番外24
めん処しげたに (99/7/24)
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コメント 松山に住む友人の元へ遊びに行った。高知の「たたきや」と言う店から運んだ、鰹の刺身に、たたき、瀬戸内の近海物の真鯛。美味しい海産物を山ほどご馳走になった。 四国は、海の幸が美味しい。 そんな合間。お昼に行ったのがこのお店。デジカメ持っていなかったので、写真はありません。 麺類が中心のお店だったのですが、友人のお薦めは、タコ。タコの天婦羅と、釜飯を食べてきました。 タコ飯と言うのは、広島あたりが中心なのではないかと思うのですが、釜飯にするのは、この亜流なのかな?西の方の料理には、疎いのでちょっとわかりません。 友人の話だと、松山でも、タコ釜飯と言うのは、ここしか知らないと言っていました。 タコ天は、生のタコを天婦羅にしたもの。 タコのぬめりと、吸盤の中の汚れを取るため、塩でもんだタコを、生のまま天婦羅にしたもの。 想像以上に軟らかかったのは、茹でた物ではなく、生をそのまま揚げるからだそうです。 塩味が効いているので、何も付けないでも十分美味しいです。タコの甘みと香りが口に広がります。また、天つゆにつけると更に美味しい。だしがタコのうま味を強調してくれます。 こりゃ、単純だけど、鮮度の高いタコがあるからの一品。たぶん、鮮度が悪い物だと、グチャッとしてしまうと思います。 2つ目が、今日の本命。タコ釜飯。出来るまで30分ほどかかります。タコ天で一杯と言うのがいいでしょう。 だし、薄口醤油、濃い口醤油、味醂、酒の汁で炊かれた釜飯。具に入るのは、タコのブツ切り、千切りの油揚げに、人参。 お澄ましの代わりに、うどん、あと、壷漬けが付きます。 ご飯がべっとりしているように思えるのは、釜ごとで炊いて、見た目を良くするためにかき混ぜていないため。全体をさっくりかき混ぜて、水蒸気を出してやると、ちょうど良い固さになりました。 揚げは、煮込まれて形を残していないのですが、このグチュグチュ油揚げが、揚げ玉の様で香り良し。 タコも軟らかいです。何らかの前処理をしているのたと思う。生のままぶっ叩いているのかな?たぶん、生のまま炊いたのだと思うのですが、軟らかいのです。 お味の方は、味濃いめ。タコの香りが良く、非常に美味しい。また、釜の周りのお焦げの食感と香りもよし。 いやー。これはお勧めですね。このお値段で、これだけ美味しい物は少ない。 付け合わせのうどんの方は、今一でした。 あと、周りの人が食べている、冷やしうどんが気になったな。錦糸卵山盛りの綺麗な物だった。 場所の説明が全然出来ないのですが、松山に行くことがあったら、一度お試し下さい。 |