2/29
珍しく朝から何度も目が覚めたが体が動かず短いスパンで寝たり目覚めたりしてたら やっぱり0時すぎていた。
メシを食いながらブレイド。デカレンジャーは毎週録画に設定し忘れていた・・・
先週からの続きで砂浜で戦闘シーン。2話以降、ライダー同士が小競り合うシーンは 何度かあったがカード技出したのは初。カードバトル自体は関心せんが、どーせ使うならこんな風に 通常技としてもっとガンガン使って欲しいところだ。
助け起こしたブレードの胸にギャレンが至近距離から発砲→グエエ〜とふっとぶブレード→OPイントロ
という流れは大爆笑だった。わざとやってんのかな・・・。

動き出した謎の組織につかまる主人公と橘を襲う謎の男。あの謎の男、無駄に高級車 乗ってるのはアギトの真・津上を、宙に浮いてエネルギー弾発射はファイズの社長さ んを思い出させる。
見た目はマトリックスの敵みたいだし、なんかいろいろ混じって るな。
そいや所長が「ライダーシステムに不備はない。装着者の恐怖心を増幅して破 滅のイメージを作ったり、体に影響を与える可能性はある」と
1話以来ひっぱってきた橘さんの体調不良ネタをあっさり終わらせてしまった。
でもそういうのを不備っていうんじゃないのか?


2/28
朝方地震があった気がするが、気にせず寝ていたら0時すぎになっていた。 風邪っぽいので寝込んでいたかったが、駐輪場の登録をせにゃならん。

とりあえずテレビでオープン戦を見る。
黒木はあれでは無理。アグバヤニ太すぎ。フランコも期待できそうにない。 堀様は今年もそれなりにやりそう。イはメイみたいな構え。感想はそれぐらいか。

16時前にコミュニティーセンターへチャリンコの登録へ。
1年間で7万7千円って恐ろしく高い。ほとんどが管理しているシルバー 人材みたいな人たちの給料ならいいが、どーもあの人たちは薄給だと聞くし
一体全体どこにお金が落ちて何に使われてるのか。役所の収支や使途について は確か請求が出来るはずなのだが、誰かやった人はいないのだろうか。
まさか土曜日夜7時までの登録業務を行う公務員どもの時間外手当に消えてる わけではあるまいな。
だいたい休出とはいえ、仮にも市民にサービスを提供する業務だというのに普段着 で出て、エラソーにしてる時点であいつらは何様のつもりなんだ。

その後、図書館で今月の鉄道ジャーナルを端から端まで読む。
図書館なら堂々と座って読めるので楽だ。本屋だと腰が疲れるし、罪悪感もあるし。

お外へ出るのならついでに、ということでやまね家にDVDを返しに行く。
すぐに帰るつもりだったがお邪魔して2時間ほど雑談。発情期になっているというト リは確かに行動が荒くなっていて怖かった。
あとやまね家にUSENの光ファイバーが 来てた。壁についたジャックからLANケーブル取るだけであっという間に接続。 速度も8M近く出ていた。ウチのADSLは8Mなのに1.5ぐらいしか出てない! むきー


2/27

新潟へ行ったついでに、噂の「イタリアン」を購入する。これは新潟市内の「みかづき」という店でのみ販売されているが、この店は ショッピングセンターの軽食コーナーにあるタコ焼きやお好み焼き販売店のノリでイタリアンを売っているのだ。ごく普通なのだ。信じがたい。
当然お持ち帰りにして帰りの新幹線で食す。細めの焼うどんみたいな麺の上にナポリタン風のソースがかけてあってなかなか美味。

2/26
「大奥」のSP版が放送されるそう。ああいう昼メロみたいなノリの時代劇モドキがウケてしまうのだから世の中わからん。
そういえば憎き「冬のソナタ」も似たような感じで、やはり主婦層に人気らしい。


