番外38
食事処あさの(00/3/8)
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コメント またも長野出張。帰りに松本で夕食となる。市内の中心部で何か食べようと思っていたのだが、松本に近づいたら、いきなり雪が強く降り出した。ノーマルタイヤの私にはかなり困った状況。混み合う市内は避けて、素早く食べられる物と言うことで、ラーメンとなった。 このお店は、「信州のラーメン178軒」(株式会社ケイシイシイ 電話 026−234−5255 1999/10/25発行)と言う本に載っていたお店。この文庫本サイズの本は、たぶん地域限定で長野、山梨あたりでしか売っていないと思う。通販は出来るそうです。 話が脱線してしまった(^_^;) 食事処となっているが、麺以外はチャーハンのみ。ラーメン専門店と言っていいでしょう。 白い和風の外観、内装も和風です。行ったのは、夕方の6時頃。店主の知り合いと思われる客が2人。私の後から一人。この人も常連さんの様だった。カウンターと座敷で20人は入る店でしたが、閑散としていた。 昼をあっさりもり蕎麦で済ませていたので、チャーシューメンを頼みました。 さて、感想です。 スープ トリガラベースに、トンコツ、昆布などの海産物が入る。野菜も。スープのだしには、いろいろ使っている様であるが、まとまりのない感じがある。澄んだスープで、醤油ベースの元だれは薄目。長野は、味付けの濃い物がおおいのだけど、ここのは、薄味。東京の標準的なものよりずっと薄味だった。化調の量はそんなに多くはない。言い換えればインパクトがない。 表面には鶏の脂が浮く。量は結構多い。 麺 細麺の縮れ麺。かん水の効いた、黄色い物。茹で加減はそれなりだが、食感は良くない。腰が感じられる訳でもないし、もっちり感がある訳でもない。平凡と言うか、物足りない感じ。何か特徴が欲しい。 具 チャーシュー、メンマ、モヤシ、海苔、ナルト、白ネギ。 チャーシューは、バラ肉を丸めて作った物。塩味は強め。豚の臭みはなく、柔らかく仕上げられている。なかなか良かった。メンマは硬い部分があり、臭みもある。モヤシもあまり良くなかった。臭い。ネギは、辛味が強いもの。長野のネギは辛味が強いんですよね。嫌いではないので、それもいいのですが、最後に残ったスープの味を確認するときには、ちょいとじゃまだった。 スープの温度が低かった事が、全体の印象を悪くしているのかもしれない。寒いところに行ったら、アツアツのラーメン食べたいじゃないの。 最近の関東のラーメンに比べるとレベルは低いのかもしれないが、それなりの物だった。東京からわざわざ食べに行く必要はないと思うけど。 |