番外20
元祖もも焼丸万本店 (99/5/28)
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コメント また宮崎に出張した。最近、番外編が増えるな〜。 今回は焼鳥 この店はもも焼の元祖と言われる店。 近所の支店の方には行ったことがあるのだが×ニューが少ない。やっと本店に行けたので今回のレポート書きました。 なぜ本店に行かなか,たのか? 場所がわからなかった。今回は歩きながら携帯で店に電話してやっとたどり着けた。 支店の方は、飲屋街のメインの通りに面している。 まさか本店の方が奥まった所にあるとは思っていなかった。 さて、食べたもの。 もちろん焼鳥。ここに来たらまず「もも焼」を頼みましょう。(ちなみに、支店のメューは「もも焼」しかありません) 串に刺さった焼鳥を想像して待っていると、出てくるものに驚かされる。まず出てくるのは、塩のかかった胡瓜のスティック。焼鳥にこんなものが付くのかと思っていると、その後に出てくる焼き鳥がすごい。 ステンレス製の皿に乗ってくるのは、骨付きの鶏モモ1本。短冊状に包丁が入っている。包丁を入れた後、丸ごと炭火で焼いたもの。炭に落ちた脂が焼けて煤となったもが表面に付着していて、見てくれは非常に悪い。脂でギトギトしている。 キュウリのスティックと一緒に出てきた小さなフォークを、短冊の部分にぶっさし、足の部分を押さえて、骨から引きちぎって口に運ぶ事になる。食べ方も汚い。 ところが、これがむちゃくちゃうまいのです。使っている鶏は、日向の地鶏。味付けは塩のみ。骨に近い部分は、完全に火が通っているわけではなく一部レア。皮も付いたまま。 肉の部分は、噛みごたえはあるが、さくっと切れる感じ。奥歯で噛みしめると肉汁が大量に出てくる。皮の部分は、ブロイラーの2倍以上の厚み。アゴが疲れる。でも、噛めば噛むほど味が出てくる。そして、黄色い脂肪の部分がいい。全く臭みがない。抵抗なく食べられる。最後には骨をしゃぶる状態になってしまった。 野蛮といったら失礼になるが、そんな食い物。でも素材の味が主張するいい食べ物です。「美味しい」ではなくて、「うまい」と言う表現があうもの。 もう一つ。もも焼きには、スープがついて来ます。これは、トリガラのスープ。味付けは塩と胡椒のみ。表面には脂の膜が張っています。湯気が出ていないので油断して飲むと火傷します。私の友人は、あまりの熱さに吐き出した。 このスープも、非常にうまい。鶏のうまみを全部引き出したものです。 この後、とりのたたきともつ焼きを頼んだ。たたきは、皮付きのもも肉の皮の部分だけに火をいれたもの、肉の部分は生。ショウガを入れた酢醤油で食べる。これは、さっぱりしてて、鶏の生肉の味を堪能できる。 モツ焼は、たれで焼いてある。ピーマンと長ネギのぶつ切りが同じたれで焼いてついてくる。これは、柔らかく、一番上品だった。 大満足。 前日までに予約すれば、宮崎牛のコースが食べられます。これも食べてみたい。隣のテーブルがこのコースを食べていたのだが、うらやましかった。 やっぱり、地鶏とブロイラーでは雲泥の差。ブロイラーは淡泊なのではなく、味がないと言うことがよくわかる。 さて、ここのメニューのお値段なんですけど。書いていないのでよくわからないのです。もも焼3つ、たたきとモツ焼を1つづつ。生ビール6杯と霧島の焼酎2合。全部で8500円。私は安いと思ったのですが、どんなものなのでしょう。 言っておきますけど、一人じゃないよ。3人で行ったんですからね。 |