番外25
ひさじ屋 (99/8/3)
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コメント マンボウプロダクションは、今週がお休みでした。家族で裏磐梯にキャンプに行って来ました。 当然喜多方へ。ラーメン食ってきました。 老麺会に所属するラーメン屋だけでも67軒も市内にラーメン屋がある所。また、トンコツ+海産物+醤油の澄んだスープがベースとなる。私の好きな系統のラーメンなのである。 家族で行ったので、どの店に行くか悩んだ。結局、ジャンボさんの「ラーメン情報交換室」で、相模88赤パジェさんが薦めてくれた、ひさじ屋に行って来ました。 都内で渋滞に巻き込まれ、喜多方には入ったのは午後の2時過ぎ。 お腹が減って死にそうだったのですが、市内はお祭りの様で、交通規制。提灯を持ったお兄さんが私の車をとうせんぼ。東京では見ないタイプの山車が目の前を通り過ぎで行きました。 お店は、通りから入った路地にポツンとあった。去年行った、上海も、こんな路地にあったな。店の向かい側に駐車場がある。お店の構えはいかにも喜多方らしい。古びた感じで、座敷が1つと、テーブル席1つ。後はカウンタ。 カウンターの上に張り出されたメニューには、うどんやそばもある。ちょっときになったが、家族みんなで、チャーシューメンとラーメンを2つづつ頼んだ。 ラーメンが出来上がるのを待っていると、さっき私の車を止めていた、お兄ちゃんが入ってきた。店の奥が休憩所になっている様だ。 さて感想です。 スープ トンコツを沸騰させないで煮込んだ澄んだスープ。臭みのない上品ものです。また、煮干し等の海産物が入っている。煮干し特有の苦味がある。鰹節か鯖節その手の物も入っている様な気がしたのだがはっきりわからなかった。 元だれは、濃い口の醤油がベースの物。醤油の香りがなんとも気持ちいい。 味の方は、トンコツがしっかりした味を出していて、それを海産物が強調してくれます。煮干しの苦味をけっこう強く感じました。これは好みが分かれるところでしょう。私は好き。 元だれの醤油が、さらに口をサッパリさせてくれます。お蕎麦のつゆに近い感じでした。 それにしてもスープが熱い。大汗をかきながら、一気に食べてしまった。 麺 平打ちの縮れ麺。かん水は弱い。味はあっさりしていて、腰はある。スープが熱いので、油断しているとどんどん伸びる。 スープに良く合っている。 具 私はチャーシューメンを食べました。 具は、チャーシュー。メンマ、白ネギのみ。 チャーシューは、バラ肉で、多少ぱさついていたが、肉の味をしっかり出している。メンマは、歯ごたえがあり、味も強め。臭みはない。 シンプルな具ですが、ラーメンとのバランスはいいと思いました。 喜多方は、朝食にでも、ラーメンを食べるという土地。朝の7時、8時から営業と言う店が多数ある。伝え聞いた話だと、ひさじ屋の女将さんも、3食自分の店のラーメンを食べているとか。 和食の基本にあるだし。これを大切にして、しつこくない、毎日でも食べられるラーメン。そんな物を作り上げているような気がする。 バランスがいいのです。 ここのラーメンなら、3食食べても飽きないと思う。そんな感じのラーメンでした。 家族全員、スープまで飲み干しました。もう一軒、梯子出来たかもしれない。 |