食べること大好き その2
韓国風冷麺の作り方
 前回は堅いことを書きましたが、今回はレシピ。
 ここは、フリーフォーマットでやって行きますので、何がいつ出てくるかお楽しみに

1.はじめに
 この前、盛岡で冷麺の食べてきました。すごく美味しかった。東京に戻って、昔覚えたレシピを引っぱり出してここに書く事にしました。
 時間はかかりますが、それなりの冷麺が楽しめますので、一度お試しください。

2.材料 
 量はあくまで目安ですから、2回目からは自分なりの調整をしてみて下さい。
スープの材料 もとだれ 焼き肉 その他
トリガラ     1羽分
牛すねの挽肉  200g
卵白       1個分
長ネギの葉の部分 10g
生姜       10g
水   5と1/2カップ
 
 
チキンスープストック 大さじ1
醤油         大さじ1
酒      大さじ1と1/2
キムチの漬け汁  カップ1/4



 
もも肉薄切り  100g
にんにく    ひとかけ
長ネギ      10g
煎り胡麻(白) 小さじ1
砂糖      小さじ1
醤油      大さじ1
ショウガ汁   小さじ1
ごま油   大さじ1/2
胡椒        少々
キムチ    120g
梨      1/3個
冷麺(乾物) 300g
 
粉唐辛子     適量
酢        適量
 
 
  
3.スープの作り方
 牛すねのミンチなんて普通は売っていませんから、お肉屋さんで頼んで作ってもらってください。頼めば大抵のお店でやってくれます。
 トリガラは、水でよく洗ってから、熱湯をかけるか、一度茹でてください。その後、ポキポイと折って、小さく千切ります。

 適当な鍋に挽肉を入れ、卵白とよく混ぜます(これによって、アクが取れやすくなります。)。これに水を少しづつ加えながら、さらに混ぜます。
 叩いた生姜とネギ、トリガラを加えて強火にかけ、沸騰するまで静かにかき混ぜ続けます。沸騰したら、弱火にして50分煮る。時間が来たら、布やキッチンタオルで濾します。

 味を見て旨みが薄いようなら、救済処置として、固形スープの素を適量加えます。その後元だれの材料を加えて冷まします。キムチの漬汁はなくてもいいです。

4.焼き肉
長ネギは、みじん切り。ニンニクは絞り器で絞ります。煎り胡麻は包丁で刻みます。他の材料を加えてよく揉み10分ほど漬け込みます。
その後フライパンか、網で焼きます。

5.冷麺
 乾麺の冷麺は、食材を多く置く、高級スーパーなどにあります。日持ちする物ですから、何かの機会に買っておくといいでしょう。

 4リットルほどのお湯を沸騰させ、茹でます。茹で時間は乾麺の能書きの指示に従いましょう。茹で上がったら水でよく洗います。乾麺独特の匂いを取るために、徹底的に洗います。その後水を切っておきます。

6.盛りつけ
 冷麺を皿の中央にまとめて置き、キムチ、薄切りの梨(無ければ、サン富士など甘めのリンゴでも可)、焼き肉を乗せて、周囲からスープを注ぎます。これで出来上がり。

7.終わりに
 牛すねをミンチにすること、トリガラを小さくすることで、短時間で美味しいスープを作ることが出来ます。アクは卵白が吸収してくれますので、材料を煮て、濾すだけで出来る手間いらずです。
 キムチの漬け汁は無くてもいいですが、あると味がグッと良くなります。

 食べるときには、粉唐辛子と酢で味を調整してください。
付録 簡単なキムチの作り方

 本格的なキムチなんて自宅じゃ普通は出来ないのですが、簡単なキムチの作り方を書いておきます。
 事前にこのキムチを作っておけば、漬け汁が使えます。

材料
白菜、大根   各100g
粉唐辛子   小さじ1/2
はちみつ     小さじ1
にんにく、生姜 各1/2片

だし
 水     カップ3/4
 煮干し       6g
 あみ塩辛     10g
 白菜、大根は短冊切りにして、小さじ1の塩を振りかけてちょっと揉み、15分ぐらい置きます。その後、水で洗って、絞っておきます。

 煮干しは、頭としっぽを取り、2つに裂いて中の黒い内臓の部分を取り除く(この前処理をしたものを6gくらいね)。30分くらい水に浸してから、5〜6分煮出す。そこにあみの塩辛を加えてしばらく煮出した後に、濾します。

 だしに、はちみつ、絞ったにんにく、おろし生姜を加えてよく混ぜた後、冷ます。

 冷やしただしに、大根、白菜をいれて軽く揉んだあと、適当な容器にいれて、4,5日で出来上がり。