あ行 (あ〜わ・3517)

169
ああいえばこういう (ああ言えばこう言う) 
あいえんきえん (愛縁奇縁) 
あいえんきえん (逢縁機縁) 
あいえんきえん (合縁奇縁) 
あいえんきえん (相縁奇縁) 
あいきゅうおくう (愛及屋烏) 
あいこうへんや (哀鴻遍野) 
あいごせいもく (相碁井目) 
あいさつはときのうじがみ (挨拶は時の氏神) 
あいしゅうぜんちゃく (愛執染着) 
あいそもこそもつきはてる (愛想も小想も尽き果てる) 
あいたくちにはとはたたぬ (開いた口には戸はたたぬ) 
あいたぞうせい (愛多憎生) 
あいてかわれどぬしかわらず (相手変われど主変わらず) 
あいてのないけんかはできぬ (相手のない喧嘩はできぬ) 
あいべつりく (愛別離苦) 
あいまいもこ (曖昧模糊) 
あうはわかれのはじめ (会うは別れの始め) 
あうんにじ (阿吽二字) 
あうんのこきゅう (阿吽の呼吸) 
あおいでてんにはじず (仰いで天に愧じず) 
あおいとり (青い鳥) 
あおがきがじゅくしとむらう (青柿が熟柿弔う) 
あおなにしお (青菜に塩) 
あおはあいよりいでてあいよりあおし (青は藍より出でて藍より青し) 
あかるけりゃつきよだとおもう (明るけりゃ月夜だと思う) 
あきかぜがたつ (秋風が立つ) 
あきだるはおとがたかい (空樽は音が高い) 
あきないさんねん (商い三年) 
あきないはかずでこなせ (商いは数でこなせ) 
あきなすはよめにくわすな (秋茄子は嫁に食わすな) 
あきのおうぎ (秋の扇) 
あきのしかはふえによる (秋の鹿は笛に寄る) 
あきのひはつるべおとし (秋の日は釣瓶落とし) 
あきばさんからかじ (秋葉山から火事) 
あきらめはこころのようじょう (諦めは心の養生) 
あきんどのそらせいもん (商人の空誓文) 
あくえんちぎりふかし (悪縁契り深し) 
あくぎゃくむどう (悪逆無道) 
あくさいはひゃくねんのふさく (悪妻は百年の不作) 
あくじせんり (悪事千里) 
あくじせんりをはしる (悪事千里を走る) 
あくじょのふかなさけ (悪女の深情け) 
あくせんくとう (悪戦苦闘) 
あくせんみにつかず (悪銭身につかず) 
あくにんしょうき (悪人正機) 
あくのむくいははりのさき (悪の報いは針の先) 
あくはつとほ (握髪吐哺) 
あくふはか (悪婦破家) 
あくぼくとうせん (悪木盗泉) 
あげくのはて (揚句の果て) 
あけてくやしいたまてばこ (開けて悔しい玉手箱) 
あこうのさ (阿衡の佐) 
あこぎがうらにひくあみ (阿漕が浦に引く網) 
あさあめおんなのうでまくり (朝雨女の腕まくり) 
あさいかわもふかくわたれ (浅い川も深く渡れ) 
あさおきはさんもんのとく (朝起きは三文の得) 
あさがおのはなひととき (朝顔の花一時) 
あさせにあだなみ (浅瀬に仇波) 
あさだいもくによいねんぶつ (朝題目に宵念仏) 
あさのなかのよもぎ (麻の中の蓬) 
あさばらにちゃづけ (朝腹に茶漬け) 
あざみのはなもひとさかり (薊の花も一盛り) 
あさめしまえ (朝飯前) 
あしがちにつかない (足が地に着かない) 
あしがつく (足が付く) 
あしがでる (足が出る) 
あしがはやい (足が早い) 
あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる (朝に紅顔ありて夕べに白骨となる) 
あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり (朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり) 
あしたはあしたのかぜがふく (明日は明日の風が吹く) 
あしのべんがわるい (足の便が悪い) 
あしもとからとりがとびたつ (足元から鳥が飛び立つ) 
あしもとにひがつく (足元に火がつく) 
あしもとをみる (足元を見る) 
あしゅらどう (阿修羅道) 
あしをあらう (足を洗う) 
あしをうばう (足を奪う) 
あしをぬく (足を抜く) 
あしをひっぱる (足を引っ張る) 
あしをむける (足を向ける) 
あすありとおもうこころのあだざくら (明日ありと思う心の仇桜) 
あすかがわのふちせ (飛鳥川の淵瀬) 
あすのことはあすみずからがおもいわずらう (明日のことは明日みずからが思い煩う) 
あすのひゃくよりきょうのごじゅう (明日の百より今日の五十) 
