淡水大魚研究会 会報No.51〜No.100


第100号 昭和54年7月○○日

毎月定期に会報を発行し始めたのは、8年4ヶ月前のことで、今回で100号になりました。本会創立は昭和40年の初め。最初の数年間は会員数も少なく会報も不定期発行。会費不要。会の運営は寄付金でまかなっていました。現在の会員経費は数年前から、すえおきのままで、余裕のある会員には幾らかの寄付金を加えて納めて頂くという建前になっています。会報100号を契機として、一層の発展に努力したいと思います。ご協力ください。

・会費受領
・会員釣果報告:6月29日、会員が横利根川砂置き場でのナイターでコイ82cm、8.0Kgをあげた。
・7月14・15日、奥多摩湖で釣行会開催。草魚82cm他コイ数尾
・仙台支部では、泉市のため池で蓄養していた2万尾の連魚・草魚・青魚の稚魚を宮城県大衡村牛野ダム、白石川ほか2箇所へ放流した。今秋も7千尾の稚魚を購入・放流の予定。支部会員の努力に拍手。
・製作の遅れていた会長の著書「投餌音で寄せる、野ゴイ釣り」の新版が7月上旬発売された。
・8月釣行会案内(荒川・羽根倉橋付近)

第99号 昭和54年6月22日
・会費受領
・会員釣果報告
・6月3日、荒川・南畑カーブで釣行会開催。アタリナシ。
・7月釣行会案内(奥多摩湖上流)

第98号 昭和54年5月16日
・新会員紹介/会費受領
・仙台支部の会員3名が会長宅を訪問。その後、利根川・草林で連魚10尾。その熱心さに拍手。
・5月5・6日、釣行会開催。5日は横利根川で釣るも地震のため、コイの釣果無く連魚のみ。6日は利根川・草林で連魚105cm他数尾
・6月釣行会案内(荒川・南畑カーブ)

第97号 昭和54年4月17日
・新会員紹介/会費受領
・会員釣果報告
・4月15日、中川・八条橋付近で釣行会開催。コイ数尾
・会長の著書「投餌音で寄せる、野ゴイ釣り」(西東社発行)改訂版が5月上旬発売予定
・5月釣行会案内(横利根川)

第96号 昭和54年3月26日
・会費受領
・多田釣具製作所移転のお知らせ
・3月18日、荒川・羽根倉橋左岸下流で今年度第1回目の釣行会開催。前夜からの強風止まず釣果なし。その後、53年度年間賞の授賞式を行なった。

53年度年間賞受賞者

各賞

受賞者
サイズ[cm]
重量[kg]
ポイント
釣行日
野ゴイ賞
菱沼勝以
80
6.9
荒川・南畑カーブ
53.9.24
黒川 毅
77
5.7
利根川・草林
53.11.11
宇和野純
76
5.7
宮城県釜房湖
53.7.28
野ゴイ努力賞
庄司利信
76
5.2
宮城県釜房湖
53.9.24
連魚賞
後藤利雄
108
13.5
利根川・草林
53.11.28

               *53年度は草魚賞の入賞なし
               
(註:連魚賞の副賞には、マルキュー連魚専用エサ「白連」30袋詰め1箱)

・6月12日、会員が居住地近くの池で82cm、7.8Kgのコイをあげたが、魚体の写真にメジャーが写しこまれておらず、年間賞の対象外となった。年間賞の規定に留意されたし。
・4月釣行会案内(中川・八条橋から右岸上流)

第95号 昭和54年2月20日
・新会員紹介/会費受領
・54年度会員名簿発行
・2月9/10/11日、東京フィッシングショーが開催され、会員の魚拓、写真に多くの参観者に感銘を与えた。
・隔週刊「つり情報」誌第17号から連載で会長が執筆。各地の釣り方、エサの打ち方を研究していく。
・3月釣行会案内

第94号 昭和54年1月12日
・会費受領
・会員釣果報告:1月5日、利根川・草林で連魚111cm、15.5Kg。利根川では20〜30Kgの大物も決して少なくはないので、今後新しい釣り方の研究が必要
・1月7日、新春座談会開催
・東京フィッシングショー案内
・魚拓実習会案内

第93号 昭和53年12月13日
・新会員紹介/会費受領
・11月17日から1週間、会長は関西方面へ旅行。多くの会員と懇親を図った。
・会員釣果報告:草林で好釣、連魚108cm、95cm。
・新春釣り座談会案内

