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塩尻駅からが、ずいぶん離れた田んぼの中。車以外では、行くことは難しいし、車でもその場所を見つけるのは大変。
失礼だが、古いと言うよりボロい店。駐車場に車を止めても、店がどこだかわからなかった。
１１時半の開店のちょっと前に行った。そんなボロ屋に続々と客が来る。大したもんだ。
特製蕎麦は、予約が必要。１枚２５００円もする。１００％の蕎麦で、一日１０枚の限定。
今回は、普通のもり蕎麦。大盛りで１３００円。
今年の新そば。やっと新そばそのものを味わった感覚。香り良し、味良し。ちょっと緑がかった新そばらしい色。蕎麦の香りも強烈。甘みのある味。
美味しかった。値段も高かったが、自信の現れと、手間賃として認めます。
特徴があるのは、つゆ。色が薄い、関西風のうどんのつゆの様な色。鰹の出しが中心。薄口の醤油と、酒やみりんが少量？
出しの味を中心としている。蕎麦をどっぷりつけても、新そばの香りがちゃんとわかった。
関東人のわたしには、濃い口醤油の香りが欲しかった。
十分認めます。新そばの時期にぶつかったから美味しかったのかも知れないけど。とにかく今シーズン食べた蕎麦の中では一番でした。
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