あずまおとこにきょうおんな (東男に京女) 
あぜからいくもたからいくもおなじ (畦から行くも田から行くも同じ) 
あたってくだけろ (当たって砕けろ) 
あだにへいをかしとうにかてをもたらす (寇に兵を藉し盗に糧を齎す) 
あだばなにみはならぬ (徒花に実は生らぬ) 
あたまがあがらない (頭が上がらない) 
あたまかくしてしりかくさず (頭隠して尻隠さず) 
あたまからみずをかけられたよう (頭から水を掛けられたよう) 
あたまからゆげをたてる (頭から湯気を立てる) 
あたまにくる (頭に来る) 
あたまのうえのはえをおえ (頭の上の蝿を追え) 
あたまのくろいねずみ (頭の黒い鼠) 
あたまのてっぺんからあしのつまさきまで (頭のてっぺんから足の爪先まで) 
あたまをつっこむ (頭を突っ込む) 
あたまをはねる (頭をはねる) 
あたまをもたげる (頭を擡げる) 
あだもなさけもわがみよりでる (仇も情けも我が身より出る) 
あたらしいさけはあたらしいかわぶくろにもれ (新しい酒は新しい皮袋に盛れ) 
あたらずといえどもとおからず (中らずと雖も遠からず) 
あたるもはっけあたらぬもはっけ (当たるも八卦当たらぬも八卦) 
あだをおんにしてほうじる (仇を恩にして報じる) 
あちらをたてればこちらがたたぬ (あちらを立てればこちらが立たぬ) 
あっかはりょうかをくちくする (悪貨は良貨を駆逐する) 
あっこうぞうごん (悪口雑言) 
あつささむさもひがんまで (暑さ寒さも彼岸まで) 
あつさわすれればかげわすれる (暑さ忘れれば陰忘れる) 
あってもくろうなくてもくろう (あっても苦労なくても苦労) 
あつものにこりてなますをふく (羹に懲りて膾を吹く) 
あてごとはむこうからはずれる (当て事は向こうから外れる) 
あとあしですなをかける (後足で砂をかける) 
あとのかりがさきになる (後の雁が先になる) 
あとのまつり (後の祭り) 
あとはのとなれやまとなれ (後は野となれ山となれ) 
あながはいりたい (穴があれば入りたい) 
あなのむじなをねだんする (穴の貉を値段する) 
あねにょうぼうはしんだいのくすり (姉女房は身代の薬) 
あばたもえくぼ (痘痕も靨) 
あびきょうかん (阿鼻叫喚) 
あぶないはしをわたる (危ない橋を渡る) 
あぶはちとらず (虻蜂取らず) 
あぶらにえがきこおりにちりばむ (脂に画き氷に鏤む) 
あぶらにみず (油に水) 
あまだれいしをうがつ (雨垂れ石を穿つ) 
あまりものにふくがある (余り物に福がある) 
あみだもぜにでひかる (阿弥陀も銭で光る) 
あみどんしゅうのうおをもらす (網呑舟の魚を漏らす) 
あめいせんそう (蛙鳴蝉噪) 
あめはれてかさをわする (雨晴れて笠を忘る) 
あめふってじかたまる (雨降って地固まる) 
あめをしゃぶらせる (飴をしゃぶらせる) 
あやうきことるいらんのごとし (危うきこと累卵の如し) 
あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ (過ちては改むるに憚ることなかれ) 
あやまちをあらためざるこれをあやまちという (過ちを改めざるこれを過ちという) 
あらしのまえのしずけさ (嵐の前の静けさ) 
あらそいはててのちぎりぎ (争い果てての乳切り木) 
ありのあなからつつみもくずれる (蟻の穴から堤も崩れる) 
ありのおもいもてんにのぼる (蟻の思いも天に昇る) 
ありのはいでるすきもない (蟻の這い出る隙もない) 
あるときばらいのさいそくなし (有る時払いの催促無し) 
あわせものははなれもの (合わせ物は離れ物) 
あわてるこじきはもらいがすくない (慌てる乞食は貰いが少ない) 
あわぬふたあればあうふたあり (合わぬ蓋あれば合う蓋あり) 
あんうんていめい (暗雲低迷) 
あんきょらくぎょう (安居楽業) 
あんしのぎょ (晏子の御) 
あんしゃほりん (安車蒲輪) 
あんじょうしょじゅん (安常処順) 
あんじんりゅうめい (安心立命) 
あんずさくしゅん (按図索駿) 
あんずるよりうむがやすい (案ずるより産むが易い) 
あんぜんしょうこん (黯然銷魂) 
あんそうしゅうは (暗送秋波) 
あんたくせいろ (安宅正路) 
あんちゅうひやく (暗中飛躍) 
あんちゅうもさく (暗中模索) 
あんとちんそう (暗渡陳倉) 
あんにょたいざん (安如泰山) 
あんねいちつじょ (安寧秩序) 