第92号 昭和53年11月16日
・新会員紹介/会費受領
・11月3日、仙台支部有志および会長が石納へ釣行。また、本部会員も参加し、連魚92cmを筆頭に5尾。
・11月5日、本部釣行会を同所で開催。コイッコのみで釣果なし。
・会員釣果報告:利根川草林で良型コイ半日で6尾。
・12月釣行会案内:荒川左岸羽根倉橋上下流
・連魚の脈釣りについて
・淡水大魚研究会の地域活動について

第91号 昭和53年10月18日
・新会員紹介/会費受領
・10月15日付けのスポーツニッポン新聞(東京本社版)のつり面連載シリーズ「この人この釣り」に会員の釣り生活のもようが紹介され、多くの読者に感銘を与えた。
・埼玉県水産試験場から淡水大魚研究会へ、利根川で採卵・人工孵化された連魚1万数千尾、青魚の稚魚17尾が寄贈された。また、仙台支部が草魚・連魚の稚魚7500尾を購入。合わせて2万余りが宮城県泉市周辺の池沼洲個所に分けて放流された。多くの方の努力と熱意に感謝します。
・10月8日、荒川羽根倉橋上流(南畑カーブ)で釣行会開催。マルキュー小口油肥から新エサ「鯉カレー」が多数提供された。釣果なし。弱い地震あり。
・10月11日、会長および有志で埼玉県の柴山沼を試釣。水を落としたため岸際の水深30〜40cm程度。釣果なし。人体に感じないほどの微震でもあれば、その後5〜8時間は小物のアタリすら無いようです。
・仙台支部の会員有志が11月3〜5日、利根川に来釣予定。横利根川岸の中島屋に宿泊。会長も同行予定。
・11月釣行会案内(11/5 利根川石納水門上流部)

第90号 昭和53年9月26日
・新会員紹介/会費受領
・7月以来、異常高温少雨により秋が瀬堰下流でも草魚・連魚の死魚多数
・中川・八条橋付近、荒川・秋が瀬橋付近「大ゴイ」に重さで約5%のカレー粉を入れることにより集魚効果大。
・会員釣果報告
・9月24日、仙台支部の釣行会開催
・9月24日、利根川・石納水門上流で本部釣行会開催。8名参加。雨強く釣果は小型も含めて32匹。
・10月釣行会案内(荒川・羽根倉橋付近)
・11月釣行会予定(11/5石納)

第89号 昭和53年8月22日
・新会員紹介/会費受領 (註:笠岡副会長入会)
・会員釣果報告
・8月5日、埼玉水試見学。利根川の今年の草魚・連魚の産卵は6月29・30日。流下卵を採捕し人工孵化による採算量は1000万匹。全国各地の湖沼・河川に放流される。
・多田作野ゴイサオは、大量生産ができないために注文は早めに。
・仙台支部秋の釣行会案内(釜房湖)
・9月釣行会案内(利根川・石納付近)
・10月釣行会案内(荒川・秋が瀬橋付近)

第88号 昭和53年7月13日
・会費受領
・会員釣果報告 秋が瀬橋下で90cmコイをかけたが杭にからまれ取り込めず。
・7月2日、奥多摩湖で釣行会開催。満水時より10数m減水、当日も減水中でアタリなし。4年ぐらい前にブラックバスが持ち込まれ、ワカサギほかの雑魚が激減した(留浦の食堂で)
・テキスト【草魚釣りの仕掛けとエサ】(過去10年間に用具その他が大きく変化したので、釣技も見直した。)
・8月は釣行会を休み、埼玉県水産試験場見学と柴山池の試釣を行なう予定

第87号 昭和53年6月13日
・新会員紹介/会費受領
・6月4日、八条橋上手で釣行会開催。大型の強い引きにY字型ハリス切れ。硬軟いずれにせよサオには使い慣れる必要あり。
・会員釣果報告
柴山沼(H16.8.21現地確認)案内。埼玉県白岡町柴山、国道122号線沿い。元荒川の残跡沼で地下水が湧き、昔から底の見えたことのない古沼。水質良く超大ゴイばかりか20〜30Kg級の草魚・連魚多し。
・6月12日午後の地震で被害のあった仙台市とその周辺の会員の無事を祈る。
・7月釣行会案内(奥多摩湖上流部留浦(トズラ)付近

