番外40
キラメッセ・室戸 遊食鯨の郷(いさのごう)(00/6/8)
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コメント このお店は、国道55号線の道の駅にある。探すのには苦労は無いと思うが、行くのは大変である。高知市内から、車で2時間はかかる。何かの際に室戸に行くことがあるのなら、寄ってみるのがいいだろう。 この道の駅には、鯨館と言う鯨と室戸の関係を語る博物館がある。これに併設されているのが、このレストランである。私がここに来たのは、2回目。 最初の時はどんな店か知らずに、日替わりの定食を食べた。後から話を聞くと、ここはまともな鯨の料理が食べられる所だったらしい。それ以来、もう一度行ってみたいと思っていたが、やっと願いがかなった。 店は、R55と海岸に挟まれた位置にある。コンクリート製ではあるが、土蔵の雰囲気を持つ店構え。自動ドアを入ってレストランのテーブル席の方を見ると、目の前に障害物の全くない海が広がる。広く南側に開けた窓は、空と海だけを映している。 この展望はすばらしい。窓際の席に座って、あの向こうは、アメリカ、などと思いを馳せるのもいいかもしれない。 次に来られる事があるかどうかわからないお店。奮発して、鯨のステーキを食べることにした。 塩胡椒された鯨の肉は、ソテーされて、下にタマネギのスライス、上に大根下ろし、ネギ、ニンニクスライス等が乗る。ソースは和風の甘辛。 鯨のステーキなど、小学校の給食で食べていらい食べたことがなかった。 給食の鯨は、油っぽくて何となく臭い食べ物であったが、どうやらそれば、調理法などの問題であったようだ。ただ、肉は固かった。これは昔と同じ。 魚とは別の味。動物の味であるが、あっさりとした鯨はなかなかいい食べ物である。本当に鯨が絶滅の危機に瀕している我慢するのも仕方ないが、もしそうでないなら、食べ続けて行きたいと思う。 鯨を食ったのは何年ぶりだろう。渋谷にあるくじら屋で食べてから、もう5年くらいたっているのではないだろうか。また食べたくなった。高知市内にも鯨の食べられる店があると言う。今度はそっちを試して見よう。 |