あんぶしゅうはん (按部就班) 
あんぶんしゅき (安分守己) 
あんぺいふどう (按兵不動) 
あんぽとうしゃ (安歩当車) 
あんやにともしびをうしなう (暗夜に灯火を失う) 
あんらくじょうど (安楽浄土) 

220
いありてたけからず (威ありて猛からず) 
いいきのき (異域の鬼) 
いいせいい (以夷制夷) 
いいだくだく (唯唯諾諾) 
いうはやすくおこなうはかたし (言うは易く行うは難し) 
いえまずしくしてこうしあらわる (家貧しくして孝子顕る) 
いえまずしくしてりょうさいをおもう (家貧しくして良妻を思う) 
いおういぎょう (易往易行) 
いかせつぼく (移花接木) 
いかりをうつさず (怒りを遷さず) 
いかんせんばん (遺憾千万) 
いきうまのめをぬく (生き馬の目を抜く) 
いきがけのだちん (行き掛けの駄賃) 
いきけんこう (意気軒昴) 
いきしょうちん (意気消沈) 
いきとうごう (意気投合) 
いきのくさきはぬししらず (息の臭きは主知らず) 
いきはよいよいかえりはこわい (行きはよいよい帰りは怖い) 
いきほうか (以杞包瓜) 
いきようよう (意気揚々) 
いきょくきゅうぜん (委曲求全) 
いぎょくよう (以魚駆蠅) 
いきんかんきょう (衣錦還郷) 
いきんのえい (衣錦の栄) 
いくさをみてやをはぐ (戦を見て矢を矧ぐ) 
いくどうおん (異口同音) 
いけんいっせつ (夷険一節) 
いげんのはい (韋弦の佩) 
いこてんよく (為虎添翼) 
いざいげんがい (意在言外) 
いさかいはててのちぎりぎ (諍い果てての千切り木) 
いざかまくら (いざ鎌倉) 
いざんとうかい (移山倒海) 
いしがながれてこのはがしずむ (石が流れて木の葉が沈む) 
いじだいもく (以耳代目) 
いしにくちすすぎながれにまくらす (石に漱ぎ流れに枕す) 
いしにたつや (石に立つ矢) 
いしにふとんはきせられず (石に布団は着せられず) 
いしのうえにもさんねん (石の上にも三年) 
いしはくじゃく (意志薄弱) 
いしばしをたたいてわたる (石橋を叩いて渡る) 
いしべきんきち (石部金吉) 
いしゃがとらなきゃぼうずがとる (医者が取らなきゃ坊主が取る) 
いしゃさむからずじゅしゃさむし (医者寒からず儒者寒し) 
いしゃのただいま (医者の只今) 
いしゃのふようじょう (医者の不養生) 
いしゅうばんざい (遺臭万載) 
いしょうさんたん (意匠惨澹) 
いしょうりょうこく (以升量石) 
いしょくたりてれいせつをしる (衣食足りて礼節を知る) 
いしょくどうげん (医食同源) 
いしょくれいせつ (衣食礼節) 
いしをいだきてふちにいる (石を抱きて淵に入る) 
いしんでんしん (以心伝心) 
いずれがあやめかかきつばた (いずれが菖蒲か杜若) 
いせんひつご (意先筆後) 
いそうろうさんばいめにはそっとだし (居候三杯目にはそっと出し) 
いそがばまわれ (急がば回れ) 
いそぎわでふねをやぶる (磯際で船を破る) 
いそのあわびのかたおもい (磯の鮑の片思い) 
いたくもないはらをさぐられる (痛くもない腹を探られる) 
いたごいちまいしたはじごく (板子一枚下は地獄) 
いたしかゆし (痛し痒し) 
いただくものはなつもこそで (戴く物は夏も小袖) 
いたちのさいごっぺ (鼬の最後っ屁) 
いたちのみちきり (鼬の道切り) 
いたむうえにしおをぬる (痛む上に塩を塗る) 
いたんじゃせつ (異端邪説) 
いちいせんしん (一意専心) 
いちいたいすい (一衣帯水) 
いちえんをわらうものはいちえんになく (一円を笑うものは一円に泣く) 
いちおしにかねさんおとこ (一押し二金三男) 
いちかばちか (一か八か) 
いちごいちえ (一期一会) 
いちごんはんく (一言半句) 
いちじがばんじ (一事が万事) 
いちじせんきん (一字千金) 
いちじつせんしゅう (一日千秋) 
いちじつのちょう (一日の長) 
いちじゅういっさい (一汁一菜) 
いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん (一樹の蔭一河の流れも他生の縁) 
いちじょうのしゅんむ (一場春夢) 
いちぞくろうとう (一族郎党) 
いちなんさってまたいちなん (一難去ってまた一難) 
いちにかんびょうににくすり (一に看病二に薬) 
いちにちのけいはあしたにありいちねんのけいはがんたんにあり (一日の計は晨にあり一年の計は元旦にあり) 
