パリの空の下の落書き

〜美術館の中と外〜

2004.03.18-21

page 1
1. RER車窓 2. RER沿線,車内より 3. RER沿線,車内より 4. RER沿線,車内より

5. RER沿線,車内より 6. RER沿線,車内より 7. レピュブリック 8. シャンゼリゼの体重自販機

9. レピュブリックの刺青店 10. レピュブリック 11. レピュブリック 12. レピュブリック

13. レピュブリック 14. レピュブリック 15. レピュブリック 16. レピュブリック

17. 地下鉄の階段 18. モンマルトル 19. モンマルトル 20. モンマルトル

21. モンマルトル 22. モンマルトル 23. モンマルトル 24. レピュブリック〜ペール・ラシェーズ間

25. レピュブリック〜ペール・ラシェーズ間 26. レピュブリック〜ペール・ラシェーズ間 27. レピュブリック〜ペール・ラシェーズ間 28. レピュブリック〜ペール・ラシェーズ間

 パリの玄関口、シャルル・ドゴール空港からパリ市内へとRER(高速郊外鉄道)で向かうと、車窓から夥しい数の落書きが目に飛び込んでくる。ほとんど視界を埋め尽くさんばかりと言っても過言ではない。
 その列車の窓からして引っかき傷落書きだらけだ。特にパリ市内の地下鉄の窓はほとんど全部が傷だらけ(これは強度を下げるので感心できない)。車内の床もペンキ落書きだらけだ。ただし車体(内壁・外壁)にはあまり落書きはない。おそらくすぐに消されるのだろう。
 駅も、床や広告の上の落書きが目につくが、壁だけはきれいだ。
 地下鉄の線路のトンネル壁にも落書きがずっと続いている。パリっ子は命懸けで描いているのだろうか。
 市内の地上にももちろんたくさんの落書きがある。とくに商店のシャッターやトラックなどは、落書きのないものを探すのが大変なくらいだ。技術水準が非常に高いと思われるものも多い。’グラフィティ’は現代の主要な芸術のうちの一つとなっているようだ。
次のページへ

top