第86号 昭和53年5月22日
・新会員紹介/会費受領
・4月29日から会長と会員有志で仙台方面のポイント視察。旧北上川河口近くは利根川・草林の河相に似ていて超大型の期待が持てた。
・仙台市周辺に会員多く、仙台支部を結成することとした。
・5月14日、荒川サッカー岬で釣行会開催。80cm連魚、57cmコイ。
・6月釣行会案内(中川・八条橋上手

第85号 昭和53年4月25日
・新会員紹介/会費受領
・4月9日、秋が瀬橋下流で釣行会開催。アタリナシ
・遊動ウキ標準型(3号オモリ用)が出来上がった。希望者に頒布する。
・宮城県在住の会員の尽力で草魚・連魚が放流されることになった宮城県泉市の池に会長は4月29日から数日の予定で視察をおこなう。結果は次回報告。
・5月釣行会案内(荒川下流左岸・サッカー岬)

第84号 昭和53年3月27日
・新会員紹介/会費受領
・3月19日、久喜市工業団地内公園の池で釣行会開催。早朝からの強い雨で釣果なし。続いて、52年度淡水大魚年間賞の授賞を行なった。

52年度年間賞受賞者

各賞

受賞者
ポイント
サイズ[cm]
重量[kg]
釣行日
野ゴイ賞
鈴木和夫
真壁町・山口沼
74
6.2
52.4.13
加藤清治
清水市・上原池
70
4.5
52.6.5
高尾敏彦
渡良瀬川中流
69
5.7
52.5.21
草魚賞
岡村正雄
荒川・羽根倉橋下
91
12.5
52.6.16
連魚賞
西塚一朗
利根川・草林
102
9.8
52.12.6

・年間賞正賞は、会長直筆の各釣り場名をホウの厚板に浮き彫りにした飾り額と小口油肥社から新餌「鯉王手」大箱を5名の受賞者に贈呈された。
・NHK文化出版局の新刊「釣りと私」が3月下旬に発売予定。会長の「大魚、草食い魚」を収録。
・毎日新聞社の「小学生新聞」(東京本社版)の4月20日以降、月3回予定で川・湖沼の釣技について掲載予定。
・会員から「淡水大魚研究会現認」の角印(魚拓用)と”茂”の丸印(色紙用)が寄贈された。
・4月釣行会案内(秋が瀬橋右岸)

第83号 昭和53年2月28日
・新会員紹介/会費受領
・2月11・12日、東京フィッシングタックルショーが開催された。20数名の会員が来場し、会長と歓談した。
・月間「つりマガジン」5月号(3/25発売予定)グラビアページに会長の荒川での釣り姿が紹介される予定。・3月の釣行会案内・年間賞授賞予定
・アネロイド気圧計について(アネロイド気圧計の使い方・気圧変化と魚の就餌の関係)

第82号 昭和53年1月27日
・新会員紹介/会費受領
・53年度会員名簿送付
・53年度幹事に14名の会員を委嘱。
・1月15日浦和駅の日本食堂で新春福引き座談会を開催した。小口油肥、有志会員から多数の寄贈あり。福引き後、今年の釣行予定について話し合った。
・2月の釣行会は例年どおり休止とし、会報は2月下旬発行予定。
・東京フィッシングタックルショーの開催案内
・久喜菖蒲県立公園の池ガイド(昭和の池)

第81号 昭和52年12月26日
・会費受領
・2年続いていた東京書店のストライキが解決し、「淡水大魚釣り」が再び発売されることになった。
・会員釣果報告
・会長の体調不良により、12月釣行会を中止した。
・「フィッシング」誌53年新年号に会長著「寒ゴイ−1日1寸からの脱出」が掲載された。誤植があり訂正の説明。
・今秋、埼玉県久喜市河原井町に開場した県立久喜菖蒲公園の池(註:昭和の池 H16.8.21現地確認)は、池の周囲2.3Km、水深4〜8m、湧き水で平均水温15度。新しい釣技を身につけた本会員なら必ず面白い釣りができましょう。釣り料金無料。ただし夜釣りは禁止。来年3月、ここで年間賞の授賞をかねて釣行会を開催予定。
・53年新春福引き座談会案内(浦和駅西口2F・日本食堂)

第80号 昭和52年11月17日
・会費受領
・月間「少年つりマガジン」が創刊され12月号から会長が野ゴイ釣りについて連載開始。「フィッシング」、「アブクラブ」各新年号にも執筆。週刊誌「少年サンデー」に淡水大魚釣りがカラーグラビアで紹介されることになり、石納で会員と取材。
・会員釣果(各地で中型ゴイ多数)
・11月6日、横利根川で釣行会開催。日並みに恵まれず釣果なし。
・12月釣行会案内(利根川下流)