いちねんのけいはがんたんにあり (一年の計は元旦にあり) 
いちねんほっき (一念発起) 
いちひめにたろう (一姫二太郎) 
いちぶしじゅう (一部始終) 
いちふじにたかさんなすび (一富士二鷹三茄子) 
いちぶんふつう (一文不通) 
いちぼうせんり (一望千里) 
いちまいかんばん (一枚看板) 
いちもうだじん (一網打尽) 
いちもくおく (一目置く) 
いちもくりょうぜん (一目瞭然) 
いちもんおしみのひゃくしらず (一文惜しみの百知らず) 
いちもんはんせん (一文半銭) 
いちようおちててんかのあきをしる (一葉落ちて天下の秋を知る) 
いちようらいふく (一陽来復) 
いちりゅうまんばい (一粒万倍) 
いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず (一利を興すは一害を除くに若かず) 
いちれんたくしょう (一蓮托生) 
いちろへいあん (一路平安) 
いちをきいてじゅうをしる (一を聞いて十を知る) 
いちをしりてにをしらず (一を識りて二を知らず) 
いっかくせんきん (一獲千金) 
いっかくせんきん (一攫千金) 
いっかけんぞく (一家眷属) 
いっかだんらん (一家団欒) 
いっきいちゆう (一喜一憂) 
いっきかせい (一気呵成) 
いっきとうせん (一騎当千) 
いっきょいちどう (一挙一動) 
いっきょりょうとく (一挙両得) 
いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ (一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ) 
いっこくせんきん (一刻千金) 
いっさいがっさい (一切合切) 
いっしそうでん (一子相伝) 
いっしどうじん (一視同仁) 
いっしはんせん (一紙半銭) 
いっしゃせんり (一瀉千里) 
いっしゅくいっぱん (一宿一飯) 
いっしょうけんめい (一生懸命) 
いっしょうこうなりてばんこつかる (一将功成りて万骨枯る) 
いっしょうさんたん (一唱三嘆) 
いっしょくそくはつ (一触即発) 
いっしんいったい (一進一退) 
いっしんどうたい (一心同体) 
いっしんふらん (一心不乱) 
いっすいのゆめ (一炊の夢) 
いっすんさきはやみ (一寸先は闇) 
いっすんしたはじごく (一寸下は地獄) 
いっすんのこういんかろんずべからず (一寸の光陰軽んずべからず) 
いっすんのむしにもごぶのたましい (一寸の虫にも五分の魂) 
いっせいちだい (一世一代) 
いっせきにちょう (一石二鳥) 
いっせきをとうずる (一石を投ずる) 
いっせつたしょう (一殺多生) 
いっせんをわらうものはいっせんになく (一銭を笑う者は一銭に泣く) 
いっちだんけつ (一致団結) 
いっちはんかい (一知半解) 
いっちゅうをゆする (一籌を輸する) 
いっちょういっし (一張一弛) 
いっちょういっせき (一朝一夕) 
いっちょういったん (一長一短) 
いっとうちをぬく (一頭地を抜く) 
いっとうりょうだん (一刀両断) 
いっとくいっしつ (一得一失) 
いっぱいちにまみれる (一敗地に塗れる) 
いっぱんのとくもかならずつぐないがいさいのうらみもかならずむくゆ (一飯の徳も必ず償い睚眦の怨みも必ず報ゆ) 
いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす (一斑を見て全豹を卜す) 
いつびいつあく (溢美溢悪) 
いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし (一夫関に当たれば万夫も開くなし) 
いつぼうのあらそい (鷸蚌の争い) 
いつまでもあると思うな親と金 (いつまでもあると思うな親と金) 
いつもつきよにこめのめし (いつも月夜に米の飯) 
いとうずいひつ (意到随筆) 
いどくせいどく (以毒制毒) 
いなかもののくにじまん (田舎者の国自慢) 
いにくきょぎ (以肉去蟻) 
いにざしててんをみる (井に坐して天を見る) 
いぬがにしむきゃおはひがし (犬が西向きゃ尾は東) 
いぬのとおぼえ (犬の遠吠え) 
いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ (犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ) 