毎年恒例の湯島天神の梅祭へ。今年はうっかり忘れていてずいぶん遅くなってしまった。いつもまだツボミ状態だったのだが、今回は 逆に散りモード。梅は満開状態がどーもわかりづらいが、なかなか良いタイミングの時に行けないものだ。
猿回しは今年も健在だったが着いた時にはちょうど終わるところだった。でも覚えている。去年も見た女性猿回しだ。なんとか猿を撮って 梅を何枚か撮ろうとしたらデジカメの電池残量がピンチ。北陸行ってそのままだったのを忘れていた。
今年は行くの忘れていたことから始まってどーもダメな観梅であった。


2/25
みんなのうたDVDBOXが発売決定。やばい買ってしまいそうだ。
でも12巻3万8千円は高いと思う。NHK死ね。
あんまり古くて知らないのはいらないからバラ売りもしないかなあ。

録画しといたオウムの再現ドラマをぱーっと流し見する。オウム側の登場人物が似すぎてて怖い。
よくもそういう人を探してきたものだ。再現シーンもちゃんと駅使ったりしてよく出 来ている。営団はあの忌まわしい事件の再現によく協力したものだ。
そういえば営団ももうすぐなくなるのだなあ、と感慨深かった。
一方で警察側はなんかかっこつけてるんだかマヌケなんだかわからない。 オウム強制捜査を計画していた特別捜査班はすぐにサリンだと気づいたのに 「自分たちが行ってやられたら」とかかっこいいんだか逃げ腰なのかわからん理由で 出動せず。
いや、それはいいとしても本当にサリンだと気づいたのなら、なんですぐ に言わなかったのか。
結局、鑑識さんたちが命がけでサンプル採取と分析を行ってサリ ンと断定されるが、こいつらが早く言って解毒剤などの対応が早くできれば死者や後 遺症の人は少しなりとも減ったんじゃないのか?
もっといえば、サリン事件数日前にあったガス噴射機事件の時点で対応できなかった のか。これがナワバリとかタテワリとかいうやつなのか。
直後の検察と警察の会談もこんなこと起きた直後なのに悠長すぎるというか、他人事 のような会話で腹立たしかった。しかも「危険だから強制捜査は中止したい」とか警 察が発言している。

製作側は意図的にこうした感想を持たせる演出を行ったのだろうか。 オウムの異常な思考と不気味さをしっかり描いた上で、警察側の対応の不味さも 暗に示したということならなかなかよく出来た再現ドラマだった。
これから他局も似たような番組を放送するようだが、どういう描き方をするか興味深 い。


2/24
外野パスポートのパンフを先週FC入会時に見つけたが 先日すんごに聞いた所によると有料会員のメルマガにも情報が流れていないらしい。 やる気があるのかないのかわからんところだ。
そして数人で1枚購入してそれを人数分カラーコピーすればいいと主張するすんご。 沈黙艦隊にあった「やつはハトじゃない。ヘビの知恵を持っている」というセリフを 思い出した。偉大な発明家と大犯罪者は紙一重だ。

そろろそろオープン戦の季節。関東のゲームは13、14日からか。ちょうど鎌ヶ谷のマリーンズ戦と重なるんだよなあ。 とりあえず半分ずつ行くということにしておく。
開幕戦もまた鎌ヶ谷だ。たぶんマリーンズ戦が一番客入るからという理由で土日に多く設定しているが、いいんだか悪いんだか。
とりあえず屋根をつけて、Dポのアンテナがまともに入るようになればもうちょっと行ってやるよ。いい加減なんとしろ。


