<変形性肘関節症>
関節の骨折や肘の外傷など、最も多いのは肘の過度の使用により肘関節が変形をきたしてしまい、痛みを発する症状があります。徐々に痛みが現れて特に肘を使用した後に痛みが強まります。治療としては関節を固くしないこと、肘の周りの筋肉を固くしないことが重要です。
<上腕骨外側上顆炎(ゴルフ肘・テニス肘)>
肘の外側、親指側の肘関節の部位に痛みを生じます。肘の外側には手の指を伸ばす筋肉がついていて、症状としては肘の外側についている筋肉の緊張を増強させるような場合に強い痛みを有します。時には手首から指の方まで痛みを発生する場合もあります。よく雑巾を絞る動作などで痛みがでたり、特殊なテストで痛みを誘発できます。筋肉のストレッチが予防に重要です。
<上腕骨内側上顆炎(野球肘)>
肘の内側、小指側の肘関節に痛みを生じます。小指側には手首を曲げる筋肉がついていて、症状としては筋肉の緊張を増強させるような場合に強い痛みを有します。また、野球の投球動作により痛みを有する場合は、投げる時に肘が外側に引っ張られ内側についている靭帯や筋肉にストレスがかかるのが原因です。状態にもよりますが、原因が投球フォームにある場合は、全身状態のチェックをして投球フォームを改善する必要があります。
<その他の肘の痛み>
肘関節が痛くなる原因は様々です。リウマチなどでも痛みを有する場合もあります。また小学生や中学生などは骨がまだ発達途中で運動など(特に投球動作があるもの)を頑張りすぎてしまい、肘の骨が剥離してしまうこともあります。少しでも不安になったら病院での早めの受診をお勧めします。