2008.1.9

白浜
宝来島

前から白浜方面に行った時、気になっていた。何時も誰か石鯛釣をしている場所
場所の名前も知らず、磯が海に迫り出し見るからに釣れそうな場所だ。
石鯛釣はポイントが解らないと釣れない、それに車の駐車場所が無いと磯に
行けない。何時も勝浦、小湊、鴨川方面で釣をしているので白浜、館山方面は
場所が解らない、白浜渡船で大島や高島に渡った事はあるが、地磯は解らない
本で見ると宝来島と言う、去年1度竿を出した。地元の釣人にポイントを聞いて
投げてみたが、アタリは無かった。館山で仕事が在ったので、ついでに宝来島に
行って見た。前回は左方面に投げたが、今回は正面に投げた。いけすの正面で
1人釣っていた。その釣人の邪魔にならないように投げた。浅くてうつぼが2匹
釣れただっけだった。

2008.5.6 勝浦灯台下 水の中に足を入れるとかなり冷たい、もう5月なのに、こんなに冷たかったかしらと思ったが
先客のスズキのルアー釣師や上物師はもう磯の先端に出ている。昨年も石鯛狙いの一発目は灯台下から始めた。腰まで海水に浸かりながら灯台下本島に向かう。今日は石鯛師はいないみたいだ。本島にはルアー釣が2人と上物師が1人いた。上物師に「左に投げていいですか」と言うと「どうぞ、どうぞ」と言った。本島からハナレの右に向かい1投目を投げた。
潮は薄濁りしている。太陽が雲の陰に入ると寒くなる、「早く雲から出ないかなあ」と思いながら釣っていた。2本竿の右の竿にアタリだ、でも明確な石鯛のアタリでは無い。「春磯は水温が低いので、食い込みが弱い」なんて勝手に想像していたが合わせて上げて見ると、赤目ふぐだった。昼近くになると、雲は無くなり、海の色が青く輝いてきた。なんとも気分がいい。
青く澄んだ海を見ていると釣れそうな気になる。下げ潮から上潮になるまで釣って、12時に納竿した。
2008.6.5 小湊大弁天 そうとう海が荒れていて、磯に入れる場所を探して勝浦方面から車を走らせた。
小湊の磯なら波を被らない場所があるかもしれないと小湊に向かった。
大弁天のドボハナレの向かいの本を見ても名前の無い場所で竿を出した。
ウツボが2匹釣れただけだった。
2008.6.11 守谷笠島 小潮周りの笠島に来た、80深ぐらいある溝をウエットスーツを着て渡った。
いつもの場所に陣取りいつものポイントにな投げた。石鯛のアタリは1度も
無かった。
2008.6.15 守谷笠島 中潮、下げから上げにかけ竿を出すがアタリなし
2008.7.24 鴨川仁右衛門島アマゴイ 渡船新海荘に行く、客は3人海は凪いでいた。二人の客は小島に渡ると言う、
俺は小島に3人は多いので、一人アマゴイに乗る。小島もアマゴイもドン深で、仕掛けを
投げると錘が底に着くまで時間がかかる。足下で15メートルぐらいはありそうだ。
石鯛のアタリは1度も無かった。カワハギを2匹釣った。
2008.7.30 鵜原鳥島 中潮で9:00頃けっこう潮が引くので、今日は地磯に行く予定で家を出た。
えさの冷凍とこぶしを1キロ買った。4200円だった。えさ屋で話を聞くと3日ほど前
勝浦灯台下で4キロの石鯛が出たと言う、灯台下に行くか迷ったが、歩くのは疲れる
ので止めた。でも勝浦方面で釣れたと言うので鵜原か守谷に行くことにした。
本当はは今日は小湊の手前の大沢弁天に行く予定だったのだ。
久々に鵜原の港に寄ってみた。ちょうど東丸が渡船をしていた。鳥島に何年ぶりかで
渡った。海はうねっていて、波しぶきをどーんと頭から被る。昔何回も鳥島には渡った。