2/23
「面白すぎる日記たち―逆説的日本語読本」鴨下 信一
近代以降を中心とした人物の日記を紹介し、さまざま日記の記述パターンや日記から 見えてくる人間性などを読み解く楽しさを紹介した本。
作者がわかりやすいところを抜粋して紹介しているのだが、どれも味わい深くて面白 い。
日記を読む楽しさというのは、やはり日記がひどくプライベートなものだからだろう。 盗み見気分に近いものが味わえる。かと言って日記を書いた人物がまったく人目を 気にせず書いたかと言えばそうではない。
例えば政府要人とか軍人は明らかに日の目を見ることを意識して書いていた包み隠さ ず日々のことや心境を書き記していたようだ。そういう人でなくてもやはり書かない ことはあったようだ。
あえて時事ネタなどを書かないとしていた人も紹介されてい る。すべてを赤裸々に書くというのは意外と勇気のいるものなのだ。
プライベートなものでありながらだいたいある程度は脚色されるのが日記というもの らしい。
そんななかでも徳富蘇峰は養女に手を出そうした過程を詳細に描き、それを読んだ妻 が怒りの感想文を書き込んでいたりする。
映画館での痴漢行為や妻との性交をエロ小説 顔負けの描写で記している人も出てくるし、夢を記述した日記を何十年も書いた変人 も紹介されている。こういうのはかなり面白い。
実際生で読むとなると本人の筆跡丸出しだから相当読むの大変らしいが。刊行に当たって清書する側も大変だったろう。
この本、刊行は2001年だが、blobが流行っている今に再販してみたらけっこう売 れるんじゃなかろうか。

そんなglob、確かに流行っているが、最初から公開を主目的としている点で日記とは 大きく違う。いくつか見ても「ですます」調が非常に多いことからもわかる。 脚色度が日記より遥かに高いわけだ。
また書かれたものはその字の走り具合で急いで書いたとか丁寧に書いたとか 書き直し箇所などから推敲して書かれたのだな、というのがうかかがえるが ワープロ文字では、その人がどういう心境でそれを書いたのかもわからない。
つまり文体や内容でしかその人となりが見えてこない。それはそれで十分面白い とは思うのだが、
やはり昔の人間が紙に書いた日記には味わい深さではとても 敵わないだろう。


2/22
ブレイド5話。
先週、燃えた所長。そりゃ本当に死んだとは思わなかったけど、現れたギャレンが いきなり「トリックだ」とバッサリ。
トリックなのはいいけど、その立体映像とかっ てどういうことなのよ。脳にアクセスできたりすることをあっさり描いたり、ボード が超科学的な技術を持っているということでいいのかな。
牛乳あたりが「ボードはすごい」と発言してくれるだけでいいんだけど、みんな当た り前という反応しちゃってるからなあ。
怪人の毒を受けて瀕死の子供を助けるために解毒剤を入手するというストーリーは ヒーローモノの王道でいい。
「抗体」とか「抗体はどこなんだ」というおかしな表現 はまあご愛嬌かな。人間をバカにしてるような発言をしているカリスが人間の子供助け るために必死になっているというのいい。
一方でブレードとギャレンはなんかじゃれ 合ってるだけという感じ。なぜ倒しちゃダメなのか説明もせずに「どーしてわかって くれないんだ!」というブレードと、「アンテッドを封印すれば俺の体は治る」とな ぜか思っているギャレンはマヌケにしか見えない。
特にギャレンはクールなキャラな のか感情的なキャラなのかいまいちはっきりしない。叫ぶと頭悪そうに映る。
あと変身前でも「ウエィ!」と叫びながら怪人に飛び掛ってるブレードが笑えた。

デカレンジャーは初ロボ。やはりメカがウインウインとドッキングしていく様は最高にかっこいい!
アームでパーツを掴んで自分でくっつけたりするのもなかなか。ソードではなく銃が主力武器というのは面白い。 ロボは最初の頃なら剣でもいいが、強化合体していくとゴテゴテしてアクション的にはほとんど動かずビーム出すだけに陥る。 だったら最初から光線を武器にしておけばその辺の違和感も解消できる、ということか。ビルに隠れて銃撃戦とかも良いのぅ。
ただEDの歌詞に入ってるだけにデカレンジャーの売りのひとつである「ジャッジメントタイム」というのは問題をはらんでいそうだ。 「死刑」という判決の元に敵を必殺技でぶち殺すわけだ。
今までの戦隊は問答無用でブチ殺していたのだから、むしろ人道的じゃないかと も思えるが、なんか放送塔あたりに「子供番組で死刑判決はいかがなものか」みたいな投書が来る予感。


