番外23

くろいわ (本店)(99/6/17)
ジャンル ラーメン
最寄り駅 JR西鹿児島駅
電話番号 099-222-4808
住所 鹿児島県鹿児島市東千石町9−9
場所の目安 いづろ通りと天文館通りの交差点から、県立博物館方向に、天文館アーケードを進む。2つ目の交差点で左折。天神ぴらもーるを進む。しばらく行った左側。
営業時間 10:30〜21:00
休み 月曜日
予約 不可
駐車場 なし。路駐もむり
お品 ラーメン700円、チャーシューメン800円、ラーメン(みそ)800円、餃子350円他
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コメント

 さてと、まだ鹿児島にいます。天気予報は雨だったけど、何とか雨に降られず、仕事の方は最善のペースで進んだ。

 ラーメンの連食とも思ったのですが、何となく体調がすぐれない。1軒に絞って見ようと言うことで、こむらさきに行ったのですが、なんと定休日。あまり動き回る気力も無かったので、近所のくろいわ本店へ行って来ました。

 時間は夜の8時。お店は9時までの営業。場所は、天文館と言う、鹿児島の中心的な繁華街にありますが、飲み屋やパブの集まっているところからは、ちょっと離れている。ブティックや、雑貨屋の多いところ。夜9時までの営業と言うのもわかる。

 1階カウンタ、2階テーブル、3階座敷と言う構造になっている。一人だったので、1階のカウンターに座る。
 食券制だが、自動販売機ではない。

 カウンターに座ると、すぐにたくわんと水が出てくる。
 やはり、漬け物はデフォルト。客数は5人。食べ終わるまで、入れ替わりで常時そのくらいの人数がいた。
 どんぶりが樹脂製なの。なんか、なさけない。厨房には3つの釜があって、真ん中の釜はスープが沸騰状態になっていた。後の2つは、麺をゆでるためのもの。スープはその釜で作っているものではないようです。出来たスープを濾したものを沸騰状態においてある。

 さて、感想

スープ
 鹿児島ラーメン3軒目。何となく、わかってきた。あっさり系のトンコツ。ここもトンコツベースに鶏ガラが入っている。 
 一口目はまろやかに感じるのですが、化学調味料はかなり入っています。食後のピリピリ感は相当なもの。それなりのまとまりはあるが、化調が強くて、いい感じがしない。スープの混濁は、仏跳麺より濃い。スープの表面には背脂は浮いていませんでした。他の2店の違うところ。
 塩味がつよいが、化調のために舌が麻痺状態にあるので、それほど感じない。


 これも普通の太さのストレートでかん水は少ない。食感も共通のものがある。味はまあまあ。ここは釜の中で麺を泳がせています。湯切りは良くない。


 チャーシュー、万能ネギ、モヤシ、揚げネギ。
 チャーシューは、バラ肉、半分程度が脂身のもの。美味しいです。味付けはほとんどない。脂身から広がる豚の味。パサついた感じもないし、肉の質がいいことがわかる。脂の処理も悪くない。
 モヤシはしっかりと茹でて柔らかいもの。茹で時間が長いせいか、臭みは弱く、これも悪くはない。
 具は、チャーシュー、モヤシ、万能ネギ、揚げネギの順番に盛りつけられていました。もやしの上にふりかけの様にあげネギがかけられていたのですが、スープの中に揚げネギが泳がないとうまみが出ませんよね。モヤシをスープの中に沈めようとしたら、スープがこぼれそうになった^^;

 揚げネギの調理はいいです。焦げた感じはない。疑問が一つ。揚げネギを作った後の油は、どこに行ったのだろう。私はあの香味油が好き。気になるところです。
 総評としては、スープの化調がだめ。具も麺もそれなりだと思うけど、スープがね〜〜〜〜〜〜。

 どこに行っても、チャーシューのレベルが高いのが、薩摩ラーメンの印象。やっぱり世界に誇る黒豚の産地ですね。
 

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