仕掛けを入れるたびに根がかりして取られるので錘が足りるか心配だった。
結局何も釣れなかった。

2008.8.1 行川の磯 暇なもので8月はいつでも釣りに行けるが金が無いのと、ガソリンが高いので
そんなには行けない、釣しげで冷トコを500グラム買った。今日は大潮でほぼ0まで
潮が引くので行川の磯に行くことにした。6:00には浜行川港に着いたがまだ磯は
水面に出ていない漁港の角の堤防で潮が引くまで竿を出した。
アタリらしきものは1度も無い。7:00頃まだ磯が見えないのに、1人いけすに向かって
歩いていく、俺は今日はいけすに行きたかったのに先に入られてしまった。
その後2人が別の磯に入って行った。まだ磯は波を被っていたが、俺も磯に出る事にした。
ちょうど磯に向かう途中で他の釣り人と一緒になった。埼玉から来たと言う。
65歳ぐらいのおじさんだ、以前は伊豆方面に行っていたが遠いので最近は千葉に来ている
と言っていた。3日ぐらい前に5キロの石鯛がこの行川で出たと言う。俺はこの場所はまだ2度
ほどしか竿を出していない。おじさんの右側の磯で竿を出した。
下げはまったくアタリ無く上げになってアタリが出てきた。800グラムぐらいの石垣鯛を1匹
釣った。同じ場所ですぐにアタリが有ったが根がかりしてしまった。
潮が上げはじめ、すぐに波が足元を洗い始めた。竿をしまい釣りを止めた。
あんまり暑いのでいけすの磯で泳ぐことにした。いけすにいた釣り人に釣れたか聞くと
上物もぜんぜん釣れないと言う。その人は海外出張で1年ぶりに釣りに来たと言う
潜ってシッタカを取ろうと思ったが漁師が近くで潜っていたので、泳ぐだけで止めた。
車のところに戻って来ると、磯の先端にいた2人ずれも戻ってきた。そのなかの1人は
昨年守谷の笠島で1.5キロぐらいの石鯛を釣った人だった。
俺はいつでもカメラを持っていき釣った人の写真を撮る。その写真が俺の車に有ったので
写真をあげた。
石鯛釣りが好きな人は結構いて、憑かれたように石鯛を追っかける。
そんな人と釣り場で会うのも俺の楽しみだ。
2008.8.16 行川の磯 今日は10:25に19まで潮が引く大潮だ。9:00から11:00までの2時間は磯の
先端で釣りをできる。釣しげでガナズ20ケ買い行川に向かう、磯はうねりが入り
波を被っていた。漁港の角の堤防で3人が磯に出れないので、石鯛の竿を
出していた。磯を見ると幸いイケスには釣り人がいない。
早速仕度をして磯に入った。イケスの右側は波を被っていたので、左の
うねりの来ない所から右側に投げた。水深は無く浅い。
突如、一気に引き込むアタリが来た。何とか根から離し魚の引きに耐えた。
竿を立て、少しずつ巻き取ると、なんと4キロはありそうな鮫だった。
他に石鯛のアタリは無かった。
2008.8.16 守谷笠島 仕掛けを変えた。三叉スクリュウサルカンは値段が高いので、前に買ってあった
二又スクリュウサルカンを何とか使用する方法を考え、家で仕掛けを作った。
丸錘を道糸に通す方法はやっぱり根がかりすると、道糸を切るしかないので、
アッタクに行き安い天秤を買いその先に捨て錘を付ける方法にした。
守谷の笠島は海草が多く浅く、根が入り組んでいて、ポイントがわかり難い。
朝5:30頃笠島に行くと潮はまだ120ぐらいあり、7メートルぐらいの溝を泳いで
渡った。今日こそは鵜原の鳥島に向かって1本と正面に1本仕掛けを投げた。
餌はガナズ胴体を取って尻尾の部分だけ着け輪ゴムで止めたり、1匹丸ごと
