ら行

19
らいげいきゅうしょく (頼芸求食) 
らいねんのことをいえばおにがわらう (来年のことを言えば鬼が笑う) 
らくあればくあり (楽あれば苦あり) 
らくがみくづめ (楽髪苦爪) 
らくちせいこん (落地成根) 
らくはくのたねくはらくのたね (楽は苦の種苦は楽の種) 
らくようのしか (洛陽紙価) 
らくようのしかをたかめる (洛陽の紙価を高める) 
らっかえだにのぼりがたしはきょうふたたびてらさず (落花枝に上り難し破鏡再び照らさず) 
らっかじょうあれどもりゅうすいいなし (落花情あれども流水意なし) 
らっかりゅうすい (落花流水) 
らっかりゅうすいのじょう (落花流水の情) 
らっかろうぜき (落花狼藉) 
らんしょう (濫觴) 
らんしんぞくし (乱臣賊子) 
らんせいのえいゆう (乱世の英雄) 
らんでんぎょくをしょうず (藍田玉を生ず) 
らんぼうろうぜき (乱暴狼藉) 
らんよくのおん (卵翼の恩) 

38
りがいとくしつ (利害得失) 
りかにかんむりをたださず (李下に冠を正さず) 
りきせんふんとう (力戦奮闘) 
りくつとこうやくはどこへでもつく (理屈と膏薬はどこへでも付く) 
りごうしゅうさん (離合集散) 
りちぎもののこだくさん (律義者の子沢山) 
りっしんしゅっせ (立身出世) 
りづめよりじゅうづめ (理詰めより重詰め) 
りにかってひにおちる (理に勝って非に落ちる) 
りひきょくちょく (理非曲直) 
りゅうあんかめい (柳暗花明) 
りゅうげんはちしゃにとどまる (流言は知者に止まる) 
りゅうげんひご (流言飛語) 
りゅうこうかがい (柳巷花街) 
りゅうとうだび (竜頭蛇尾) 
りゅうのひげをなでとらのおをふむ (竜の鬚を撫で虎の尾を踏む) 
りゅうりゅうしんく (粒粒辛苦) 
りゅうれんこうぼう (流連荒亡) 
りょううんのこころざし (凌雲の志) 
りょうきんつきてそうくにらる (猟禽尽きて走狗煮らる) 
りょうきんはきをえらぶ (良禽は木を択ぶ) 
りょうげんのひ (燎原の火) 
りょうこうはひとにしめすにぼくをもってせず (良工は人に示すに朴を以てせず) 
りょうこはふかくぞうしてむなしきがごとし (良賈は深く蔵して虚しきが若し) 
りょうしやまをみず (漁師山を見ず) 
りょうじょうのくんし (梁上の君子) 
りょうじんをうごかす (梁塵を動かす) 
りょうたんをじす (両端を持す) 
りょうとうのいのこ (遼東の豕) 
りょうほうきいてげちをなせ (両方聞いて下知をなせ) 
りょうやくくちににがし (良薬口に苦し) 
りょうゆうならびたたず (両雄並び立たず) 
りょうらきんしゅう (綾羅錦繍) 
りろせいぜん (理路整然) 
りをみてぎをわすれる (利を見て義を忘れる) 
りんきおうへん (臨機応変) 
りんきしっとはおんなのつね (悋気嫉妬は女の常) 
りんげんあせのごとし (綸言汗の如し) 

9
るいはともをよぶ (類は友を呼ぶ) 
るいひすいり (類比推理) 
るいらんのあやうき (累卵の危うき) 
るいらんのき (累卵の危) 
るいをます (塁を摩す) 
るいをもってあつまる (類を以て集まる) 
るてんりんね (流転輪廻) 
るりもはりもてらせばひかる (瑠璃も玻璃も照らせば光る) 
るるめんめん (縷縷綿綿) 

18
れいがいのないきそくはない (例外のない規則はない) 
れいがくけいせい (礼楽刑政) 
れいかてばすなわちはなる (礼勝てば即ち離る) 
れいがんぼうかん (冷眼傍観) 
れいぎはふそくにしょうず (礼儀は富足に生ず) 
れいぎんかんすい (冷吟閑酔) 
れいさいいってんつうず (霊犀一点通ず) 
れいしょうそくり (礼勝則離) 
れいだんじち (冷暖自知) 
れいにはじまりらんにおわる (礼に始まり乱に終わる) 
れいはんそくらん (礼煩則乱) 
れいぶんれいぼう (令聞令望) 
れいもすぐればぶれいになる (礼も過ぐれば無礼になる) 
れいりしつそ (令狸執鼠) 
れいわずらわしければすなわちみだる (礼煩わしければ即ち乱る) 
れいをもってうみをはかる (蠡をもって海を測る) 
れんぎではらをきる (連木で腹を切る) 
れんりのえだ (連理の枝) 

19
ろうおおくしてこうすくなし (労多くして功少なし) 
ろうきれきにふすともこころざしせんりにあり (老驥櫪に伏すとも志千里に在り) 
ろうしょうふじょう (老少不定) 
ろうせいじちょう (老成持重) 
ろうだん (壟断) 
ろうちょうくもをこう (籠鳥雲を恋う) 
ろうとうえきそう (老当益壮) 
ろうばのち (老馬の智) 
ろうをえてしょくをのぞむ (隴を得て蜀を望む) 
ろおまはいちにちしてならず (ローマは一日にして成らず) 
ろかじゅんせい (炉火純青) 
ろぎょのあやまり (魯魚の誤り) 
ろくしすいしゅ (鹿死誰手) 
ろくじゅうにしてみみしたがう (六十にして耳従う) 
ろくじゅうのてならい (六十の手習い) 
ろっこんしょうじょう (六根清浄) 
ろんこうこうしょう (論功行賞) 
ろんごよみのろんごしらず (論語読みの論語知らず) 
ろんよりしょうこ (論より証拠)