第79号 昭和52年10月17日
・会費受領
・会員釣果(奥多摩湖でコイ80cm、石納でコイ85cm)
・10月2日、利根川・石納水門上流で釣行会(第1回)開催。中型ゴイ多数。
・10月16日、荒川・羽根倉橋で釣行会(第2回)開催。コイ50cm。草魚にハリス噛み切られる。荒食いにはまだ間がありそう。
・スポーツニッポン新聞に「釣りの科学」を会長が連載中。
・11月の釣行会案内(横利根川)
・テキスト【魚がすれているといわれる場所での釣り方

第78号 昭和52年9月20日
・会費受領
・多田釣具製作所に技術後継者ができた。
・会員釣果報告
・9月17日、秋が瀬橋下流右岸で釣行会開催。小型のコイ1のみ。この付近は大物の多い好場所ですが、大物になればなるほど警戒心が強く、また気象変化の影響を受けやすいので、特に釣り方の研究・工夫が必要。
・10月釣行会(第1回)案内(利根川・石納付近)
・10月釣行会(第2回)案内(荒川・羽根倉橋上流右岸テトラから南畑付近)

第77号 昭和52年8月31日
・新入会員紹介/会費受領
・釣況:7月下旬から江戸川の汽水域のナイターで中大型が好調。
・「フィッシング」11月号に会長が野ゴイ釣りについて執筆。
・8月27日、加須市の埼玉県水産試験場の施設を見学。(参加10名)午後は利根大堰上流で試釣。
・9月釣行会案内(荒川・秋が瀬橋上下流右岸)この辺りには10Kg級のマゴイ、70cm級のヒゴイ、20Kg級の草魚など大物の大群が居着いている。

第76号 昭和52年7月29日・新入会員紹介/会費受領
・7月3日、芦ノ湖・早川水門付近で釣行会開催。釣り場近くが水上スキーの発着場となり、2隻の大型ボートが往来、釣果なし。
・会員釣果報告
・6月27日の草魚・連魚産卵時の乱獲報道に対し、会員が新聞社に抗議。翌日訂正記事が載る。「大密漁」と。
・「ABU CLUB」第2号に会長がリールについて記載。
・8月の見学(埼玉水試)と試釣会(利根大堰)案内

第75号 昭和52年6月18日
・6月のことば:平野部では野ゴイの産卵が終わり、7・8月は高地の湖の時期となります。山の湖は残念ながら遠い。ここしばらくは気分を変えて草魚・連魚を相手に遊ぶのも悪くはない。草魚・連魚なら真夏でも活発なアタリを見せてくれる。
・「関西の釣り」誌7月号から野ゴイの基礎釣技について会長が執筆・連載する。
・「つり人」誌7月号に会員の記事掲載。
・アブリールから「アブ・クラブ」誌創刊。前会員に第1号寄贈。会長のインタビュー記事
・6月12日、奥多摩湖で釣行会開催。ほとんど釣果なし。早めに切り上げ留浦上流のつり橋の真下でコイ・連魚いづれも超大型の群れ発見。急深の湖ではエサを打つ一点がどこにあるかが高い橋上から見下ろすとはっきりわかる。
・会員釣果報告
・7月釣行会案内(芦ノ湖・早川水門付近)・・・防寒・防水の身支度を十分に

第74号 昭和52年5月25日
・新入会員紹介/会費受領
・5月1日、静岡支部春期釣行会開催、釣果なし
・5月7・8日、荒川・秋が瀬橋上流で昼夜釣行会開催。会長のサオに草魚が来たが、ハリスを噛み切られバラシ。
・5月15日、利根川・今乱杭で2回目の釣行会開催。会員連魚5尾、3尾、いづれも80〜90cmの良型。コイを狙った参加者には釣果なし。
・会員釣果報告
・釣果報告について
・釣行会参加心得について
・6月釣行会案内(奥多摩湖・深山橋付近)(草魚のネリエサの宙釣りテスト予定)
・幹事懇談釣行会のお知らせ(玉淀湖)