着けたり、針を刺す方向を変えたりいろいろとやってみた。1度ぐっと竿が入ったが
それきりだった。渡船で島に渡ると6時間は迎えが来ない。地磯では自分で
帰りたい時に帰れる。今日は暇なので、12時まで釣りをした。
石鯛のアタリは無く6時間釣りに集中するのは、少し飽きたが
仕掛け、餌、海底の様子、潮時、などいろいろ考えると、また釣りに来てしまう。
本当に石鯛釣りは釣れないし、難しい。




2008.9.6 守谷笠島 釣りしげでガナズ(鬼ヤドカリ)を買った。大150円中120円小80円と大きさ別に値段が
違う。中20ケと小10ケの合計30ケを買い、いつものように御宿の公衆便所で大便をして
守谷に向かう。今日は小潮の初日、水深70cmぐらいの溝を渡り笠島に着いた。今、潮は上げている
。海は灰色の空を映し、灰色の海面に白く波の反射が入りどんよりとしていた。海に色は無かった。竿を2本出した。いつものポイントに仕掛けを投入した。小さなアタリは有るが多分
ベラかフグだろう。石鯛らしきアタリがあった、合わせると根がかりしている。しばらく糸を緩め
そのままにしておいたが、魚が出ないので糸を切った。8:30潮が上げいっぱいになった。
下げに入りしばらくするとダイコーの竿にアタリだ。大きくアワセると重い、根から魚を引き離そうと竿を大きく立てると、魚が根から浮いた。巻いて見ると少しずつよせれる。結構な引きである。手前に来て魚はまたぐいぐいと下に潜る。これはあきらかに石物の引きだ。
2キロぐらいはあるかなと思った。水面に顔を出した魚は石垣だった。水面から釣り座まで3メートルぐらいある。場所を移動し一段低い場所に一気に引き抜いた。1キロちょっとぐらいに見えた。針はがっちり口の横に掛かっていた。1キロぐらいの石垣でもそうとうに引く。久々に引きを堪能した。その後小さなアタリも無くなった。釣れた場所はいつもは投げない海草がいっぱいある浅い場所だ。根が入り組んでいるので、投げて、錘が海底に着く速度で深さを知る。餌が海草の上に出て、魚に見えるように捨て錘を長くしていた。やはりこの方法だと思った。3日ほど前に友達から、シガテラ中毒の新聞記事が送られて来た。石垣鯛を食べて中毒になったと言う記事だ。南方の珊瑚礁近辺での魚を食べて発症している。勝浦沖で取れた石垣鯛を食べて発症している例もあるのをインターネットで知った。石垣鯛は美味いし、釣った魚は食べないと魚が成仏できないと思っているので、翌日刺身にして少しだけ食べてみたが
発症しないので2日めの今日は腹いっぱい食べるつもりだ。またあらは味噌汁にしようと思っている。
2008.9.14 守谷犬ケ岬 釣り道具を全部車に積み込んだつもりだったが、茂原の先でウエットスーツとライフジャケット
を積むのを忘れた事に気が付いた。ありゃ、これじゃあ笠島には行けない。しかたなく隣の犬ケ岬で竿を出した。高台では1人石鯛釣りをしている。幸い低い磯には釣師がいないので、まだ波を被っていたが、竿を出した。水中の形状がよく解らないが、1本は左の入り江の入り口に投げた。もう1本は正面に投げた。小さなアタリは有るが、石物のアタリではないみたいだ。
しばらく同じような場所に投げ続けたが、ポイントが違う気がして、ピトンをもっと右に打ち直し
正面の磯の根の間に投げた。おもいっきり投げてもたいして遠投が出来ない。右の1本の竿を上げ、餌のガナズを付け替えて投げると、リールが糸ふけして、狙ったポイントの手前に仕掛けが落ちた。糸ふけを取りながら、「こういう時にアタリが来たらどうしよう、」などと思いながら糸ふけを取っていると、来た、ぐぐっと引く。完全に石物のアタリだ。かなりの引き込みだ。