2/21
前日に金券屋で金沢回数券を2枚購入してのかなり突発的な北陸行。鉄道では一番早い乗り継ぎパターンで出発するつもりで東京駅へ来たがえらい人。
みんなスキーかスノボーだ。金払ってまで寒いところへ行く人間の気が知れないおいらにはスキーシーズンというカレンダーがまったく刻み込まれていなかった。
大清水トンネルを抜けると「雪国」ばりの雪の世界かと思ったがごく普通だった。雪はあるが豪雪地帯という雰囲気はない。 「はくたか」で豪雪地帯で名高い十日町などを通るもやはりたいしたことない。
それどころから日本海側に降りてくるにしたがって雪が消え、北陸本線に合流すると ほとんど雪を見なくなった。冬の日本海も完全なナギ。なにもかも予想外の展開に拍子抜け。

車庫にいるだろうから1本早いので米島口へ。予想通り。でも撮りづらい場所に。 結局予定通りの電車が来たあとに取りやすい本線に出てきてしまった。意味なし・・・ しかし同じような考えの人が何人かすでにいて、車庫から出てくるのを待っていた。 そんな中、サラリーマン風の人が電車の横で社員と談笑している。何かの取材だろうか。 この車庫から出てくる運用、越の潟からの電車の後を受ける形で高岡駅まで行くが 下り線で両側の扉を開けて待機して、やってきた電車もこちら側のドアを開けて乗客を移動させてしまった。 新幹線の非常時車両移動方式だ。むちゃくちゃなことをする。驚いた。 車内は一部をのぞいてボックス型。連接ではあるが、座席定員は総ロングの単車とあまり変わらない気がする まあ乗客少ないからこれでいいんだろうけど。 動力関係や台車からしてちがうから走りだすとさすがに乗り心地が従来車とちがう。走行音も静かだしゆれも 少ない。これは伊予鉄のにもあったが、運転席後ろに液晶モニタがあり、次の電停名と整理券ごとの料金が表示される。 料金が細かく設定されてるので、これは相当便利っぽい。運賃回収機も1000円両替機能付きのに。

走っていると隣の車の人や歩いてる人の多くがこっちを見る。今までぼろいのが走ってるだけだったのに 真っ赤で2両連結の路面電車がスイーと走ってるんだからそりゃびっくりするわ。 使用ダイヤが公開されているので、目当てで乗ってくる親子づれもちらほら。町の話題にはなっているようだ。 出来れば起終点往復したかったがタイムテーブルが最悪だったので断念。路面区間のみ乗車 鉄道線入ってからの方がおもしろそうではあったんだが。まあそれでも満喫できた。 高岡駅に入るとおり返しを乗るためにガキんちょ連れが大量に。うーむ、いい感じだ。 昨年の5月と同じく高岡駅のマックで軽く腹ごなしをしてから特急で金沢へ。律儀に特急料金払ってしまっているが この短区間じゃ検札なんてきやしねえ。それにしても乗ったはくたか、前が6両がこの先加賀温泉まで延長運転、 後ろの3両がスイッチバックして和倉温泉へ行くすごい編成。 13時すぎに金沢へ。急いで北鉄浅野川線へ乗り換え。13:08発の急行に乗るためだ。急行といっても 普通を抜くでもなし、ただ何駅か通過するだけ。 こんな短い路線になぜ必要なのかとっても不思議な急行。それでも乗れるなら乗っておこうと 乗車。車内の路線図を見るとほとんど1駅飛ばしといっていい。やっぱり意味不明。 金沢駅は地下だが発車するとすぐに地上へ出てまもなく最初の停車駅。あれ?ちょっとまて、1駅通過したはずなんだが・・・ 注意してたのに全然わからなかった・・・ 残り通過駅は全部確認したけど実に簡素。ちょっと目をはなしていたら見落として当然だ。停車する駅も同様で 交換駅以外はどういう基準で停車、通過の割り振りをしたのか疑問。 終点1つ前の駅を目前に急ブレーキ。なにごとかと思ったら15km/h制限で小さい鉄橋をゆらゆらわたる。 あーなんかやまねさんが以前、すごい速度制限があって笑った、と言ってたがコレかと思った。ちがった。 答えは終点内灘の到着寸前。ドア開く10秒ぐらい前にあった。 5km/h コレか。大爆笑。 内灘駅は周りになーんもない。駅自体もなにか古めかしいとかでもなく、おり返しの列車で帰るほかない。 それもさびしいし、こういうローカル駅で買って駅員を喜ばせようとBトレを購入。ところが駅員のおっさん 「んぁ?はい、千円ね」無駄に往復したとは思わないが、この駅で買ったのは最大の後悔であった。 おり返しの電車は各駅停車。ちょっと停車駅が増えたぐらいでなんのこともない。それより関心は知らない間に 通過した金沢の次駅がどこにあったかだ。金沢2つ手前の急行停車駅を発車。さあどこだ。しかし電車はどんどん 走ってもう地下へのアプローチにまで入った。あれ?と思ったら止まった。もう斜めになってるじゃん!なんじゃこりゃあ なんだかよくわからない鉄道であった。 さて本来なら赤桃乗ることが最大目的で、しかしそれだけに高い金払うのはさすがに馬鹿らしいということで盛り込んだの が、雪景色の兼六園や金沢城を撮影して、寒くなったら温泉を使った銭湯でも入って温まろうというもの。 ところが雪はないわ、ジャンパー着て歩いてると汗かいてくるほど暖かいわ、もくろみはすべて外れた。 こうなると金沢というのは観光するところがない。美観地区みたいなところの町並みを楽しむだけなのだ。 それにしたって冬なら雪がないと絵にもならない。しゃーないので観光周遊バス1回200円で軽く半周。 一応城が雪をかぶってないか無駄な確認をしてから、今度は1回100円のバスで近江町市場へ。 せっかく来たんだし海鮮丼でも食おうということだ