第73号 昭和52年4月21日
・5月のことば
・新入会員紹介/会費受領
・4月17日、荒川南畑カーブ付近で釣行会開催、釣果なし (アタリのなかったのは、寒気団の南下・雷鳴・強風という激しい気圧変化があったためと思われる)
・5月のナイター釣行会案内(荒川・秋が瀬付近右岸)
・5月釣行会(第二回)案内(利根川下流)
・静岡支部5月釣行会(狩野川・千歳橋上流)

第72号 昭和52年3月23日
・新入会員紹介/会費受領
・3月30日、利根川滑川付近の浮き橋付近で釣行会開催、釣果なし。その後、51年度年間賞の授賞を行なった。

51年度年間賞受賞者

各賞

受賞者
ポイント
サイズ[cm]
重量[kg]
期日
野ゴイ賞
石谷秀一
横利根川
82
7.4
51.9.24
瀬間真寿
荒川
80
51.7.21
本橋芳美
横利根川
75
7.9
51.11.23
野ゴイ努力賞
小島正次郎
利根川・石納
74
7.5
51.11.7
草魚賞
黒川 毅
奥多摩湖・小菅川落ち口
113
18.2
51.5.8
草魚努力賞
西塚一朗
江戸川・国府台下
108
17.5
51.8.2
連魚賞
篠崎隆男
利根川・草林
99
11

・月刊誌「フィッシング」5月号に会長が野ゴイ釣りの基本技術について執筆。
・野ゴイ遊動ウキの頒布(¥600/本)
・4月釣行会案内(荒川・羽根倉橋上流右岸)
・テキスト【野ゴイ用遊動ウキの選び方・作り方

第71号 昭和52年2月22日
・新入会員紹介/会費受領
・2月5・6日、東京フィッシングショーを会員30名が参観
・2月20日、埼玉中央漁協の諸施設を見学。午後は利根川大堰(行田市)上流右岸の各ポイントを試釣した。
・大物結びのできるスイベル頒布案内(¥10/個)
・3月釣行会案内・51年度年間賞授賞式(JR滑川駅地先の浮き橋付近)

第70号 昭和52年1月17日
・新入会員紹介/会費受領
・52年度新会員名簿を作成した。
・仙北支部は解散し、宮城支部が誕生、会員7名。従来の千葉支部を利根川支部と改称。
・52年度幹事選任、12名
・12月15日、会員が利根川・神崎大橋上流左岸で大物をかけたがカカリに入られ残念。その後、コイ63cm、3.4Kg。
・横利根川は2月10日から3月20日まで閘門修理のために水位が下がり、またギャング出没し、静かな釣りは出来ない。
・1月16日、秋が瀬橋下流で初釣り会、アタリなし。
・2月東京フィッシングショー開催案内
・2月埼玉中央漁協のコイ・マスなどの養魚施設を見学予定。

第69号 昭和51年12月15日
・新入会員紹介/会費受領
・横利根川で好釣:10月21日に会員が連魚92cm、11月23日に会員がコイ75cm、7.9Kg。横利根川のコイは、よく肥え太っていて、姿が美しく釣趣満点。
・12月12日、横利根川下流部で月例釣行会開催。小春日和にもかかわらずアタリなし。
・11月26日号スポーツニッポン新聞つりページに冬の連魚の釣り方を執筆。(深場の底すれすれに着いているから、なるべく柔らかいエサで脈/ウキ釣りで。アタリは弱く、道糸を静かに引いたり、穂先を1〜2cmほど押さえ込んだ時にすばやくサオを立てる。12月から3月まではこの釣り方となる。)
・江戸川で草魚108cmをあげた会員の釣行記が12月末発売の「フィッシング」へ掲載予定。
・「週刊つりニュース」誌に会長執筆の「コイ釣餌研究」が連載予定(4回)。会員の釣行活動を今後より一層PRしていきたいので、釣果や一般に興味の持てる釣り関係の話しがあれば会長宛てご連絡願います。
・全日本青少年育成会から会長著「創作少年少女文学5」に「大型ソウギョの休みない戦い」が収録されている。
・52年初釣り座談会案内(荒川・秋が瀬橋下)

第68号 昭和51年11月21日
・新入会員紹介/会費受領
・10月22日、会員居住の松崎町吉田の池でコイ68cm、3.9Kg。
・10月24日、会長と会員数名で横利根川・大曲で試釣。
・11月7日、利根川左岸・石納で月例釣行会開催。会員、コイ74cm、7.5Kg。船釣りの会員は、連魚4本、うち1本はコクレン78cm。
・11月6日、横利根川へ会員3名で入釣。草魚90cm、コイ60cm。グラスザオが折れて大物あがらず。
・釣魚訓:「ハリスは傷みやすいもの、常に新糸で。」、「大物は油断のすきにやってくる」
・12月月例釣行会案内(横利根川)
・テキスト 型紙魚拓の写し方

