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マルカンの翌日。午前中に一仕事を済ませてお客さんの車に乗せてもらって盛岡に移動する。その途中、昼食に行ったのがこの店。
お客さんは花巻出身の人で、昨日のマルカンの話をしたら、ここも食べてごらんと言うことで、連れていってもらいました。
路地に入った所にあり、地元の人で無ければ、わからない。この店に行けたのは、幸運だったかもしれない。
創業６５年の、花巻では老舗のラーメン屋らしい。表から見たときには、小さな店かと思ったが、奥が広く、５，６０人は入れそうである。店名を入れた高権麺以外に、ラーメンが８種ほどと炒飯と中華飯がある。平日ではあるが、昼飯時。店は６割くらいの席が埋まっていた。
食べたのはもちろん、お勧めの高権麺である。さて感想。
スープ
マルカンと同様に、野菜などが入ったあんがかかったもので、とろみのないスープは全くなし。スープはトリガラベースで海産物（煮干し等）が入るもの。醤油が基調の味である。
あんには独特香りがある。一部は煮干し。でもそれだけではなくて、何か特徴的な香りがあるのだが、なんだかわからなかった。干し椎茸かな？
醤油の味は、かなり強めだが、溶き卵が入ることでマイルドに仕上がっている。懐かし系の味ではあるが、動物と魚の両方を使ったスープであり、現代でも十分に認められる味である。
麺
マルカンと同じ様な、普通の太さの縮れ麺で白っぽいもの。マルカンよりは腰がありるが、現代の標準よりは柔らかめ。でも、ここのスープにはこの柔らかい麺が合っていると思う。
具
椎茸、筍、白菜、ニラに溶き卵があんに入っている。トリガラと煮干しにこの野菜の甘みが加わることで、あんの味を良くしている。
野菜たっぷりで、体にいいラーメンと言う感じ。
私は、結構気に入りました。普通のラーメンがどんな味かも気になります。次回、花巻に行くことがあったら、試してみます。
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