「日の当たる所へ」


物陰でおびえる私に

そっと手を差し伸べて

人生の楽しさを 人の喜びを

あなたは私に 教えてくれた

日陰から 日の当たる場所へと導いて

あなたがいなければ

もう1人の私が存在し

日の光を避けて

生きていただろう

物陰からそっと 覗くように

自分の存在を 悟られぬように