♪〜モズが枯木で 鳴いている〜♪ キィー キィー キチキチキチ キチキチキチ 秋 高い空にモズの鳴き声が響き渡ります。 1羽だけで暮らしはじめたモズが 自分の縄張りを 仲間に知らせているのです。 冬 ♪〜モズよ寒いと 泣くがいい〜♪ 鉛色の空から雪が舞う季節になりました。 モズは厳しい冬を 1羽で生きて行かねばなりません。 肉食のモズが群れで暮らすと 獲物が不足し すぐに生きて行けなくなるのです。 そして・・・春 モズの恋の季節がやってきました〜♪ メスは縄張りを離れ オスの縄張りの中に入って行きます。 やがて気に入った縄張りの オスと一緒に暮らし始めます。 オスと暮らし始めたメスは 自分ではほとんど獲物を捕らず オスの運んでくる獲物を じっと待っています。 産卵に備え 栄養と体力をつけておくのです。 モズは普通3〜6個の卵を 一日1個、朝早くに生みます。 卵を温め始めて15日で、 ヒナが孵ります。 誕生してから15日目で、 ヒナ達は巣立ちますが まだ親鳥から食べ物をもらっています。 巣立ちから15日、 ヒナ達は独り立ちして行きました。。。 やがて・・・夏 春から二度の子育てを終えたモズは 卵がよく似ているカッコウの托卵もします。 卵を温め餌を与え、子育てをするのです。 そして・・・カッコウも巣立って行きました、、、 稲が黄色く色づく頃、、、 オスもメスも そして今年生まれた若モズ達も ふたたび・・・ 1羽だけで暮らして行くのです〜♪