リールがフリーになっていたので糸を指でぐっと押さえ竿を立てた。そのまま巻き上げずに耐えていた。そしたらバレテしまった。やはりアワセをしなかったので、釣針が魚の口の脇にいかなかった為かも知れない。でもポイントがわかったので次回は頑張ってみようと思った。
潮は上げ3分だった。
2008.9.20 新官の港 浮気をして、石鯛以外の釣をしてしまった。昔はよく夜釣をしたものだ。港の岸壁沿いを、アサリのむき身やゴカイを付けて、短いハリスで探って行くと、カサゴなどが釣れた。それを思い出して台風の去った海に来て見ると、思ったほど、外海は荒れていない。これなら石鯛釣もできたかも知れない。川津の漁港に行ってみた。夫婦ずれが1組サビキでアジを狙っていたが、まだ空は明るく、アジの釣れる夕まずめにはなっていない。風が向かい風で強く、釣りずらい。
イシモチ仕掛けでアオイソメを付けて湾内に投げてみた。小さなアタリは有るが食い込まない。明るい内に場所を決めようと新官の港に行った。港の出口で竿を出した。オキアミやアオイソを付けて浮き釣りをしてみたが、釣れるのはフグばかり。どうも調子がでない。釣は狙いの魚を決め、その魚のみを狙って釣りをしないと、目標がボケる。石鯛は他の魚には、目もくれず、釣れようが釣れ無かろうが、ひたすら竿先を見て、海底の起伏や潮流を想像して釣る。
やはり同じ釣り場に通って、その場所を熟知してポイントを見つけるのが良いようだ。自分の今回の湾内釣は釣り魚が決まっていない為、すぐに結論を出して、竿をしまって帰ってしまった。
2008.9.28 仁右衛門島
タコ
夜中1:30に家を出た。新官で夜釣のカサゴを探ってみようと思っていたが、餌も無いので、鴨川まで行き、アタックは24時間営業なので、イソメを買って、鴨川港に行った。探ってみたが何のアタリも無いので、まだ早いけど、渡船屋、新海荘に行った。渡船する人があまり多いと嫌だけれど、車を停め、見ていると、結構な人数だ。車を停めてしまったので、渡船屋を覗くと
いるわいるわ石鯛師がうじゃうじゃいる。30人ぐらいはいる。ライフジャケットの背中に何々会と書いてある。
うわ、今日は大会か、こんなに人だらけじゃ、他の地磯に行けばよかったなと思ったが、もう遅い。しょうがなく仕度をして船着場に行った。団体が先に希望の島に乗る。まあ俺は何時も
どこでも良いと思っているので、結局最後に他の2人連れとタコに乗った。餌はガナズ(鬼ヤドカリを使いたかったが、無いと言う。会の釣師はどこからか都合して来ている。俺はサザエを3キロ買った。タコにはもう何回乗っただろうか、他の2人連れははじめて乗ったと言う。先に2人連れに竿を出してもらい、俺は右端に一本竿を出した。今日はサビキでアジも狙ってみたいのでアミコマセを入れた仕掛けを石鯛仕掛けの右に投げた。2度ほど投げると、アタリがあり
浮が沈んだ。上げてみると海タナゴが2匹掛かっていた。その後も釣れたのは海タナゴとメジナの小さいのだけだった。石鯛らしきアタリは無く、最後はサザエを5ケも付けて投げたが全然アタリは無かった。やっぱりガナズでないと食い渋りの時は食い込みが無いと思った。
翌日、新海荘のホームページを見ると2キロ以上の石鯛が5枚釣れている。餌はきっとガナズだと思った。今度行くときは餌やでガナズを買って行こう。
2008.11.5

2008石鯛釣行記