いぬもあるけばぼうにあたる (犬も歩けば棒に当たる) 
いのちあってのものだね (命あっての物種) 
いのちながければはじおおし (命長ければ恥多し) 
いのちのせんたく (命の洗濯) 
いのちはこうもうよりかろし (命は鴻毛より軽し) 
いのなかのかわずたいかいをしらず (井の中の蛙大海を知らず) 
いばしんえん (意馬心猿) 
いはじんじゅつ (医は仁術) 
いはしんにしくはなくひとはふるきにしくはなし (衣は新に若くはなく人は故きに若くはなし) 
いはつそうでん (衣鉢相伝) 
いはつをつぐ (衣鉢を継ぐ) 
いふうどうどう (威風堂堂) 
いふうりんりん (威風凛凛) 
いへんさんぜつ (葦編三絶) 
いべんしょくち (以弁飾知) 
いぼうえきぼう (以暴易暴) 
いぼうしゅじん (以貌取人) 
いぼくのしん (移木の信) 
いまつのす (葦末の巣) 
いまないたからすがもうわらう (今泣いた烏がもう笑う) 
いみしんちょう (意味深長) 
いものにえたもごぞんじない (芋の煮えたも御存じない) 
いもんのぼう (倚門の望) 
いやいやさんばい (いやいや三杯) 
いらんとうせき (以卵投石) 
いりまめにはな (炒り豆に花) 
いろおとこかねとちからはなかりけり (色男金と力はなかりけり) 
いろけよりくいけ (色気より食い気) 
いろはしあんのほか (色は思案の外) 
いわしでしょうじんおち (鰯で精進落ち) 
いわしのあたまもしんじんから (鰯の頭も信心から) 
いわぬがはな (言わぬが花) 
いわぬはいうにまさる (言わぬは言うに勝る) 
いをもっていをせいす (夷を以て夷を制す) 
いんかいきょくせつ (隠晦曲折) 
いんかいせんい (飲灰洗胃) 
いんがおうほう (因果応報) 
いんがをふくめる (因果を含める) 
いんかんとおからず (殷鑑遠からず) 
いんかんふえん (殷鑑不遠) 
いんきせっぽう (因機説法) 
いんぎゃくぼうれい (婬虐暴戻) 
いんきょうじゅうねん (韻鏡十年) 
いんぎんぶれい (慇懃無礼) 
いんこうのち (咽喉の地) 
いんじゅんこそく (因循姑息) 
いんじゅんしゅきゅう (因循守旧) 
いんしょうしつだい (因小失大) 
いんせいまいめい (隠姓埋名) 
いんとくあればようほうあり (陰徳あれば陽報あり) 
いんとくようほう (陰徳陽報) 
いんにんじちょう (隠忍自重) 
いんぼうきけい (陰謀詭計) 
いんゆしつぎ (引喩失義) 

103
ういてんぺん (有為転変) 
ういてんぺんのよのならい (有為転変の世の習い) 
うえてはしょくをえらばず (飢えては食を択ばず) 
うおうさおう (右往左往) 
うおがみずをはなれたよう (魚が水を離れたよう) 
うおごころあればみずごころ (魚心あれば水心) 
うおのみずをえたるがごとし (魚の水を得たるが如し) 
うおのめにみずみえずひとのめにそらみえず (魚の目に水見えず人の目に空見えず) 
うおをえてうえをわする (魚を得て筌を忘る) 
うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう (うかうか三十きょろきょろ四十) 
うかてんせい (雨過天晴) 
うかとうせん (羽化登仙) 
うきせいこう (雨奇晴好) 
うきよはまわりもち (浮世は回り持ち) 
うぐいすなかせたこともある (鶯鳴かせたこともある) 
うけしちねん (有卦七年) 
うけにいる (有卦に入る) 
うごうのしゅう (烏合の衆) 
うこさべん (右顧左眄) 
うごしゅんじゅん (雨後春筍) 
うごのたけのこ (雨後の竹の子) 
うしにひかれてぜんこうじまいり (牛に引かれて善光寺参り) 
うしのあゆみもせんり (牛の歩みも千里) 
うしのつのをはちがさす (牛の角を蜂が刺す) 
うしはうしづれうまはうまづれ (牛は牛連れ馬は馬連れ) 
うじよりそだち (氏より育ち) 
うしろがみをひかれる (後ろ髪を引かれる) 
うしろゆびをさされる (後ろ指を指される) 
うしをうまにのりかえる (牛を馬に乗り換える) 
うしをくらうのき (牛を食らうの気) 
うそうしゅうじゃく (有相執著) 
うぞうむぞう (有象無象) 
うそからでたまこと (嘘から出た実) 
うそつきはどろぼうのはじまり (嘘吐きは泥棒の始まり) 
うそもほうべん (嘘も方便) 
うそんこうしゅ (烏孫公主) 