第67号 昭和51年10月14日
・新入会員紹介/会費受領
・東京12ch「われら釣り天狗」で本会員出演の「横利根川の野ゴイ釣り」は10月28日11:05PMに決定。
・9月24日、会員が横利根川・ポプラ前でコイ82cm、7.4Kg。
・9月26日、同ポイントで草魚91cm、8.6Kg。
・10月3日、会員が利根川・草林水門吐出しの船釣りで連魚90〜100cm6尾。
・10月2日、静岡支部の会員数名が荒川へ来釣。雨に阻まれて釣果なし。各ポイントや多田釣具製作所を見学した。
・10月10日、荒川で月例釣行会開催、アタリなし。
・11月月例釣行会案内(利根川左岸・石納水門付近下流、ポイントは乱杭の先端付近)

第66号 昭和51年9月23日
・新入会員紹介/会費受領
・9月19日、東京12ch「われら釣り天狗」の録画撮りが月例釣行会にあわせて行なわれた。本会の標準仕掛けに新エサ「九ちゃん」使用。
・9月19日、横利根川で月例釣行会開催、10数名参加。コイ73cm。
・今年の冬は駆け足でやってくる模様、秋の荒食いの時期も短くなるので、各会員の精励を祈る。
・10月月例釣行会案内(荒川・南畑カーブ)

第65号 昭和51年8月24日
・新入会員紹介/会費受領
・7月24日、秋ガ瀬橋付近でナイター月例釣行会を開催、釣果なし。この付近で多くの人に目撃されている超大ゴイや草魚が今秋あがるか注目。
・8月2日、会員が江戸川・京成電鉄鉄橋上手左岸で草魚108cm、17.5Kgを道糸4号、先糸3号であげる。魚拓・写真を草魚・連魚の権威である埼玉水産試験場土屋研究部長に見ていただいたところ、この時期に抱卵の親魚が下流にいるのも「冷たい夏」のせいではないかとのこと。
・8月7日、埼玉県水産試験場見学会開催。90cmクラスの草魚アルビノに感動。
・8月9日、同試験場より寄贈された草魚・連魚の稚魚3万匹を会員の協力により、茨城県真壁町の池に放流した。
・8月22日、新利根川・柴崎橋下流で月例釣行会開催。コイッ子数匹のみ。
・9月開催予定の釣具新製品展示会「ジャクトマショー」に黒川会員の草魚113cmの魚拓が展示される予定。
・9月中旬までに会長著「野ゴイ釣り」新版を発売予定。¥680
・9月月例釣行会案内(横利根川下流部中島屋北方の砂置き場)

第64号 昭和51年7月20日
・新入会員紹介/会費受領
・7月11日、埼玉県嵐山町の柏木沼で東京12CH「われら釣り天狗」の録画撮りが行なわれた。釣果は40cmのコイッ子ばかりだったが、この画面を投餌音で寄せる投射テクニックの一端を示すものとしてごらんいただきたい。
・8月埼玉県水産試験場見学案内(草魚・連魚の稚魚が本会に寄贈される予定)
・8月月例釣行会案内(新利根川上流部・柴崎橋下流)

第63号 昭和51年6月28日
・新入会員紹介/会費受領
・会長の著書「野ゴイ釣り」が今秋発売予定。多くの会員がカラー口絵写真のモデルになる。
・6月24日毎日新聞夕刊レジャー欄にに淡水大魚研究会が取り上げられ、全国から多くの反響があった。
・6月13日、奥多摩湖で月例釣行会開催。泡つけの移動、大物のハネがあるも食い込まず。北方からの強い寒気団の影響か。
・7月中下旬頃放映の東京12チャンネル「われら釣り天狗」でコイ釣りのゲスト出演予定。
・7月月例釣行会案内(秋ガ瀬橋の上下流域で夜釣り、「音無しの構えで」)

第62号 昭和51年5月25日
・新入会員紹介/会費受領(註:M元副会長入会)
・5月2日、利根川今水門付近で月例釣行会(1)開催。会員、コイ59cm。
・同日、会員が2年余り掛けて開発したアタリ報知器を披露した。
・5月8日、黒川会員(註:現会長)は、奥多摩湖小菅川落ち口左岸で草魚113cm、18.2Kgをあげた。
・5月16日、姿の池で月例釣行会(2)開催。釣果に恵まれず。
・会員から霞ヶ浦・妙義水道の情報が入る。アシを倒して釣り座を作るが、流れがなく、ウキ釣りの好場所。
・6月月例釣行会案内(奥多摩湖)

