら困るので、ECUに直接ハンダ付けします。こっちのほうが丈夫ですから。

12VのラインはECUの一番左の白いコネクタの一番左で、水色と白の太いコードの部分です。一方スイッチの信号線は、右の黒いコネクタの左から3番目で、緑と赤のスパイラルになっています。

取り出した信号は直接LEDに接続するのではなく、電話のモジュラージャックに入れて取り外しが出来るようにしてあります。これで気が変わったときに他の光源に変更が出来ます。

ECUから信号を取り出したら、カーペットの下をくぐらせてLEDに接続します。ECUの時はかなり手が込んでいたのですが、LED周りは覗き込まないと見えない場所のため、あまった線は適当に束ねています。 LEDの取り付けもホットボンドで適当につけています。信号線はカーペットから右側のステーが飛び出ている穴へと導きます。 ちなみに、CRDは線が束ねてある付近に小さな基板を設けて取り付けました。

如何だったでしょうか。結構適当ですが、かなり遊べます。パーツ代はLED1個が250円程度、CRDが1本100円程度で手に入ります。ユニバーサル基板も100円程度です。 近くにパーツショップがある方はどうぞお試しください。