下腿・足

<シンスプリントと疲労骨折>
 シンスプリントは陸上競技選手によくみられるスポーツ障害で過労によって生じる、向こう脛の痛みです。新人選手が入学してしばらくしてからよく起こすので、陸上競技の五月病ともいわれています。基本的な原因は「練習量の急激な増加」だといわれています。
シンスプリントは、捻挫や骨折のように瞬間的に受傷するケガではなく、時間をかけて徐々に発症するものです。
 疲労骨折は、一度の力ではとても骨折が起こりそうにない程度の力が、繰り返しかかることにより、骨に破たんをきたすもので、ランニングでは向こう脛に最も多く、ほかに足の骨にもおこります。痛みは、徐々にというより、突然やってきます。歩行時痛もありますが、完全にボキッと折れることはまずないので、無理すれば走ることもできます。
これらは、原因も様々で治療やコンディショニングも根気よく続ける必要がありリハビリテーションの対象となります。


<足関節捻挫>
 足首の捻挫は日常よくみられるスポーツ外傷で、サッカー、バレーボール、バスケットボール、バドミントンなどの競技でよくみられます。
また日常生活でも段差で捻って受傷するなど、よくみられる外傷のひとつです。捻挫は"無理がきくケガ"と思われがちですが、不完全な状態でスポーツ活動を再開すると、不安定性、筋力低下などが残存し、捻挫の再発などの後遺症を招くこともあり治療やコンディショニングの必要がありリハビリテーションの対象となります。

<外反母趾>
 外反母趾とは、足の親趾が小趾側に変形し、「くの字」になる状態をいいます。主な原因は、合わない靴です。特に、ハイヒールによって外反母趾を生じる女性が急増しています。進行すると、普通の靴でも違和感を生じ、歩くだけで痛みがでるようになります。さらに外反母趾の多くは、扁平足も伴っています。また足の“縦横のアーチ”がつぶれ横幅の広い開帳足にもなっていることが多く、これも外反母趾の諸症状を生じる要因となっています。
当院においては正しい靴選びや治療、コンディショニングも含めリハビリテーションの対象となります。