うだつがあがらぬ (うだつが上がらぬ) 
うたはよにつれよはうたにつれ (歌は世に連れ世は歌に連れ) 
うちかぶとをみすかす (内兜を見透かす) 
うちこうさい (有智高才) 
うちまたごうやく (内股膏薬) 
うちょうしじょう (烏鳥私情) 
うちょうてんがい (有頂天外) 
うちょくのけい (迂直の計) 
うつればかわるよのならい (移れば変わる世の習い) 
うでがあがる (腕が上がる) 
うでがある (腕がある) 
うでがなる (腕が鳴る) 
うでにおぼえがある (腕に覚えがある) 
うでによりをかける (腕に縒りをかける) 
うでをかう (腕を買う) 
うでをこまねく (腕を拱く) 
うでをふるう (腕を振るう) 
うでをみがく (腕を磨く) 
うとそうそう (烏兎怱々) 
うどのたいぼく (独活の大木) 
うどんげのはな (優曇華の花) 
うのまねをするからす (鵜の真似をする烏) 
うのめたかのめ (鵜の目鷹の目) 
うはくばかく (烏白馬角) 
うひとそう (烏飛兔走) 
うまいものはよいにくえ (旨い物は宵に食え) 
うまがあう (馬が合う) 
うまにはのってみよひとにはそうてみよ (馬には乗ってみよ人には添うてみよ) 
うまのみみにねんぶつ (馬の耳に念仏) 
うまはうまづれ (馬は馬連れ) 
うまをうしにのりかえる (馬を牛に乗り換える) 
うみせんやません (海千山千) 
うみのおやよりそだてのおや (生みの親より育ての親) 
うみのことはりょうしにとえ (海の事は漁師に問え) 
うみのものともやまのものともつかぬ (海の物とも山の物ともつかぬ) 
うめきらぬばかさくらきるばか (梅伐らぬ馬鹿桜伐る馬鹿) 
うめにうぐいす (梅に鶯) 
うもれぎにはながさく (埋もれ木に花が咲く) 
うやむや (有耶無耶) 
うゆうにきす (烏有に帰す) 
うよきょくせつ (紆余曲折) 
うよくきせい (羽翼既成) 
うらにはうらがある (裏には裏がある) 
うらのうらをいく (裏の裏を行く) 
うらみこつずいにいる (怨み骨髄に入る) 
うらめにでる (裏目に出る) 
うらをかく (裏をかく) 
うりいえとからようでかくさんだいめ (売家と唐様で書く三代目) 
うりことばにかいことば (売り言葉に買い言葉) 
うりにつめありつめにつめなし (瓜に爪あり爪に爪なし) 
うりのつるになすびはならぬ (瓜の蔓に茄子は生らぬ) 
うろをたたかわす (烏鷺を戦わす) 
うわさをすればかげがさす (噂をすれば影がさす) 
うんえんかがん (雲煙過眼) 
うんえんひどう (雲烟飛動) 
うんがいそうてん (雲外蒼天) 
うんきんせいふう (運斤成風) 
うんごうむしゅう (雲合霧集) 
うんさんむしょう (雲散霧消) 
うんじょうりゅうへん (雲蒸龍変) 
うんちゅうはっかく (雲中白鶴) 
うんでいのさ (雲泥の差) 
うんでいばんり (雲泥万里) 
うんどんこん (運鈍根) 
うんはてんにあり (運は天にあり) 
うんぷてんぷ (運否天賦) 
うんようのみょうはいっしんにそんす (運用の妙は一心の存す) 

63
えいかはつがい (英華発外) 
えいこせいすい (栄枯盛衰) 
えいしさっそう (英姿颯爽) 
えいじはっぽう (永字八法) 
えいびとちゅう (曳尾塗中) 
えいまんのとが (盈満の咎) 
えいゆういろをこのむ (英雄色を好む) 
えいゆうぎじん (英雄欺人) 
えいようえいが (栄耀栄華) 
えきしゃさんごう (益者三楽) 
えきしゃさんゆうそんしゃさんゆう (益者三友損者三友) 
えきしゃみのうえしらず (易者身の上知らず) 
えきせいかくめい (易姓革命) 
えきふのゆめ (役夫の夢) 
えこうほつがん (廻向発願) 
えしゃじょうり (会者定離) 
えだをきってねをからす (枝を伐って根を枯らす) 
えっそのつみ (越訴の罪) 
えっちょうなんし (越鳥南枝) 
えっちょうなんしにすくう (越鳥南枝に巣くう) 
えつぱんのおもい (越畔の思い) 
えてにほをあぐ (得手に帆を揚ぐ) 
えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ (江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ) 
えどのかたきをながさきでうつ (江戸の敵を長崎で討つ) 
えにかいたもち (絵に描いた餅) 
えびでたいをつる (蝦で鯛を釣る) 