2/20
「旅の終わりは個室寝台車」宮脇俊三
久しぶりの宮脇本。今は亡き山陰線の長距離客車列車、はやたま、浜興線などの 乗車記がそそる。北海道周遊券で漠然と乗りまくっている鉄ヲタ集団の気持ち悪さ 加減もすごい。
当時は当時でいろいろ大変だったのだろうが、まだ鉄道全盛期の 余韻が残る時代にあちこち出かけられたというのは実にうらやましい限り。
カーマニアの同行編集者が次第に鉄ヲタになっていく様も面白かった。

2/19
NHKが春からの海外ドラマラインナップを発表。土曜23は本当に韓国ドラマになり やがった。BS枠としては異例の再放送もしたしDVDも出てるじゃないか。憤然やるか たなし。
BS木曜もまた韓国ドラマ。すっかり韓国ドラマ指定席になってしまった。未完の「騎 馬警官」や「プロビデンス」はどーする気か。「ロストワールド」みたいのをさりげな く最後まで放送したくせに。
ホワイトハウスも視聴率低迷を理由にシーズン3以降の放送は事実上中止ということらしい。嫌なことばかりだ。
福音もあった。BS枠の新番組「名探偵モンク」が面白そうなのと、「24」がフジテレビで全話放送されることだ。

