食べること大好き その7(2001/11/7)
土鍋でご飯
新米が出回る季節になってきましたね。折角の新米だから、美味しく食べましょう。土鍋で焚くご飯の紹介です。
最近の電気炊飯器は、IHなどになって、ガスで焚くご飯に近い美味しいものになってきましたが、やっぱり火力のあるガスで焚くご飯は美味しいです。
その中でも、美味しい新米が手に入ったら、是非試してもらいたいのが土鍋で焚くご飯です。土鍋全体からの遠赤外線の効果で非常に美味しいご飯が炊けます。
ガスで焚くと火加減が難しいと言う人がいますが、下記の方法なら、時間だけを守れば、美味しいご飯が炊けます。
浸す
お米を研いだら、水に浸してください。時間は15分。その後、ザルに上げて水を切ってください。そのままでさらに15分。
米の芯まで水分が浸透するには、30分ほどの時間がかかりますが、水につけっぱなしだと、表面は水分が多すぎる状態になります。
15分間水につけた後、ザルに上げて15分ぐらい置くと、中心も表面も同じくらいの水分が行き渡る状態になります。
焚く
米1合(180cc)に対して、水はその1.2倍が標準です。新米の場合は米の含水率が高いですから、米1合に水200ccくらいがよいでしょう。
土鍋に水と米を入れて火にかけます。まずは強火で7分。始めチョロチョロ中パッパと言いますが、土鍋の場合は、土鍋が暖まるのに、時間がかかるので最初から強火でちょうど良くなります。
中身の量にも左右されますが、だいたい7分で沸騰した状態になります。沸騰したら中火にしてさらに7分。湯気から焦げた匂いがしてきたら、とろ火にして、さらに7分。火を止めて、蓋を開けてご飯をかき混ぜて、余計な水分を逃がしてから、再度蓋をして5分蒸らして出来上がりです。
7分→沸騰→7分→オコゲの匂い→7分とろ火→5分蒸らしの7.7.7.5と覚えて下さい。
ついでに、美味しいご飯のお供に、海苔の佃煮。
海苔10枚、醤油大さじ5、砂糖大さじ3、水カップ2杯を鍋に入れて汁が無くなるまで中火で煮て、火を止める前に蜂蜜大さじ2を加えて混ぜ合わせて出来上がり。