えぼしおや (烏帽子親) 
えようのもちのかわ (栄耀の餅の皮) 
えらんでかすをつかむ (選んでかすを掴む) 
えんえんちょうだ (蜿蜿長蛇) 
えんおうのちぎり (鴛鴦の契り) 
えんかこしつ (煙霞痼疾) 
えんがんだいひ (燕雁代飛) 
えんがんとうひつ (燕頷投筆) 
えんけいかくぼう (延頸鶴望) 
えんこうがつき (猿猴が月) 
えんこうきんこう (遠交近攻) 
えんごうようちゅう (猿号擁柱) 
えんじとうしょう (掩耳盗鐘) 
えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや (燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや) 
えんじゃくそうが (燕雀相賀) 
えんすいきんか (遠水近火) 
えんすいきんかをすくわず (遠水近火を救わず) 
えんそうこうひ (遠走高飛) 
えんそうばくじょう (燕巣幕上) 
えんちょうこくえ (円頂黒衣) 
えんてつこつずい (怨徹骨髄) 
えんてつのり (塩鉄の利) 
えんてんかつだつ (円転滑脱) 
えんとうきよはすえをまて (縁と浮世は末を待て) 
えんとうのいっかつ (鉛刀一割) 
えんなきしゅじょうはどしがたし (縁なき衆生は度し難し) 
えんねんえきじゅ (延年益寿) 
えんのしたのちからもち (縁の下の力持ち) 
えんのめにはきりがふる (縁の目には霧が降る) 
えんはいなもの (縁は異なもの) 
えんぴぎょやく (鳶飛魚躍) 
えんぼくきゅうぎょ (縁木求魚) 
えんぼくけいちん (円木警枕) 
えんまんぐそく (円満具足) 
えんりょきんゆう (遠慮近憂) 
えんりょなければきんゆうあり (遠慮無ければ近憂有り) 
えんりょひだるしだてさむし (遠慮ひだるし伊達寒し) 

121
おいきにはながさく (老い木に花が咲く) 
おいきはまがらぬ (老い木は曲がらぬ) 
おいたるうまはみちをわすれず (老いたる馬は道を忘れず) 
おいてにほをあぐ (追風に帆を揚ぐ) 
おいてはこにしたがえ (老いては子に従え) 
おいてはますますさかんなるべし (老いてはますます壮んなるべし) 
おいのいってつ (老いの一徹) 
おうこうかっぽ (横行闊歩) 
おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや (王侯将相寧ぞ種あらんや) 
おうこうはどう (横行覇道) 
おうごんぶんかつ (黄金分割) 
おうせいふっこ (王政復古) 
おうせつにいとまあらず (応接に暇あらず) 
おうたこにおしえられてあさせをわたる (負うた子に教えられて浅瀬を渡る) 
おうたこよりだいたこ (負うた子より抱いた子) 
おうどうらくど (王道楽土) 
おうびどもく (横眉怒目) 
おうびょうよやく (応病与薬) 
おうへんとろう (往返徒労) 
おおおとこそうみにちえがまわりかね (大男総身に知恵が回りかね) 
おおかぜがふけばおけやがもうかる (大風が吹けば桶屋が儲かる) 
おおきいやかんはわきがおそい (大きい薬缶は沸きが遅い) 
おおさかのくいだおれ (大阪の食い倒れ) 
おおばんぶるまい (大盤振舞) 
おおめだまをくう (大目玉を食う) 
おおめにみる (大目に見る) 
おかにあがったかっぱ (陸に上がった河童) 
おかめはちもく (岡目八目) 
おかめはちもく (傍目八目) 
おきてはんじょうねていちじょう (起きて半畳寝て一畳) 
おきなものあて (沖な物あて) 
おくうのあい (屋烏の愛) 
おくかにおくをかす (屋下に屋を架す) 
おくじょうおくをかす (屋上屋を架す) 
おくばにきぬをきせる (奥歯に衣を着せる) 
おくびにもださない (おくびにも出さない) 
おごるへいけはひさしからず (驕る平家は久しからず) 
おごるものはこころつねにまずし (奢る者は心嘗に貧し) 
おさきぼうをかつぐ (お先棒を担ぐ) 
おしうるはまなぶのなかば (教うるは学ぶの半ば) 
おそうしもよどはやうしもよど (遅牛も淀早牛も淀) 
おそかりしゆらのすけ (遅かりし由良之助) 
おそれいりやのきしもじん (恐れ入谷の鬼子母神) 
おだわらひょうじょう (小田原評定) 
おちむしゃはすすきのほにもおず (落ち武者は薄の穂にも怖ず) 
おちゃをにごす (お茶を濁す) 
おつればおなじたにがわのみず (落つれば同じ谷川の水) 
おとがいがおちる (頤が落ちる) 
