番外50
焼き肉・冷麺ぴょんぴょん舎駅前店(01/08/17)
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コメント 盛岡に何度か行く機会があって、盛楼閣、食道園の冷麺を食べた。もう一つ、ぴょんぴょん舎が気になっていたのだが、店が駅の近くでなかったので食べられなかった。 また、盛岡に出張があった。出張前に調べてみると、駅前にも店ができたらしい。って、ことで、やっとぴょんぴょん舎の冷麺にありつけた。これで盛岡の冷麺の有名店は制覇か?いや、大同苑が残っている? 駅ターミナルから、県庁などがある繁華街へ向かう道。といっても、駅前からすぐの場所に店はあった。新しいビルの1F〜3Fがぴょんぴょん舎である。 新しいビルの外観も。店内も近代的な装飾である。 店内は、1Fと2Fは、吹き抜けでつながっている。4人掛けの円卓と6人掛けの長方形のテーブルで構成されている1F。2Fがどうなっているかは、見られなかった。 店の中に入って、一瞬どうしようかと思った。一人で食事する雰囲気じゃなかった(^^;。腹の出っ張った中年オヤジが一人で食事するのは、目立ちそうな雰囲気。 でも、よく見るとそう言うオヤジが何人かいる。出張だろうな、私と同じ。ぽっかり時間が空いてしまって、どうせならこう言うお店で食べたいと思う人ではないだろうか。 時間は、開店してすぐの11時過ぎ。飯食ったらさっさと新幹線に乗って東京に帰るのだ。(ウソウソ。ホントはもっと早く帰れるのに、お店が開くまで待っていたのだ) カルビBセット(カルビ、タン、ホルモン)、冷麺、アイスコーヒーを注文して、あとは、ぼーっとしている。 焼き肉が来たときに思った。今日は、あとは帰るだけではないか。アイスコーヒーを生ビールに変更。昼間から、酒飲む不良オヤジに返信。 さて感想です。 まずは、焼き肉セットから。 カルビは醤油だれ、タンはプレーン。ホルモンは味噌だれ。1400円で、ボリュームは値段相応。まともな所と端っこが適度に入ったもので、サービス品だからこんなもんか。ガス式の無煙ロースターを タンはけっこううまかった。カルビは、厚みは均一でなかったので、焼くのが難しかった。ホルモンは普通かな。焼き肉は、あまり意識せずに食べたので、印象が薄い。 次は本題の冷麺です。 スープ 冷麺らしい澄んだスープ。うっすらと茶色がついて、粘性を持つスープは、食べる前から味を期待させる。 牛骨やトリガラがベースのもので、野菜系の味は弱い。食道園が野菜や果物味を大切にしているのなら、ココのスープは動物系の味を主体として切れのあるものに仕上げていると思う。果物などの甘みは弱く、牛骨の甘みが表に立つ。元ダレは醤油が利いている。これもスープの味にすっきりした透明感と切れを作っている。 別辛にして、辛味を入れる前の味でも実力は十分に感じられた。辛味を加えても、スープの味は損なわれない。酸味と辛味がスープのうま味を強調してくれる。いいスープである。 麺 焼き肉と格闘しているうちに、冷麺が届いたので、そのままの状態でしばらくおいておくことになった。 冷麺の麺は伸びるのではなく、固くなると言うことがわかった。固まってくっついてしまう。あわててスープの中に解きほぐした。噛みきれないほどの腰。盛岡冷麺ですね。いいです。 喉こしのツルツル感をたっぷり楽しみました。 具 ゆで卵、別辛のキムチ、チャーシュー(牛肉なんですけど)、キュウリのキムチ、スイカ。 肉は、量が少なくて、ちょっと寂しい。全体があっさりしているのだから、肉でボリューム感を出してもらいたい。オイキムチは、適度な酸味でこれうまい。別辛のキムチは白菜と大根。カクテキは、立方体ではなく銀杏切りあった。 盛岡冷麺は、具が寂しく感じるのは、私だけ? 盛岡に行って、冷麺食って、外れたことがない。どこもレベル高い。その中で、後発のこの店が流行るのは、やっぱりスープの出来がいいからだろう。また行きたいと思う物。 |