2/18
「ウンコに学べ!」
元々新書だし、さして分量もない本だが、一体タイトルも含めて何回「うんち」「う んこ」と「糞尿」いう単語が出てきたかわからんほどの「うんこ」本。
趣旨としては「うんこから目をそらすな!」というもの。
水洗便所やウオシュレットの普及で確かに出したらサヨウナラという時代になった。 最近では便座から腰を上げると水が流れて一度も自分のモノを見ずに済むトイレまで ある。
こうなってくるとうんこはもう他人事である。どこへ流れて最後はどうなるの か、ということに関心を払わない。誰も彼も「私うんこなんかしませんわ〜」という 顔して歩いてやがる。
一体、下水処理場ではどのように処理し、その結果どうなるのかを知りもしないし、 気にもかけない。
著者は主張する「あなたの糞尿は水道水としてあなたの口に戻ってくる」と。
下水処理場などの見学パンフに必ずある「水の旅」みたいな挿絵には必ずある。 家庭から出た汚水が下水処理場へ行き、海や川へ流され、それが雲となって雨になり 川を流れて取水口から取り込まれる。
水は循環している。飲料水も汚水も同じ水。そこを考えれば、うんこにしても生活廃 水にしても、自分が下水に流したものに少しでも気をかけて良いものだ。しかし実際 そんなことを気にする人はいない。
その一方で糞尿肥料を用いた農作物を忌避し、東南アジアなどのエビ養殖場兼海上レ ストランで海に直接落ちるトイレの下でエビが飼われているのに驚愕する。 糞尿を使ったり食わせたからといって、野菜やエビの体がうんこまみれになるわけで はない。水の循環と一緒なのだ。
しかし多くの人は水はOKなのに野菜やエビにはNGを 出す。おかしな話だと作者は言う。 もちろん水が飲めるんだからうんこを使った野菜やエビも食えるだろ!という意味で はない。
糞尿にしても汚水にしても流せば下水処理場がなんとかしてくれるだろう、という漠 然 とした信頼を持っているが下水処理場は万能ではない。
忌み嫌われる糞尿やらは確実に処理している。むしろ問題は現在の技術では除去しき れない化学物質や殺菌に使う塩素だ。糞尿が多少まじった水を飲んでも死にはしない が、化学物質は体に蓄積するし、塩素が結びついて出来る猛毒の存在が近年騒がれて いる。
汚水に関心を持たずになんでもかんでも下水に流す。下水処理場が処理レベルを引き 上げても汚水もレベルもどんどん上がっていく、いたちごっこだ。塩素の量も増え、 処理水の質は低下し、結果的に水道水はますます不味くなる。おまけに危険だという 話になればミネラルウォーターの消費が増える。地下水とて無限ではない。いつかは 枯れ始め、タダ同然であった水は貴重品となる。そんな道を辿らないとも限らない。
うんこから目をそらす現代の我々の生活はじわじわと自らの首を絞めているというこ とだ。
日本は水に恵まれた気候のため、つい水のありがたさを忘れる。例え不味かろうと蛇 口からの水をそのまま飲める国はそう多くないのだ。
うんこは盛大にせよ!でも水は大切に!

2/17
酔い止め薬を買いにいく。
店の親父にいったら箱でくれた。しかも850円だ。高い。 1回分でいいのだが、と主張するがこれで6個しか入ってないらしい。ひでえ。
もう1種類あると出したものは950円だった。 1回分の飲み薬タイプはないのか・・・どっかで見た覚えがあるんだが。
ともかく屋形船だ。動いてもないのに乗った時点から揺れてやがる。出船して川を下り始めるとあの船独特の三次元の揺れが襲ってくる。もうだめだ。
川や海の視点から見る東京というのも良かったけど地上で普段見てるわけでもないし、暗いからいまいちどこがどこなのかわかりづらいところはあった。 かといって昼間だと川や海の汚さが目立ってこれはこれでダメなんだろうなあ。
あと夜なのにカモメが飛びまくっててびびった。

2/16
10月にあさかぜのサンライズ化が決まったらしい。
未確定だが情報元がウソ情報出 るようなとこじゃないので本当みたいだ。元々285には「サンライズあさかぜ」と 「銀河」の幕が入ってるから登場時からいつかはそうなるのだろうとは思っていたが ずいぶん時間がかかったものだ。
当然最低でも1編成の増備が必要。あれから年も経ったからまったく同じ物を出すっ てことはないだろうが、今まで通り共通運用するならかなりの面で統一しないといけ ない。
本当に10月からならそろそろ公式発表もあるはずだし、とっくに製造もはじ まってないとおかしい。夏前には出てきて「サンライズゆめ」で試用するかも。寝台 車は滅多に新造がないから実に楽しみ。とりあえずソロで聞こえてくる回生ブレーキ の「ブーン」音がなくなってくれるとうれしいかも。
運用は運行時間帯の良い「瀬戸」はそのまま。一方、割を食う形になっていた「出 雲」の発車時間を繰り上げて、出雲市着9時台前半を目指す。
「あさかぜ」は遠く下関まで行くなら「出雲」と、これを期に広島止めになるなら 「瀬戸」と岡山まで併結。これが理想だろう。