おとがいではえをおう (頤で蠅を追う) 
おとがいをとく (頤を解く) 
おとこごころとあきのそら (男心と秋の空) 
おとこのめにはいとをはれ (男の目には糸を張れ) 
おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり (男は敷居を跨げば七人の敵あり) 
おとこはどきょうおんなはあいきょう (男は度胸女は愛嬌) 
おとこやもめにうじがわきおんなやもめにはながさく (男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く) 
おなじあなのむじな (同じ穴の貉) 
おにがでるかじゃがでるか (鬼が出るか蛇が出るか) 
おににかなぼう (鬼に金棒) 
おにのいぬまにせんたく (鬼の居ぬ間に洗濯) 
おにのかくらん (鬼の霍乱) 
おにのそらねんぶつ (鬼の空念仏) 
おにのめにもなみだ (鬼の目にも涙) 
おにもじゅうはちばんちゃもでばな (鬼も十八番茶も出花) 
おのれのあたまのはえをおえ (己れの頭の蠅を追え) 
おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ (己れの欲せざるところは人に施すなかれ) 
おのをかかげてふちにいる (斧を掲げて淵に入る) 
おはうちからす (尾羽打ち枯らす) 
おはこ (十八番) 
おはちがまわる (お鉢が回る) 
おびにみじかしたすきにながし (帯に短し襷に長し) 
おひゃくどをふむ (お百度を踏む) 
おひれをつける (尾鰭を付ける) 
おぼれるものはわらをもつかむ (溺れる者は藁をも掴む) 
おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで (お前百までわしゃ九十九まで) 
おみきあがらぬかみはない (御神酒上がらぬ神はない) 
おもいうちにあればいろそとにあらわる (思い内にあれば色外に現る) 
おもいたったがきちじつ (思い立ったが吉日) 
おもいなかばにすぐ (思い半ばに過ぐ) 
おもうこといわぬははらふくる (思うこと言わぬは腹ふくる) 
おもうことひとつかなえばまたひとつ (思うこと一つ叶えばまた一つ) 
おもうなかにはかきをせよ (思う仲には垣をせよ) 
おもうにわかれておもわぬにそう (思うに別れて思わぬに添う) 
おもうねんりきいわをもとおす (思う念力岩をも通す) 
おやおもうこころにまさるおやごころ (親思う心に勝る親心) 
おやがおやならこもこ (親が親なら子も子) 
おやこはいっせ (親子は一世) 
おやずれよりともずれ (親擦れより友擦れ) 
おやににぬこはおにっこ (親に似ぬ子は鬼っ子) 
おやのいけんとひやざけはあとできく (親の意見と冷や酒は後で効く) 
おやのいんががこにむくう (親の因果が子に報う) 
おやのおんはこをもってしる (親の恩は子を持って知る) 
おやのこころこしらず (親の心子知らず) 
おやのじゅうしちこはしらぬ (親の十七子は知らぬ) 
おやのすねをかじる (親の臑を齧る) 
おやのななひかり (親の七光り) 
おやのひかりはななひかり (親の光は七光り) 
おやのよくめ (親の欲目) 
おやばかこばか (親馬鹿子馬鹿) 
おやはなくともこはそだつ (親は無くとも子は育つ) 
おやまのたいしょうおれひとり (お山の大将俺一人) 
およぎじょうずはかわでしぬ (泳ぎ上手は川で死ぬ) 
おわりよければすべてよし (終わりよければ全てよし) 
おをふるいぬはたたかれず (尾を振る犬は叩かれず) 
おんいへいこう (恩威並行) 
おんこうとくじつ (温厚篤実) 
おんこちしん (温故知新) 
おんしんふつう (音信不通) 
おんぞうえく (怨憎会苦) 
おんとろうろう (音吐朗朗) 
おんなごころとあきのそら (女心と秋の空) 
おんなさかしゅうしてうしうりそこなう (女賢しゅうして牛売り損なう) 
おんなさんにんあればしんだいがつぶれる (女三人あれば身代が潰れる) 
おんなさんにんよればかしましい (女三人よれば姦しい) 
おんなのめにはすずをはれ (女の目には鈴を張れ) 
おんなはさんがいにいえなし (女は三界に家無し) 
おんなやもめにはながさく (女やもめに花が咲く) 
おんばひがさ (乳母日傘) 
おんりえど (厭離穢土) 
おんりょうきょうけん (温良恭倹) 
おんをあだでかえす (恩を仇で返す) 
おんをもってうらみにほうず (恩を以て怨みに報ず)