<変形性股関節症>
変形性股関節症は関節軟骨の老化や磨耗によって起こる軟骨と骨の進行性の変性疾患で、臼蓋形成不全や先天性股関節脱臼などの既往を持つ中高年の女性に多く見られます。
症状として股関節周囲の痛みや運動制限、歩行障害があります。初期症状では股関節痛は歩行や運動にて増悪し、安静で軽快しますが、進行すると安静時痛や夜間痛も出現するようになります。さらに、脚の長さに左右差が認められるようになり、歩行困難な状態となります。
診断は問診、診察所見とレントゲン検査にて行います。レントゲン検査では、関節の隙間が狭くなったり、骨に棘が生じていたりするなどの所見が認められます。
また、若い方でも臼蓋形成不全(生まれつき股関節が浅い)や先天性股関節脱臼などの既往を持ち、股関節周囲に痛みを呈している場合があります。このような状態をそのままにしておくと、将来変形性股関節症に繋がる恐れがあります。
<鼠径部痛(足の付け根痛み)>
サッカーなどキック動作を多用するスポーツをしている方に多くみられ、症状として鼠径部(付け根)に強い痛みを呈しています。スポーツだけでなく、長時間座ったり、立ち上がった時や、足を大きく広げた時に疼痛を呈する方もいます。また、長期間安静にしても痛みが残るケースが多くみられます。
これらは、原因も様々で治療やコンディショニングも根気よく続ける必要がありリハビリテーションの対象となります。