第61号 昭和51年4月20日
・新入会員紹介/会費受領
・4月4日、荒川・秋ガ瀬橋下流で「音で寄せる投餌法」の実習会開催。あまい投餌音に誘われて良型が寄ったが食いがしぶかった。その後、超大型を新品5号先糸が切ればらす。多田作野鯉竿の優秀さが際立った。
・4月18日、荒川・南畑カーブで月例釣行会開催。多数のハネが見られたが、釣果なし。
・5月月例釣行会(1)案内(利根川・石納)
・5月月例釣行会(2)案内(埼玉県横瀬村・姿の池)
・標識魚放流について:埼玉水試産の草魚の稚魚(20〜30cm)33,000匹が放流された。そのうち3,000匹には赤色ビニールの標識が取り付けられ、成長度と回遊範囲の追跡調査が行なわれる。

第60号 昭和51年3月23日
・新入会員紹介/会費受領
・3月20日午後、51年度淡水大魚賞を4会員に授賞。
・3月21日、利根川今・石納で月例釣行会開催。寒気強く、小雪、結氷、強風で釣果なし。
・4月25日、利根川佐原付近で第7回マルキュー釣りの祭典開催の案内
・会報60号記念企画:本会創立昭和40年、会報を毎月発行し始めてから5年。遠近各地で釣行会を開催すること約80回。会員諸兄の協力に感謝し、スポーツニッポン新聞に連載中の会長のエッセイ「釣りの科学」のコピーを今後6ヶ月間同封する。
・音で寄せる投餌テクニック実習会案内(荒川・秋が瀬橋下)
・静岡支部釣行会開催案内(狩野川中流)
・4月月例釣行会案内(荒川・南畑カーブ

第59号 昭和51年2月23日
・新入会員紹介/会費受領
・2月13〜15日、フィッシングタックルショーで会員の魚拓展示、参観者に深い感銘。
・2月22日、会長宅で研修座談会開催、参加10名足らず。基本技術、基礎知識を身に付けることは快適な釣りのために是非必要。
・稚魚放養:会の活動のひとつとして、稚魚の放養を実施。今後も各所で行なう。
・3月月例釣行会開催と年間賞授賞案内(利根川佐原付近)

第58号 昭和51年1月20日
・新年挨拶
・名簿送付案内
・新入会員紹介/会費受領
・2月14/15日、東京平和島の流通センターでフィッシングタックルショー開催予定。会員の魚拓(コイ95cm)を小口油肥コーナーに展示する。
・静岡支部、千葉支部結成。支部は近隣地域に居住する会員の交流が目的で設置するのであるため、会員数の多少ではなく、会員の団結交流が盛んな場合に支部を結成する。
・51年度幹事選任報告
・月例釣行会規定一部改正
・会員会費改定
・1月18日、新春初釣り・座談会開催。参加多数で盛会ながら釣果なし。座談会では小口油肥から新餌「スイミー粉末」を全員に分配。超微粒子製でネリの硬軟を調節しやすく、野鯉・草連魚用。
・2月研修座談会案内

第57号 昭和50年12月10日
・新入会員紹介/会費受領
・スポーツニッポン新聞の毎週月曜日の釣りページに会長が「釣りの科学」を連載中。
・12月7日、姿の池で月例釣行会開催。前夜からの雨で参加者少なく、釣果コイッコ1匹。
・前夜からの晴天で夜明けに冷え込んでも水温はすぐには下がらず、気温と水温の差が大きくなって水面から湯気が立ち上る。このような日の午前10時前後は風さえなければ気温と水温の差が小さくなるのが普通。大物のアタリが出るのはこのような時。元会員、33Kgコイ。会員外では33.375Kgコイ。
・51年初釣りと座談会案内(荒川羽根倉橋下流)
・淡水大魚研究会会規(51.1.1改正)
・淡水大魚年間賞規定
・月例釣行会本部支部賞規定 (コイ60cmと草魚連魚90cmをそれぞれ1.0とする比率を適用)

