シャボン玉雑学ページの「シャボン玉は何でできているのでしょう?」では 「界面活性剤」、「増粘剤」についても解説しています。ご参照下さい。 |
@石鹸水を作る | ご家庭にある固形石鹸を細かく切ってお湯に溶かすか、シャンプーや台所用合成洗剤(例:ファミリーフレッシュ等)を水で薄めます。最初は薄めに作り、ストロー等で実際にシャボン玉を作ってみましょう。薄いうちは小さなシャボン玉しかできず、すぐ割れてしまいます。少しずつ合成洗剤等の量を増やして、20〜25cm位のシャボン玉ができるまで量を調整しましょう。 | |
A添加物を加えてみる。 | 砂 糖 | ここでは、濃度の高い砂糖水(ガムシロップ)を加えてみることにします。そのまま使うとドロドロしていてなかなか溶けません。従って、溶けやすいようにお湯に溶かしてから使用することにしました。 ガムシロップ2ccにお湯18ccを加え10%の砂糖水の水溶液をつくります。@の石鹸水に5ccの砂糖水(10%)を加えてみます。あまり大きな変化は見られません。更に5cc加えてみます。ストローで吹いてみると30cm位のシャボン玉ができました。シャボン玉ののびが良くなったようです。 更に5cc加えてみると、割れにくくシャボン玉の表面に光沢が出てきました。それ以上砂糖水を加えてみたら、かえってシャボン玉になりにくく、のびがなくなってしまいました。 この結果、添加物・砂糖は、10%の水溶液にして加えると非常に効果的です。500ccの石鹸水に対して、15cc程度が適しているようです。 直径10cmの針金の輪で、30〜35cm位のシャボン玉を作ることができました。 |
カタクリコ | 砂糖と同じように、10%水溶液にして実験をした結果、500ccの石鹸水に対して20cc程度が適しているようです。カタクリコを加えると、弾力性が増し、道具から離れやすくなり、シャボン玉を作りやすくなりました。シャボン玉が丸くなろうとする力が強くなったようです。 | |
アルコール | ここでは、お菓子作りなどに使用するラム酒を使用してみます。 スポイトを使用して1滴入れてみます。あまり変化はありません。更に2滴加えて10分放置してみます。アルコールのニオイが少し薄れてきます。 ストローで吹いてみると、今まで以上に七色がはっきりしてきました。 ラム酒(アルコール)は、七色をより美しくする効果があるようですが、ニオイが強いので小さなお子さんには不向きです。七色の美しいシャボン玉を作るには、お茶などの持つカフェインの成分を加えてあげることをお薦めします。 |
その他、添加物によるシャボン玉の変化を下記にまとめてみました。 ご家庭でも、皆さんで色々なものを混ぜて実験してみてはいかがでしょう? ひょっとすると、あなただけのビックリ裏技(!?)を発見してしまうかも! |
添 加 物 | 色・ツヤ | ネバリ | 香 り | そ の 他 |
ふのり | △ | ◎ | △ | |
ハチミツ | ○ | ◎ | ○ | 長持ちする |
油 | ○ | ○ | × | 割れる直前に表面に白い粒が見える |
卵白 | ○ | ◎ | × | 長持ちするが、少し重い |
めかぶとろろ | △ | ○ | ◎ | 独特の強い香り |
香水 | △ | △ | ◎ | |
納豆 | ○ | ◎ | ◎ | 吹くときに糸を引き、重くて下に落ちる |
紅茶 | ○ | △ | ◎ | |
番茶 | ○ | △ | ◎ |