第56号 昭和50年11月15日
・新入会員紹介/会費受領
・11月2日、横利根川で月例釣行会開催、数名参加。70cmクラスのコイバラシ。その後、今と石納に分かれて自由釣行。晩秋から翌春まで連魚も宙釣りではアタリなく、脈釣りとなる。ギャング釣りの横行しているところでは、釣果期待できず。
・逝去会員の両親から弔慰金への礼状届く。
・釣行記録作成について、今後本部で集計分析し参考資料として提供していくので、釣れても釣れなくても釣果報告を提出願う。
・12月月例釣行会案内(寒期には小場所の方が釣りやすいので、埼玉県横瀬村姿の池で開催) 寒釣り時は脈またはオモリ地着きの遊動ウキ仕掛け。エサはなるべく柔らかく練ること。かすかにでもアタリがあれば、手早く竿を立てる。

 図の形にエサづけすれば、柔らかくても抜け落ちにくい。

第55号 昭和50年10月20日
・新入会員紹介/会費受領
・9月27日、埼玉県水産試験場見学。土屋研究部長から諸施設の案内、音で魚群を寄せてエサを与える実況、1mの青魚の観察など有意義な時間であった。今後も希望があれば少人数でも随時、水試見学を行なう。
・10月19日、荒川南畑カーブで月例釣行会開催。2日続きの雨による増水で流速が平常時の3〜4倍、流心で超大型がはしゃいで跳躍するのみで釣果なし。
・会員への弔慰金発送報告
・11月月例釣行会案内(カモ猟解禁直後の危険を避け、横利根川西代〜閘門間で開催)
・年間賞規定の一部改定:「魚拓および写真によって審査」

第54号 昭和50年9月20日・新入会員紹介/会費受領
・9月14/15日、利根川今水門付近で月例釣行会開催。コイ数尾、フナ、連魚良型。
・会長の著書「川と湖沼の釣り」第5版発売
・中川の中流、八条橋(草加市→三郷市)付近を会長が試釣。川底一面に水藻が密生、1〜2号オモリでオモリとエサの間隔40cmとし岸際をねらうとよい。ソコリ前から寄せエサを打ちアゲの時刻をねらう。
・10月月例釣行会案内(荒川羽根倉橋上流)
・会員、自宅にて山津波に会い逝去、17歳。弔慰金を募る。

第53号 昭和50年8月24日
・新入会員紹介/会費受領
・会員、江合川でコイ73cm、6.8Kg。会員7月27日、奥多摩湖留浦でコイ64cm、3.9Kg。
・8月17日、姿の池で月例釣行会開催、参加十余名。台風余波の雨の中、会員コイ50cm。
・8月23日予定の埼玉県水産試験場見学は台風6号のため9月27日に延期。草魚連魚の稚魚の配布を受けたい会員は容器持参のこと。
・9月月例釣行会案内(利根川神崎町今の水門上下流)
・年間賞規定改定について:年間賞を魚拓判定から写真判定に変更する案について、会員の意見照会。

[テキスト] 野鯉釣り・ネリエサの使い方解説
      (註:粉の練り方、エサの打ち方等について詳述している)

第52号 昭和50年7月21日
・新入会員紹介/会費受領
・淡水大魚年間賞について、年間賞は釣り競争が目的ではありません。会員自身のそして本会の釣り活動の記念なのです。
・7月20日、奥多摩湖で月例釣行会開催、参加10名。浮上回遊する草魚連魚が見えたがアタリなし。午前10時、水深3Mの水温25℃、気温35度。この温度差が就餌の障害と思われる(春秋好機の温度差は約5度以内)。黒川会員(現会長)は18日ナイターで草魚85cmをあげている。
・8月月例釣行会案内(埼玉県横瀬村、姿の池)
・埼玉県水産試験場見学案内

[テキスト] 草魚・連魚釣りの要点
     (註:エサ、釣り座、釣り方、アタリ具合について詳述している)

第51号 昭和50年6月25日
・新入会員紹介/会費受領
・5月12日、会員が埼玉県荒川・道満ヘラ釣り場でコイ83cm、8Kg
・会長、仙北支部を訪問し付近の江合川や花山湖で投餌音で寄せる釣り方、エサの練り方などの実技を指導した。会員十数氏の心温まる歓迎に感謝。
・仙北支部訪問時に多田作野鯉竿を持参し、その特長を説明した。「手作りの芸術品」と称賛。
・芦ノ湖月例釣行会は、ルアー釣り大会と重なり、中止。
・7月月例釣行会案内(奥多摩湖)